江戸の文化押絵羽子板

今年、厄除けで、義理姉から頂いた押絵の羽子板が、お正月気分を盛り上げます。美しい顔に、正絹の着物を着飾った美しい羽子板です。綿を布でくるんで、さまざまに立体的な絵柄を仕上げげるこの「押絵」が羽子板に取り入れられたのは江戸時代の初めごろだそうです。江戸時代後期の文化文政期(1804~1829)になると歌舞伎役者の舞台姿を写した羽子板が登場、江戸の人々の人気を博しました。江戸庶民文化が創り出した工芸品である押絵羽子板は、歌舞伎の発展とともに発達し、その伝統的な技法は今日も受け継がれ、現在の押絵羽子板師たちが伝統工芸品「押絵羽子板」製品を作りだしているそうです。
たかさごやの押絵羽子板です。

お正月飾り

明けましておめでとうございます。今日はお正月飾りで、ブログも少々お正月気分。
お正月になると飾るのが、羽子板です。子供の頃、お正月と言えば羽根つきをして遊んでいました。
羽子板は、羽根突きの道具として用いられたのですが、実は昔から魔除けとしてお正月に女性にあげる習慣があったそうです。厄除けに、と言うのがとても素敵な風習ですね。我が家はお正月飾りにしめ飾りや鏡餅でけではなく、必ず羽子板を飾ります。クリスマスが終わり、年末の大掃除を済ませるとさっそく出番。12月26日~30日までに飾ります、ただし29日の9は「苦」に通じ、縁起が悪いとされているので、この日に飾るのは避けるとされています。大晦日31日に飾ることは「一夜飾り」といわれており、新年においでいただく年神様に対し、礼に欠ける行為とされています。30日までに飾り終えるのですが、どこの家でも、きっとなんだか慌ただしい模様替なことでしょう。
今年はどんな年になるのでしょうか。皆様希望に満ちた素晴らしい2013年になりますように。今年も楽しい話題のブログにして行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

レストランのインテリア

レストランレヴェランスのクリエイト・ディレクター亀山さんと、テキスタイルデザイナーの主人がコラボしたシェードです。亀山さんは、パリと東京のピエールガニェールを経て独立されました。全てに、こだわりのエッセンスが詰まったお店です。2月から制作の打ち合わせを始め、サンプルを作り、何度も試作を重ね、ようやく、昨日、取り付けにいたったそうです。以前ニューヨークのMOMAに出したゆらぎというテーマの布の第2弾で、緯のボーダーに特徴があります。是非、皆様レヴェランスへ行かれた時にはご覧になって下さい。

東京都港区南麻布4-12-4 · http://www.rest-reverence.jp

プロヴァンスのテキスタイル

サンプルが出来上がってから、3週間目の今日プロヴァンスのテキスタイルが出来上がりました。(下の部分が表です)イメージとしては、ニースやカンヌではないマルセイユのイメージにしたつもりですが、これから、フットスローやクッションにしますので、完成品の実物は、ホテル日航東京SPA然TOKYOでご披露したいと思います。どんな物になったのか、ブログでご紹介します。
この夏、スパではラベンダーの夏の素肌ケアーを致します。プロヴァンスにちなんだトリートメントメニューをお楽しみ下さい。
広大なプロヴァンス地方に広がるラベンダー畑を連想し、 リラックス効果が期待できるラベンダーオイルをふんだんに使用したボディトリートメントです。
このスペシャルトリートメントをお受け頂いた方、30名様にラベンダーのとっておきのサシェ、と香り付きのポーチを差し上げます。
2003-5500-5520 (7:00~22:00) 12年7月20日(金)~8月31日(金)プログラムは10:00~ご予約は8時半まで。
料金は、お一人様 20,000円 ※消費税・サービス料込

プロヴァンスの用意

目下、製織中
ホテル日航東京では、レストランに仏マルセイユの一つ星レストランのシェフ、リヨネル・レヴィ氏が今月20日より来日。レヴィ氏プロデュースのコースやブイヤベースとプロヴァンスワインのハーモニーを海を望むテラス席などでお愉しみ頂けます。
それに伴って、SPA然TOKYOでも、プロヴァンスのヴァカンスを味わって頂けるように準備をしています。トリートメントルームの一部屋をコーディネートするために、大人可愛いプロヴァンスをイメージした布をデザインしました。この夏、お台場でプロヴァンスを楽しんで頂けるように、インテリアを変えてみようと準備中です。プロヴァンスのトリートメントを受けて頂いた方には、先着30名様にラベンダーのサシェと、夏の寝苦しい夜に楽しんで頂ける素敵なオーガニックアロマエッセンスやヴァカンスへ持って行って頂ける、小さなポーチを制作中。これは、オリジナルのテキスタイルを私がデザインして、テキスタイルエンジニアと一緒にこの連休に準備をしています。皆様お楽しみに。

横濱増田窯のANTSHOP


和でも洋でもないヨコハマの焼き物、横濱増田窯。
そのセカンドブランドが「ANTSHOP」。新しいテーブルウェアを創造し、“新しい食生活・THE NEW WAY OF DINING” を提案するオリジナルショップです。
見ているだけで元気が出そうな独創的なデザインが多いのが特徴です
写真のMEETEER(メテル)シリーズ。
明るい色合いと、ピカピカのゴールドが運気を上げてくれそうです。
私もおもわず買ってしまいました。

ANTSHOP (アントショップ)
〒231-0861 横浜市中区元町1-73-17
Business Hrs : 11:00〜19:00
月・火曜日定休 (祝日の場合は営業)
Tel/Fax 045-663-2210

