肉まん作りにチャレンジ

蒸したて発酵包む成形混ぜる月に1度の薬膳料理教室で習った肉まん作り。薬膳肉まんですが、もちろん、中身はお好きな物を入れて作ることが出来ます。今回ご紹介させて頂くのは、あんによって、薬膳だったり、あんこを入れたら餡饅になるベーシックな自宅で作ることが出来る簡単レシピです。
ご自宅で簡単に出来る肉まん作り、とても楽しいです。台湾のように、休みの日に蒸したて肉まんを朝食にどうぞ。
用意するもの
皮:
中力粉(岩手の南部地粉が美味しいです)500g
強力粉 大さじ2杯
ベーキングパウダー2.5g
ラード 小さじ1杯(皮に艶をだす)
牛乳(我が家は牛乳アレルギーがいるので、豆乳)100cc
水 100cc
グラニュー糖(我が家では砂糖を使わないのでメイプルフレークス)80g
あん:
豚のひき肉500g~600g
椎茸(乾燥を戻した方がよい)※今の季節贅沢に松茸でも3枚(みじん切り)
筍 1/2個(みじん切り)
ネギ2本(好みで)
玉ねぎ1/2個(みじん切り)
お好みでキャベツやニンジン、他の野菜もOK
味付けに、醤油大さじ1、酒大さじ1、塩、胡椒少々、オイスターソース大さじ1

作り方

①ボールの中に粉、ドライイースト、ベーキングパウダー、砂糖、ラードを入れてゆっくりと混ぜる。その中に牛乳を入れ軽く混ぜ合わせる。そして、混ぜながらお水を足していく。混ぜ合わせたら35度ぐらいの温度のところで30分発酵させます。
②発酵させている間にあんの材料をみじん切りにして、調味料を入れて少しお水を加えて粘りをだす。そして、皮が発酵するまで冷蔵庫で寝かせます。
③生地が発酵したら、(発酵した写真がありませんが、ボールいっぱいになります)うち粉をした台にのせて生地をよくのばします。生地を切り分ける。(大きい肉まんならば、8個、私の写真のは40gで14個から16個は出来ます。)
手のひらで丸くし、めん棒で真ん中を厚くしてまわりを平にのばします。
④皮にあんをのせて包む。セイロに並べたら15分発酵をさせてから15分蒸します。火を止めて3分待ってできあがあり。
家庭用の蒸し器は小さいので、半分はラップをかけて、乾かしますが、蒸している間も発酵しますので、次の肉まんはすぐに蒸し器に入れられます。出来上がった物は、冷めてから冷凍にしておけば、蒸し直しても美味しいです。何と言って市販の皮よりもふっくらして美味しくできますので、肉まんと野菜スープでもあれば立派なご馳走。
お料理教室で習ったレシピよりも、少し手抜きですが、十分美味しく出来上がります。
劉淑恵先生の薬膳料理教室は、薬膳スープやデザートの他に美味しい点心も教えていただけるので、すぐに実践できて嬉しいです。

市川團十郎の茅乃舎だし 御縁箱

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我が家で便利に使っている茅乃舎だし。このパッケージはなんと、江戸文化の華、歌舞伎仕様の化粧箱です。成田屋・十二代目市川團十郎御縁箱。「暫(しばらく)」を描いた江戸の浮世絵を現代に復刻したデザインです。江戸時代に活躍した歌川国政が当時の五代目團十郎を描いた物だそうです。
三升紋を配した袖越しに、役者の顔を真横からとらえた斬新な視点が魅力で、幾何学的な色面で構成されているのが、とてもモダンなデザインです。ギフトに使いたいです。十二代目市川團十郎丈と、久原本家四代目当主の色の対談での親交が御縁で出来た商品だそうです。今月から販売されるとか。

VOLEI オリーブオイル スプレッド

ギリシャ産の厳選されたエクストラ・バージン・オリーブオイルで作られた「イーガー(Eger) エクストラバージン オリーブオイルスプレッド プレーン」。天然素材をそのまま活かしてオイルをスプレッド化。コレステロールフリーかつトランスファットフリーの、ヘルシーなオイルスプレッドです。油の弱点である酸化もフリー。嬉しい事に常温での長期保存が可能です。エクストラ・バージンオリーブオイルが持つ、自然の風味がそのまま生かされています。これさえあれば、毎日の食卓に、自家製マヨネーズを簡単に作る事が出来ます。ショートニングの代用でクッキーを焼いたり、ケーキなどのお菓子作りにも欠かせない我が家の必需品。もちろん、保存料、着色料、食塩、砂糖、無添加です。

我が家のマヨネーズレシピ 
卵黄1個(常温)・ お酢大さじ1・1/2・プレーンスプレッド大さじ3・ 塩小さじ1・ こしょう少々・ レモン汁少々
※お酢以外の材料をすべてボウルに入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。
混ざったら、酢を入れ再び混ぜ合わせるだけでアッという間に出来上がりです。

