福寿草

 明けましておめでとうございます。新年にとても縁起が良く、大好きな花が福寿草です。寒さが厳しい中、太陽の光を浴びて黄金色に輝く花を見ると、気持ちまでが明るくなります。お正月用の寄せ植えとして古くから親しまれている為、お正月頃に花を咲かせる植物と思われがちですが、外の自然環境下では2月中~4月頃に花を咲かせます(写真は去年、撮影したものです)。福寿草は一般的に黄色ですが、我が家の福寿草には、白やオレンジ色の花を咲かせる物もあります。江戸時代から品種改良が行われた古典園芸植物で、花色以外にも八重咲き、菊咲き、三段咲きといったような花型の異なる品種も作出されています。
 2014年、皆様はどのような新年をお迎えでしょうか。どうぞ、素晴らしい輝く1年をお過ごしくださいませ。

「スルタン・カブース・ローズ」

オマーン大使館の中に素晴らしいバラの花が咲いていました。
大使にお伺いしたら、「スルタン・カブース・ローズ」(フロリバンダ系,ローザメティシア)という薔薇だそうです。1990年、アルゼンチンを拠点とする世界バラ会連合により、オマーン国民に進歩と安寧をもたらした功績を讃えて、カブース国王陛下の名を採って命名されたそうです。
同年4月、大阪の世界花博覧会で正式にお披露目されたスルタン・カブース・ローズは、その深紅の色とほのかな香りと、寒冷温暖どちらの気候にも元気に育つバラとして、愛好家の注目を集めました。美しさ、情熱、勇気と力強さのみならず、尊敬と感謝の気持ちをも象徴するバラです。
日本とオマーンは1972年5月7日に国交樹立し、昨年は40周年を迎えました。

美と健康に椎茸

庭の片隅に、椎茸が出ていました。少し大きくなりすぎてしまいましたが、今日は暖かな午後、椎茸がり(笑)をしました。アレルギー体質の私ですから、この時期の喘息予防に椎茸を沢山摂ることに事にしています。椎茸は、甲状線炎、関節リウマチ、内分泌系の諸疾患にも効果があると言われています。椎茸菌糸体の免疫賦活作用は、これらの症状に対して直接胸腺に働きかけ、免疫力を高め、風邪、インフルエンザの予防にも良いとされています。
椎茸は血行を良くし、新陳代謝をさかんにするのでカゼを早く治してくれます。さらに、その他にも椎茸の胞子の中に入っているウイルスが、自然と坑体がつくられ、風邪・インフルエンザのウイルスに負けない身体となります。我が家では、干し椎茸を良く使います。風邪をひいた時には、干し椎茸と生姜のスープを薬代わりにたっぷりと頂きます。
椎茸に含まれているビタミンB群の効果が美肌力に効果が抜群です。そして、ビタミンB1は整腸を促して便秘を治し、血液循環をよくして肌をきれいにします。また、ナイアシンという成分が肌荒れを防ぎ、かぶれやすい体質のにもよく効きます。私は、いつもビタミンB12が少ないと言われているので、お肉よりも椎茸の成分で、ビタミンB12の補給を心掛けています。

ビタミン補給は夏のトマトで

我が家の家庭菜園で採れる、大好物のトマトで、毎日のビタミン補給。「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれているほど、トマトにはさまざまな効能があります。ビタミンA、Cが豊富なほか、ビタミンH、Pといったビタミン類を多く含んでいるので、どんなサプリメントより効果的。ビタミンH、Pはあまり聞き慣れないビタミンですが、お互いの相乗効果を発揮し、細胞と細胞をつなぐコラーゲンを作ったり血管を丈夫にしたりと、重要な役割を果たしてくれています。ビタミンAが多いので胃の粘膜の保護にも良いとされています。
その中でも高血圧の予防と治療にトマトなど、野菜に多く含まれるカリウムがあげられます。体内のナトリウムを排泄してくれるので、血圧を下げる効果があります。トマトにはルチンやリコピンが含まれていています。ルチンという物質は血圧を下げる作用がるので、高血圧の方にオススメです。又、リコピンは老化の原因と言われている活性酸素を退治してくれる物質で、熱にも強く、ジュースやソースにすると体内への吸収がアップします。リコピンはカロリーの吸収を抑える効能も持っていますので、ダイエットには欠かせません。トマトは低エネルギーで、生で丸ごと1個たべても約40キロカロリー。血液の流れをよくし、脂肪の消化も助けてくれます。

