京の土

京の土

京都、亀末廣の大好物のお菓子です。年末に京都に行った時に買って、保存していたので、楽しみに頂きました。『京の土』という四角形の麩焼き煎餅です。麩焼き煎餅は一口、パリッと口に含むと、甘い香りとともにフワッ、シュワと溶けるようにして口の中に広がります。表面に塗られている和三盆の糖蜜の甘さが上品です。中に入っている紙にはこう書いてあります。しみじみと言う味は、ひとつの菓子を手にとって其のもののいろ、つや、そして、面白く割った形への創造、口に入れたら舌さわりお忙しい日々をホンの一ときの静けさを楽しみ味わうお相手です。ほんとのお菓子のあり方はそういうものかも知れませぬ。
店/亀末廣 京都府京都市中京区姉小路車屋町東入ル車屋町251 TEL: 075-221-5110

二条駿河屋

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松露が有名なお店です。昔からこのお店のお取り寄せは、季節感があり、楽しみでした。いかにも京都らしいお菓子ですが、上品なお味は、後を引いてしまいます。松露は丹波の大納言小豆を一粒選りにして作っているそうです。なんとも言えない甘さがほっこりします。

二条駿河屋 (ニジョウスルガヤ)
TEL 075-231-4633
京都府京都市中京区二条通新町東入ル大恩寺町241-1

営業時間 9:00~19:00
定休日 日、祝

京のかおり 京都・紫野クッキー

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京都から新しい味覚です。京都らしい和をテーマにした 京都・紫野クッキー 京のかおり です。斬新な京都の味覚をクッキーにしたものです。ぎっしり詰め込まれた焼き菓子からしっかり、和の香り。大徳寺納豆や、万願寺唐辛子、京料理に欠かせない白味噌。伏見の酒粕、抹茶、様々な地産地消の京の素材と洋菓子の意外な組み合わせですが、お取り寄せの逸品です。

京都フクナガ楽天市場店

天ぷら 松

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京都と言えば、天ぷら松。この時期は夏の最後の食材と、走りの秋の味覚が頂ける季節。ここは、天ぷらのお店というよりも、季節の創作料理の店。魯山人の器で、魯山人の料理の哲学の一つ「食材の持ち味を生かす」が感じられるような、旬の素材にさりげなく手を加える程度の飽きないお料理が楽しめます。フランス料理のピエールガニエール氏も京都に来ると通う。そんな食のプロが通う店。今回は某イタリアンのシェフとご一緒させて頂きました。
「天ぷら 松」
京都市右京区梅津大縄場町21-26
075-881-9190

スターシェフ2人のコラボ

モモ杉本2人

昔から大好きな天才シェフとも言える山田宏巳さんのイタリアンは、いつも美味しくて、絶対に外さない。そして、その山田シェフからの紹介で通うようになった新橋のRestaurant LaFinSの杉本敬三シェフのフレンチも飽きることがない。そんなシェフ2人がサンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都でコラボをするとい言うので、早速、新幹線で向かうことに。大好きなレストランのお料理が同時に食べられるなんて、本当に贅沢。銀座のヒロソフィは小さなお店なので、予約が取りにくい。そして、杉本シェフと言えば、R35優勝ですっかり予約がとれないレストランとなってしまいました。この夏、初めての休みを京都で奇跡のコラボレーションを楽しみました。

時代を感じるお菓子

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村上開新堂といえば、明治時代から続く、日本の洋菓子の草分けです。東京だけでなく、京都にもあります。
支店ではありませんが、御親戚で、東京の創業者、村上光保の甥御さんが京都で始められたのだとか。左の缶が京都のクッキーです。お店も老舗の名にふさわしい、歴史を感じさせる洋風建築、雰囲気があります。
お味はシンプルで、バターやミルクの香りは最小限におさえ、香ばしい。
シトロエンクリームサンドやチョコレートクリームサンドなど挟み物のあるクッキーは、しっかりとしたお味が嬉しい。
飽きの来ない上品な味です。
右の東京のクッキーは、サクッとしたしっかりした歯ごたえ、噛めば噛むほどにお味が出て、スパイシーなところは、とても明治初年に作ったクッキーだとは思えないモダンで上品な甘さです。クッキー生地の状態を確認しながら、型で一つ一つ抜き、焼き上げているからこそのお味。共に隙間なく缶に詰めて包装し、開けたとたんに、どこか懐かしい感じがするのは京都も東京も同じです。

村上開新堂 京都
京都府 京都市中京区 寺町通二条上る東側
最寄り駅
地下鉄「京都市役所」から徒歩7分

村上開新堂 東京
東京都千代田区一番町27
最寄り駅
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅(4番出口)徒歩2分

京都の楽しみ

一皿目の帆立と蛍烏賊
末友は八坂通りに面しています

京都の旅の楽しみは何と言っても食。今回は「祇園 末友」へ。「祇園 丸山」にいらして、その後、「祇園 花霞」の初代料理長をされた末友久史氏が開いた店なので、楽しみに。名料亭で腕を磨いた末友久史が、自身の名を店の冠とし2009年にオープン。名店ひしめく祇園界隈で、日本の建築美にこだわり自ら設計した店舗で、京都を感じることのできる料理を供しています。斬新でもある演出の中に季節を感じさせる料理の数々。京都・祇園で、若さが感じられる料理をとても贅沢に頂きました。
「祇園末友」 ぎおんすえとも
京都市東山区大和大路四条下ル4丁目小松町151-73 建仁寺の南門前
電話 075-496-8799  水曜昼夜と木曜の昼休み

ジャッジョーロ 祇園

ハーブの京野菜を使ったサラダ
トリフとさつま芋の甘さがたまらない一品
祇園切り通しの角
「ジャッジョーロ祇園」は、東京銀座のジャッジョーロ銀座の姉妹店として、京都祇園の切通しにオープンした友人のレストラン。こじんまりととした空間がとても落ち着き、静かに楽しくお料理を味わえる。京料理の精神を生かした、新しいフレンチ。また、ハーブを取り入れ、食材に含まれる栄養を最大限にいかしたメニューです。伝統ある京の町屋をリノベーションした大人テイストの空間で、シェフの藤岡さんが作る京の地野菜をふんだんに使った料理をいただく、格別の時間でした京都市東山区祇園末吉町切り通し角 電話075(533)7716
サンタ・マリア・ノヴェラ祇園の2階