柿の美容

干し柿

柿美味しそうな柿を枝ごと頂きました。残念ながら渋柿の為に、保存食に干し柿を作ってみました。昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」ということわざがありますが「柿を食べると医者がいらない」と言われるほど、健康にとって強い味方の柿。柿は食物繊維のペクチンが豊富で、整腸作用や便秘解消にも効果があると言われています。又、みかんの2倍程もあると言われるビタミンCが豊富。インフルエンザや風邪の季節に、免疫力を高める効果があります。そして、コラーゲンの生成を助けたり、ハリ、ツヤ、美肌を作ります。
ワインなどで有名なポリフェノールが沢山含まれている柿には、活性酸素を除去する働き、美容効果を期待出来るアンチエイジングに大変優れた果物です。

ウルトラ植物博覧会2016

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一風変わった展覧会のオープニングに行ってきました。
世にも不思議な植物展です。見たこともない、物語の空想上の植物のような、不思議な姿、形の植物ばかりを集めた博覧会です。
プラントハンター、西畠清順氏は、日本だけではなく世界中を旅して、数千種類の植物を集めている。その西畠氏のあまりにもマニアックな植物を集めての展覧会。中でも私にとって、目を引いたのはマダガスカル島の象徴の一つ「バオバブ」の展示。空に向かってまるで手を伸ばしているかのように見えるマダガスカルの大地で圧倒されるような存在感を放っています。
会場に入ると、その植物たちが秘密の言葉を交わしているような錯覚になる。空気感が変わる。私たちは何千年昔から植物と共に生きているのが改めて分かる。銀座の真ん中に、壮大な、スケールの魅力に浸れる空間が生まれました。陶芸家、内田鋼一氏と緒方慎一郎氏がコラボしたユニークな展覧会です。それはまるで、近未来の盆栽展といった雰囲気です。

ウルトラ植物博覧会2016

POLA MUSEUM ANNEXにて開催中(2016.8.4~9.25)

春の美菜 京たけのこ

筍
私の大好きな筍の季節もこの連休で終わりました。京たけのこは絶品です。実は300年の歴史を持ち、春の味覚の王様だと思います。この筍は、京都洛西の樫原の優良種です。噛みしめると香りが良く、甘みが口の中に広がります。そして、繊維を感じないのもこの筍です。
筍は、親である竹から地下茎を通じて栄養を吸収するので、どこで育った竹かが大切です。母が関西出身なので、筍と言えば京都が大好きなのです。
この筍、生で薄切りにして、サラダや和え物に、あるいは輪切りにして田楽や揚げ物に。末広にすれば、椀だねや、わかめと炊いたり。真ん中は乱切りにして筍ご飯に、そして下部は千切りにして炒め物。一番下の固いところは、おろして片栗をつなぎにして揚げる。姫皮は、吸い物の具や味噌和え等に全てを使えるのも京たけのこ。朝堀した筍です。現地では茹でないでそのまま調理して頂きますが、東京に送られてきた物でも、京都のたけのこは米ヌカを使わなくても、短時間でゆがけるのも便利です。筍を煮るにしても、煮汁をしみこませないように注意深く、白く煮あげて頂くのが美味しい秘訣。

湯河原梅林 梅の宴

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DSC00403 いよいよ、春の訪れです。
梅の花がチラホラと咲き始めました。近くの湯河原梅林の梅が見事だというので出かけてみました。まだ5分咲きでしたが、白だけでなく、紅や桃色、咲き分けや枝垂れなどもあって、なかなかのもの。私にとって梅の開花は春の訪れですが、主人にとっては花粉症の季節だとか。
開園時間 午前9~午後4時
入場料200円

梅林ライトアップ
平成28年2月27日(土)〜3月6日(日)
午後6時〜午後8時30分
※ライトアップ時間内の入園は無料です。

お問い合わせ先/湯河原町 観光課
TEL 0465-63-2111
開花状況
http://www.yugawara.or.jp/event/ume/index.php
アクセス
http://www.yugawara.or.jp/event/ume/access.php

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七草

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一月七日(人日)に、春の七草といって、七草粥を食べる1月七草粥を食べる1月7日は「人日(じんじつ)の節句」という五節句のひとつです。
春の七草を入れた七草粥を食べると、万病に罹らなくなるといわれています。
芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)、
本来は前日に七草を摘みに出かけ、7日の朝にお粥にしていただきます。お正月の食べ物や飲酒で疲れきった胃腸など内臓をいたわる効果やビタミン不足を補う効果があります。