劉淑恵先生の薬膳料理教室

薬剤師でもある劉淑恵先生の薬膳料理教室へ行って来ました。先生は台北生まれの日本育ち。日本で薬科大学を卒業した後、漢方に精通しているご主人のクリニックで仕事をしながら、趣味の料理を極める為に年に何度も台湾へ、薬膳料理の修業に出られていらっしゃいます。薬膳料理の専門家周延俊先生、中国料理は、傳培梅先生 台湾小吃の林美慧先生等の著名な料理家に師事されています。今日は先生のお宅で友人達を誘って、初級の薬膳料理の基礎を学びました。先生の指導は実践的で、日常生活にすぐに取り入れることができます。食材の性質や効能、季節と体の関係を学べます。中医学理論に基づいた薬膳料理で、食物が持つ薬理作用で心と体を元気にしてくれます。又未病を防ぐ為の知恵がいっぱい入っています。材料は生薬だけでなく、日常的な食材も沢山活用します。今日のお料理は前菜に蓮根の甘酢漬け、薬膳鳥スープ(5種類の生薬で煮込みます)五色(緑・赤・黄・白・黒)の肉包子(これは初めての経験で肉まんが自分で作れるなんて、とても楽しかった)五色の台湾式ビーフン炒め、そして、最後は先生が作って下さった龍眼と白木耳のコラーゲンたっぷりのデザートを楽しみました。人生楽しく、健康で。という考え方をモットーにしている淑恵先生を見習って、人生楽しく、美と健康に、これから、お教室へ行くのが楽しみになりました。

バルサミコ大好き

 家族が大好きなリストランテから、使っているバルサミコを分けて頂きました。フェラーリの故郷にほど近いモデナは、バルサミコ発祥の地でもあります。ここで作られるIGP認定のバルサミコビネガー。最高品質のトレビアーノ種から取れるブドウ果汁を使用。1908年創業の工場で、今でも当初と同じトスカーナ製の樽で、その年に採れたワインに合わせてじっくりと熟成させているそうです。12年も長期熟成させているだけに、うっとりするほど芳醇な香りはたまりません。そして何よりもすばらしいのは、クリーミーな舌触り。砂糖やカラメル色素などの 合成着色料や人工香味料などは一切使用されていないので、とてもナチュラルなお味。サラダ、炒め物、肉料理・魚料理の仕上げとして、またアイスクリーム・ヨーグルトなどのトッピングとして。一番好きなのは苺にかけてです。まろやかな味わいがプラスされて、本当に美味しい。そして、バルサミコはワイン以上に「ポリフェノールが特に豊富であること」が研究でわかっています。ポリフェノールは細胞のサビ(老化)を防ぐ抗酸化作用を持っています。活性酸素の働きを抑え細胞の老化を防止してシミ・シワ・たるみからお肌を守ります。細胞が元気に活動する事で、皮脂のバランスも良くなりお肌の水分バランスも調整してくれます。
バルサミコを分けてくださったたのはこちらのお店→(http://www.hirosofi.com/)

クチナシ

昨年末に収穫してから、気が付いたらこんなに残っていたので雪どけの気持ちの良い今日はクチナシの実を収穫。
クチナシはアカネ科の常緑低木で、果実が熟しても口が開かないことからこの名前がついたそうです。果実は熟すと紅黄色となり、染料がとれますが、素晴らしい薬効もあります。煎じ液はのどが痛いときのうがい薬としてもちいたり、我が家では苦いのですが、お茶にして飲んだりします。
昔から、扁桃炎にも効果があるといわれています。歯の手術をした後なので、口をゆすいだり、うがいにも使っています。口内炎が出来た時にも、治りが早く優れています。クチナシの実と市販のはと麦を混ぜたお茶は身体も温め、寝つきが悪い時にぐっすり眠れます。漢方の先生に伺いましたら、煎じ液は胃弱や胃酸過多などを解消するために、ストレスの多い方や胃の弱い方にもよいそうです。
しかし、もっと素晴らしい効果を教えて頂きました。杜仲茶にも入っていると言われている中性脂肪のコントロールや高コレステロールの予防に役立つゲニポサイド酸が入っている事、又小腸内で脂肪の吸収を抑制する作用があると言われているそうです。最近食べ過ぎなので、ウェイトコントロールが気になるので、自家製ダイエットティーを作ろうと思います。
お料理にも、栗きんとんやお芋の発色のためだけではなく、サフランの黄色と同じ水溶性のカロテノイド系の黄色の色素クロチンがを、高価なサフランの代用品として、利用できます。年末に栗きんとん作りで余っている方は是非利用してみて下さい。さあ、今夜はパエリヤを作ろうかしら。

