春の野菜で健康に

アブラナ
4月になって、我が家の食卓の定番野菜は、油菜(菜の花)です。酵素の働きや抗酸化力を高める効果が知られており、ブロッコリーの成分が癌の予防になると言われているように、アブラナ科野菜をジュースや料理などに使って1日100グラム以上食べることはガン再発の予防に効果があるとも言われています。アブラナと同じ仲間(アブラナ科)で野菜として食用されているものに、キャベツ、ブロッコリー、ケール、カリフラワー、芽キャベツ、ダイコン、ハクサイ、カブ、コマツナ、チンゲンサイ、ワサビなどがあります。春はキャベツが美味しい季節です。沢山野菜を食べましょう。

元気・キレイになるキンカン

我が家の小さな庭になっているキンカンです。優れた発汗作用がありますので、かぜのときの発汗を促し、咳やのどの痛みの改善や解消に効果があります。また、キンカンの煎じ液は胃痛や慢性胃炎にも効果があるといわれます。苺と同じぐらいのビタミンCが含まれ、フラボノイドの1種でヘスピリジンが含まれ、ビタミンCなどの吸収を高め血管を丈夫にしてくれます。果物では、カルシウムも多くダイエットに中にも。抗酸化作用のあるβカロチンや食物繊維もたっぷり。
材料:金柑1キロに対し レモンの絞り汁1.5個分 砂糖600g 水800ccヌカか米のとぎ汁適宜 
作り方:金柑は水洗いし 気になる方は竹串を使いヘタを取る包丁で切れ目を入れます。種を取るには 頭からお尻にかけて長い切れ目を4本位入れ竹串を使い種を出します。 ヌカを入れた水か コメのとぎ汁に金柑を入れて下茹でします。煮立って3~4分したら火から外し20分ぐらい水にさらします。ヌカと金柑の苦みを抜きます1個1個丁寧に布巾で拭き水気を取ります。鍋に(ホーローが良いです)金柑と砂糖を入れて軽く混ぜしばらく置いておきます砂糖が溶けかかってきたら分量の水を入れよく混ぜます。火にかけてアクを取りながら約20分弱火で煮含めます。レモンの絞り汁を入れてひと煮立ちしたら火を止めます。このまま常温で一晩放置。翌朝、広口蓋びんにいれシロップごと冷蔵庫で保存します。 
  

春の山菜でアンチエイジング

摘みたてのコゴミ
クサソテツ、コゴミです。水はけのよい、湿った庭の片隅に、渦巻状に丸まった幼葉を収穫。おひたし、サラダ、ゴマ和えなどの和え物、天ぷらなどにして食べれます。ワラビほアク抜きが面倒ですが、ココミは、アクがなく、独特の「ぬめり」があり、調理しやすいのが特徴です。少量でしたら、サラダ感覚で、生で食べられます。
ビタミンやミネラルが豊富でβカロチンは緑黄色野菜並み。若返りのビタミンと云われているビタミンEもたっぷり含まれ、血行を良くし体の隅々に酸素や栄養素を運び老化を防ぐ作用があります。またビタミンCが27mg含まれていますがビタミンCはビタミンEと一緒に摂るとビタミンEの持つ抗酸化作用を高め、皮膚や粘膜を正常に保つ作用があります。

香りの部屋で一日の疲れを取る

sentessence
今日から自分で調合した春にぴったりの香りを芳香拡散。沢山ある芳香器の中でも優れものが、サンテッサンス(精油をそっと温める無音の陶器製電気芳香拡散器)。適度な温度で加熱しているので、香りが長持ちします。自分にとって、心地よい香りの部屋の空気をすうことは、生命には不可欠な働きです。自然な精油には殺菌効果があるため、それを発散させることは、わたしたちが吸っている空気を浄化する単純で有効な方法になります。その芳香は臭覚を刺激し、心地よい気分にさせ、呼吸をゆったりさせます。
四季や気分に合わせて精油を選びましょう。もちろん好みの香りをブレンドしても。
私の4月の香りは、ローズセラニウム、ラベンダー、マジョラム、の三種類のブレンドです。仕事から帰って、部屋に入った瞬間リラックスさせてくれる心地よい香りです。
リラックスさせてくれる芳香
スウィートオレンジ、バニラ、ラベンダー、クレメンティーヌ、マンダリン、ラバンジン、
プチグレン、イランイラン
活力を与える芳香
ジュニパー、ペパーミント、ローズマリー、レモン、クローブ
清浄効果のある芳香
ユーカリ グロブルス、ユーカリ ラディアタ、ニアウリ、ラベンサラ、タイム、パイン、
テルペンティン
蚊よけ
シトロネラ、バジル、ローズゼラニウム