私の好きなインテリアショップ 

サンジェルマン・デ・プレ近くのお店
お気に入りのクッション
PIERRE FREYは、私が一番好きなインテリアショップ。もう、10年以上前から、カーテンやクッションカバー、玄関先のスツール、ゲスト用のダイニングの椅子と、様々な物が増えています。飽きる事がない素敵なパリのインテリアショップ。生地のデザインが、プリントも織も、何年たっても新鮮。季節に応じてインテリアの色を変える。そんな時も、パリのピエール・フレイで、相談にのってもらう。スパのインテリアも以前、このファブリックを使って、お客様に好評でした。ピエール・フレイと相談して東京のフランス料理のオープンのインテリアにも使ったぐらい、大好き。又パリへ戻ったら、今年の模様替えのインテリアを考えよう。

香りの部屋で一日の疲れを取る

sentessence
今日から自分で調合した春にぴったりの香りを芳香拡散。沢山ある芳香器の中でも優れものが、サンテッサンス(精油をそっと温める無音の陶器製電気芳香拡散器)。適度な温度で加熱しているので、香りが長持ちします。自分にとって、心地よい香りの部屋の空気をすうことは、生命には不可欠な働きです。自然な精油には殺菌効果があるため、それを発散させることは、わたしたちが吸っている空気を浄化する単純で有効な方法になります。その芳香は臭覚を刺激し、心地よい気分にさせ、呼吸をゆったりさせます。
四季や気分に合わせて精油を選びましょう。もちろん好みの香りをブレンドしても。
私の4月の香りは、ローズセラニウム、ラベンダー、マジョラム、の三種類のブレンドです。仕事から帰って、部屋に入った瞬間リラックスさせてくれる心地よい香りです。
リラックスさせてくれる芳香
スウィートオレンジ、バニラ、ラベンダー、クレメンティーヌ、マンダリン、ラバンジン、
プチグレン、イランイラン
活力を与える芳香
ジュニパー、ペパーミント、ローズマリー、レモン、クローブ
清浄効果のある芳香
ユーカリ グロブルス、ユーカリ ラディアタ、ニアウリ、ラベンサラ、タイム、パイン、
テルペンティン
蚊よけ
シトロネラ、バジル、ローズゼラニウム

ツノムシテン 角虫 展 

今夜はフォロ・ゼロットの角虫展のオープニングレセプションへ行ってきました。foro08(フォロ・ゼロット)とは、建築、ファッション、インテリア、グラフィックなど、様々なジャンルの素晴らしいクリエイター方がゆるやかに集うネットワークです。設立主旨の柱のひとつ「生活文化・デザインの啓蒙」という視点から、2009 年2月より『五感とデザインの関係性』をテーマにした一連の展覧会プロジェクトをスタートし、皮切りとなったのは、2009 年に実施した『和菓子のかたち展』。和菓子の老舗『とらや』さんが協力して、さまざまなデザインの新しい和菓子を発表しました。引き続き2010 年には、私がお手伝いさせて頂いた、「嗅覚」をテーマにした『香りのかたち展』、2011 年3 月には、「聴覚」をテーマにした『音のかたち展』を開催。実際に存在する香りや音を視覚化するのみならず、嗅覚や聴覚から想起するイメージなど、さまざまなカタチを生み出しました。
そして、第4弾としてゲストクリエーターに特殊メークアップアーティストの松岡象一郎さんがご協力して、「触覚」をテーマにしたデザインに挑戦しています。
出品作家:(五十音順)今村創平(建築家)・橋本夕起夫(インテリアデザイナー)・西森陸雄(建築家)・松下 計(グラフィックデザイナー)・皆川 明(ファッションデザイナー)
会期:2012.4.6(金)~4.19(木) 月曜休み
11:00 – 19:00 [最終日は17:00まで]
http://www.foro08.com/news.html
場所:ギャラリーヨルカ (@MATERIO base. 1F) 
入場無料→ http://materiobase.jp/access/
ギャラリーヨルカ @マテリオベース
   東京都中央区東日本橋3-11-12
   (03-5847-2434)
   

アートフェアー東京2012・オープニングプレビュー

アートフェア東京2012が明日から始まります。私の好きな作家も出展しているので、今日は開催に先駆けて、オープニングプレビューへ行ってきました。国内外から数多くのギャラリーなどが参加しています。古美術、工芸品から、日本画、洋画、そして現代美術まで、幅広い作品が展示販売されます。今回で7回目となるアートフェア東京は、プログラムも充実を図り、現代美術の実験的展示として2011年からスタートした「アーティスティック・プラクティス」等は、時代とジャンルを超え、日本の美術の歴史を辿りながら古美術から現代の良品やプロジェクトに出会えるセクションになっていました。また「アジアにおける東京」というビジョンの基、今年より新設した「ディスカバー・アジア」では、ソウル、台北、北京などのアジアの主要都市で評価の高いギャラリーが、美術館や世界で活躍する日本のギャラリーと共に軒を連ねていました。国際色豊かな若手ギャラリーやブースでは収まりきらない作品を展示する新セクション「project in PROJECTS」を設け、旬のアジア=パシフィックのアートと出会えます。是非この機会に「アートを買う」楽しみを発見してみて下さい。
一般公開は明日から。
東京国際フォーラム:展示ホール
3月30日 11時~21時 3月31日 11時~20時 4月1日 10時30分~17時
アートフェア東京2012