茶碗蓮

ハスの花が咲きました。我が家にあるのは、茶碗蓮と呼ばれる小型の種類です。メダカを飼っている小さな瓶ですが、こんなに綺麗に咲きました。たしか、碧翠蓮(へきすいれん)と呼ばれ、白の花弁先に、ほんのりと紅がのる品種です。また、花弁元にはわずかに黄色が入ります。開花初期は、かなり紅が濃いのですが、日を追うごとに花色が大きく変化します。見ているだけで涼しくなる、夏の風物詩です。

情熱の花ブーゲンビリア

夏に鮮やかなブーゲンビリアが庭先に咲きました。この花の名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来するそうです。花の色は赤、白、ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄などがあります。しかし、実際の花は、いわゆる花の中央部に小さな白い花が咲きます。この写真で、ピンクに色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉だそうです。白い花が咲くのが、楽しみです。仕事に追われてヴァカンスが取れませんが、気分だけは南国に。さあ、今日も1日頑張ろう。
※そういえば、7月25日生まれの方のお花はブーゲンビリアだとお花やさんに聞きました。

ブラックベリーでお肌回復

ラズベリーの収穫が終わり、夫が植えてくれた庭先のブラックベリーを収穫しました。初夏に楽しめる為、フランスでは、ミュールと言って、木苺(キイチゴ)の仲間として大変ポピュラーなフルーツです。少し酸味がありますので、フルーツのタルトを焼いたり、ジャムにしたりすると、とても美味しいです。ラズベリー同様、優れた美容効能があります。主成分のビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートしてくれるため、肌を美しく保つためには必要な成分と言われています。又、エラグ酸も抗酸化作用が強く活性酸素の除去に役立ちます。化粧品への使用を認可されている物質で、お肌にシミを作るメラニン色素を作る酵素を抑制する働きがあり、美白効果があります。エラグ酸は、美と健康の両方に効果のある栄養成分です。
また、ブラックベリーのアントシアニンはブルーベリーよりも豊富で、免疫を高める作用があると考えられていることから、感染症をはじめとする風邪などの予防に役立ちます。更に抗酸化物質であることから、視力回復で、目の健康に良いとされ、癌の抑制にも期待されている成分です。

ラズベリー美容

この季節、我が家のラズベリーは調度、食べごろ。ラズベリーはキイチゴの一種でバラ科の植物です。枝に棘があるせいか、あまり小鳥は食べないようです。家庭でも良く出来るので、ガーデニングの果樹としても人気があります。果実には、お肌に良いビタミンCや鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などの沢山のミネラル類や、メラニン色素の生成を抑え、発がん性効果の高いエラグ酸、疲労回復効果のクエン酸、目に効果があるアントシアニン、ルティン、さらに抗酸化作用の高いポリフェノールも豊富に含まれています。その他、アレルゲンに対する反応を穏やかにしてくれので、ドイツでは抗ヒスタミン剤として医薬品に認定されているケルセチンなども含まれます。豊富に含まれるラズベリーケトンの成分はダイエットに良く、中性脂肪の上昇が抑えられ、脂肪燃焼効果があります。トウガラシに含まれている「カプサイシン」と非常によく似た構造をしていますが、カプサイシンの3倍以上の効果とも言われています。美と健康の源に今日もっせっせと、ラズベリーピッキング。

クチナシ

まだ咲いていないと思っていた庭のクチナシが一輪だけ咲いていました。台風にもめげず、風にゆられていました。一重咲きでも、八重の品種同様、花は優雅で素晴らしい。残念ながら、実がなるのは、一重のタイプだけです。一重は、野性味の中にエレガントな風情を漂わせています。
香は、どちらも存在感があって、癒されます。

Gardenia(ガーデニア)

梔子(クチナシ)は、私の大好きな香りです。庭の一重咲はまだ早いので、花屋さんで、八重咲の鉢植を買ってきました。毎日、花を眺め、夜寝る時には寝室の片すみのテーブルに置いて休みます。早春のジンチョウゲ(沈丁花)と初夏のクチナシ(梔)、それに秋のキンモクセイ(金木犀)が私にとっての心地よい夜の眠りを誘う香りなのです。梔子は一重咲きと八重咲きがあり 一重咲きがアメリカに渡り改良され、八重咲きになりガーデニアと呼ばれてウエディングブーケに良く使われています。我が家の庭の梔子は、一重咲きなので、実がなります。実は黄色の色素を持つので年末の栗キントンなどの色付けに使っています。
中国では、気持ちを落ち着かせる薬効とされているそうです。花言葉は、幸福物 優雅幸福者・夢中・優雅・清浄・清潔・楽しい日々だそうです。今年のバレンタインデーに主人がプレゼントしてくれたJARの香水も、ガーデニアでした。