筍の季節

筍のオーブン焼
春の味覚の筍は、我が家で大人気。この時期になると週に1度は筍を食卓が賑わいます。今日は旬の焼筍。筍は、美と健康の食材です。食物繊維がたっぷりの上に満腹感を与え、低カロリーでダイエットにも効果的です。大腸がんや糖尿病、高血圧、動脈硬化を予防する効果もあるのでとてもヘルシー。成分に含まれるカリウムは、塩分の排泄をスムーズに、身体の水分バランスを整えますから、むくみやすい体質の私にはとても助かる食材です。ビタミンやミネラル等、美容に良い成分も含んでいます。
新鮮なたけのこは生でも食べられますが、お店で買ったものは収穫から時間がたっているので、アク抜きが必要です。時間とともにえぐみが強くなり、香りが抜け、固くなってしまうので、早めにアク抜きをしましょう。
筍は外側の皮を2~3枚取り、あとは皮のまま水洗いし汚れを落とします。次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りと唐辛子2本程度を入れ、たけのこが浮かないように落とし蓋をして1時間ほどゆでます。皮にはたけのこを柔らかくしてくれる成分が含まれているので、皮ごとゆでるのがポイント。米ぬかを入れるのは、たけのこのえぐみの成分を取るためで、米ぬかがない時は米のとぎ汁にします。ゆで具合を串で確かめ火を止めてそのまま自然に冷まします。京都、塚原の筍などは、あくがないのが特徴です。

春の野菜を楽しむ

スナップえんどうのシャキシャキ感とグリンピースの豆の甘みをいっしょに味わえるのがスナップえんどう。今年も早い時期に庭で収穫。豆が熟しても、さやが固くならずやわらかいので、さやごとそのまま食べることができるので、軽く塩ゆでをするだけでも十分おいしいです。あっという間に食べてしまう我が家の人気春野菜です。サラダに入れても、炒め物にしてもおいしいです。我が家のレシピは、むき海老と帆立とスナップエンドウをごま油で炒める中華風が大人気。ヘルシーに鳥のささみと卵白で炒めたり、スープに入れても美味しいです。β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなど、栄養のバランスもよいお野菜。さやごと食べることで、食物繊維もしっかりとることができます。ビタミンCは、熱に弱いので、加熱はなるべく短く。ゆですぎず、さやのシャキシャキ感を楽しみます。

春の使者

庭の片隅に顔を出した蕗の薹は、独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。 この苦みの味は、 冬の間にたまった脂肪を流し、味覚を刺激して気分を引き締めてくれるそうです。冬眠から目覚めた熊は最初にフキノトウを食べます。取れ立ての蕗の薹で、今夜は天麩羅。※蕗の薹の天麩羅の作り方:蕗の薹の花を衣をつけてゆっくり油にくぐらせます。天麩羅は低めの温度で、揚げているうちにツボミが開くと苦味がうすくなります。揚げたてをお塩をふって頂きます。※蕗の薹味噌:フキノトウ5個を熱湯で1分ほどゆでてから水にさらし、みじん切りにして水気を絞ります。 味噌大さじ2、ミリン大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜて鍋で加熱し、 冷ましてからみじん切りにしたフキノトウを3個分をすり鉢ですって2個分のみじん切りと混ぜ合わせます。他にも 煮浸し、油いためなどにも良いです。春の芽吹きを感じるこの苦さを楽しみ、今夜は熱燗かなあ。

農園感覚のレストラン Daichi&Keats


東京駅にほど近い、新丸ビルの裏手にある丸の内永楽ビルのビルの地下に新しいフードエリアiiyoが近久オープンします。旧知の友人である、大地を守る会の藤田氏が、ここに新しくレストランをオープンするというので,今日はそのお披露目に行ってきました。

氏は、今ほど環境問題がクローズUPされる前から、無農薬の野菜を供給しています。その有機野菜のパイオニアである大地と祐天寺の雑穀ライフスタイルカフェ&レストランKeatsがコラボレーションして、新ブランドDaichi&Keats 農園感覚のレストランをオープンします。

農園を訪れると、たっぷりの旬の野菜であたたかなおもてなしをしてくれるように、このレストランもスタッフの優しい笑顔と、おいしい有機野菜で、癒されそうです。丸の内の農園的空気のレストランで、きれいと元気を!

料理は、オーガニックなお野菜&雑穀フード。ワインもオーガニック。
オープンは、3月2日です。

東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディングB1F

パリのバラショップ au nom de la rose

今日は打ち合わせで、Victor Hugoへ。時間があったので、大通りに面した小さい薔薇の店へ手土産を買いに。このショップの名前は、小説から取ったのか、ウンベルト・エーコによる小説『薔薇の名前』と似ている。確か『薔薇の名前』(Le Nom de la Rose)は、1986年に製作されたフランス、イタリア、西ドイツ合作映画にもなった。ショーンコネリー主演、ジャン=ジャック・アノー監督の映画作品で知られている。そんな洒落た名前のショップには、花以外にも、香水、お菓子、雑貨など所狭しと並べられていた。早速お土産に買い求めました。

紫式部

友人の家の庭に今年も紫式部が咲き乱れた。早速観賞に。いつの間にか高さ3mに成長していたが、今年もきれいな色を付けていました。名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。スウェーデンの植物学者のカール・ツンベルクが学名を命名したそうです。