ジャガイモ:Solanum tuberosum

おいも田舎で義父が作ったジャガイモ掘り。有機に拘った土でやっと今年初めての収穫。
昔から重宝されてきたこの野菜は、1530年頃にスペイン人によりペルーで発見され、その後まもなくスペインとイタリアに紹介されました。
フランスでは観賞用としてしか知られていませんでしたが、ヴァルネ博士によると18世紀にパルマンティエにより食用として紹介されたそうです。
最初のジャガイモにはえぐみがあり、パルマンティエは種まきの仕方を改良し品種を増やし、今日知られている多様な品種ができたそうです。
パルマエンティエは、ルイ16世の援助を受け様々な策略を練り、彼はパリの郊外(現在のポルト・マイヨ地区とグルネル地区)にジャガイモ畑を作らせ、人々の関心を得るために「昼間にこれ見よがしに見張りを付けることによって、夜の間に人々がこれを盗むようにとしむけた」と言われています。フランス人は良くジャガイモを食べます。我が家で良く焼くヴァルネ博士のジャガイモケーキのレシピをご紹介します。
→1㎏のジャガイモを蒸す。皮をむいてつぶし、塩少々を加え、大さじ2杯の小麦粉とこねる。
小麦粉を敷いた紙の上で丸く平たいガレット型にして、1時間オーブンで焼く。メイプルシュガーをまぶす。
意外と美味しく頂けます。
家庭での使い方:
‐皮をむいたジャガイモのゆで汁を使うと、銀食器を見事に磨くことができる。
‐絨毯の色をよみがえらせるには、まず掃除機をかける。ジャガイモ2個をすりおろし、熱湯に浸して2時間待つ。
それをろ過したもので、絨毯をやさしくこする。綺麗になります。

山のご馳走

フキ
フキ
山三つ葉
山三つ葉
タラ
タラ
こしあぶら
こしあぶら
蕨
サンショウ
サンショウ
イタドリ
イタドリ
今日の収穫
今日の収穫

山菜の季節です。静岡に住む野草の専門家の先生に誘われ、山菜採りに出かけました。山に詳しい先生の案内ゆえ、あちこちに驚くほどたくさんの山菜が。水辺にはワサビやクレソンをはじめツワ、フキやセリ、イタドリも。明るい林には、山椒やタラ、アケビ。草原ではすみれの花、蕨もたくさん顔を出しています。この時期、山菜を食べる事は、冬に蓄えた毒素をデトックスして、山菜のようにあくがあるものを食べることで、夏バテせずに、健康に夏を越せるのだそうです。
日本は四季がありますが、その四季折々、旬の食べ物を食べられる幸せ。エネルギーのある澄んだ空気をたっぷりすいこんだ、健康的な一日でした。

ソバの花

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友人が栽培しているソバの花。
一つ一つは小さく可憐ですが、一面を埋める白い花は爽快です。夏播きで、秋のお蕎麦になるはずなのですが、昨日の台風でどうなったでしょうか。間引きを行った時に、間引いた幼い茎や葉は、スプラウト(新芽野菜)として利用します。サラダの材料になりますが、とてもヘルシーです。また、ソバは蜂蜜の蜜源植物としても知られています。ソバの花からは黒色で鉄分が多く独特の香りを持つ蜂蜜が採れるそうです。小さい頃、両親が蕎麦殻の枕を使っていたのを思い出しました。

福寿草

 明けましておめでとうございます。新年にとても縁起が良く、大好きな花が福寿草です。寒さが厳しい中、太陽の光を浴びて黄金色に輝く花を見ると、気持ちまでが明るくなります。お正月用の寄せ植えとして古くから親しまれている為、お正月頃に花を咲かせる植物と思われがちですが、外の自然環境下では2月中~4月頃に花を咲かせます(写真は去年、撮影したものです)。福寿草は一般的に黄色ですが、我が家の福寿草には、白やオレンジ色の花を咲かせる物もあります。江戸時代から品種改良が行われた古典園芸植物で、花色以外にも八重咲き、菊咲き、三段咲きといったような花型の異なる品種も作出されています。
 2014年、皆様はどのような新年をお迎えでしょうか。どうぞ、素晴らしい輝く1年をお過ごしくださいませ。