旬の野菜で美肌菜食

季節の野菜を食べる事は健康にも美容にも大切。品種改良や生産技術の進歩で、スーパーに行けば季節は関係なくいつでも野菜を買うことができます。旬の野菜には栄養がたっぷりと含まれているので、健康と美容のためにも、旬に野菜を食べたいもの。冬が旬のホウレン草には、美肌には欠かせないビタミンCが豊富で、夏に採れたものより約3倍ものビタミンCを含んでいます。
野菜に含まれる「酵素」も、生きていく上で大切な物ですし、旬の野菜にはたくさん含まれています。
我が家でも、ビタミンCがタップリの大根や蕪を収穫。美肌や生活習慣病予防にも効果的。優れた消化作用もあると言われています。炭水化物の消化を助けてくれるジアスターゼやでんぷんを分解するアミラーゼ等、各種酵素がたっぷり。胃を元気にし、消化不良を解消します。生のまま根をサラダや浅漬で頂くと、弱った胃や食べ過ぎをケアし、胸やけや胃酸過多を改善するため、天然の消化剤とも言われるほどです。葉っぱは緑黄色野菜に分類され、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸などのビタミン、カリウム、カルシウムなどのミネラルといった多くの栄養素が含まれています。冬の乾燥したお肌のケアには、是非葉っぱを油炒めに。葉に含まれているビタミンAを利用しましょう。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に炒めたりすることで吸収率が高まります。生で食べると10%程度しか吸収できませんが、油で調理するとなんと80%まで吸収率が高まると言われています。

七草粥

七草粥を作りました。春の七草はセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7つ。これらを入れたお粥を頂くことは、 食べ過ぎ・飲み過ぎを控えるための昔の知恵です。年末年始の暴飲・暴食で疲れた胃腸など整えるために、お粥に七草を入れて食べる名残です。通常は白粥に刻んでさっと一茹でした七草を混ぜ入れますが、我が家では、混ぜたお椀の上に彩りをそえ、好みで一番だしに淡口醤油で味をつけた葛あんをかけていただきます。

美と健康に椎茸

庭の片隅に、椎茸が出ていました。少し大きくなりすぎてしまいましたが、今日は暖かな午後、椎茸がり(笑)をしました。アレルギー体質の私ですから、この時期の喘息予防に椎茸を沢山摂ることに事にしています。椎茸は、甲状線炎、関節リウマチ、内分泌系の諸疾患にも効果があると言われています。椎茸菌糸体の免疫賦活作用は、これらの症状に対して直接胸腺に働きかけ、免疫力を高め、風邪、インフルエンザの予防にも良いとされています。
椎茸は血行を良くし、新陳代謝をさかんにするのでカゼを早く治してくれます。さらに、その他にも椎茸の胞子の中に入っているウイルスが、自然と坑体がつくられ、風邪・インフルエンザのウイルスに負けない身体となります。我が家では、干し椎茸を良く使います。風邪をひいた時には、干し椎茸と生姜のスープを薬代わりにたっぷりと頂きます。
椎茸に含まれているビタミンB群の効果が美肌力に効果が抜群です。そして、ビタミンB1は整腸を促して便秘を治し、血液循環をよくして肌をきれいにします。また、ナイアシンという成分が肌荒れを防ぎ、かぶれやすい体質のにもよく効きます。私は、いつもビタミンB12が少ないと言われているので、お肉よりも椎茸の成分で、ビタミンB12の補給を心掛けています。

ミシュラン二ツ星のお料理教室

鴨の焼き方のワンポイントレッスン
ガダイブに巻いた的鯛
インドネシアのワインも初めて飲みました
フォアグラとセップ茸
可愛い器のデセール
ミシュラン2ツ星『エディション・コウジ・シモムラ』の、お料理教室へ行って来ました。お料理教室と言っても、作り方のレシピやコツの講演会で、自分で調理するわけではないので安心して参加。料理法を拝聴して、後はひたすら試食です。今日は、下村シェフのスペシャリテの「牡蠣の冷製 海水と柑橘のジュレ」の作り方を教えて頂き感激でした。この店の前菜で牡蠣のスペシャリテで使われている広島の無人島の牡蠣は、なんと友人”かなわ”の牡蠣でした。この牡蠣は無人島で養殖された物ですから、ウィルス感染の心配がないのです。今まで一度も感染者を出した事がないという牡蠣です。
次に、私の一番興味のあったカダイフを纏った的鯛の軽やかなフリット。 ガダイフは、とうもろこし・小麦粉・塩を水でよく練り糸状にしたものです。もともとはトルコ料理のお菓子として有名ですが、現在はフランス料理に取り入れられカダイフ包み料理や装飾として使用されています。サクッとした食感が魅力的です。小売店ではなかなか購入が出来ないので、お料理教室で購入させて頂きました。
そして、焼き加減が難しい、鴨調理のポイントも教えていただきました。マグレ鴨は、もともとフォアグラ用の鴨なので、栄養過多で育てられていますので、脂身も厚いです。皮目に格子状に切り込みを入れると、全体にほどよく脂がまわるそうです。あとは、焼きながら出てきた脂をかけて焼くそうです。話術もとても素晴らしく、ポイントレッスンでは、作ってみたいなあ、と思わせるお料理教室でした。お肉好きな家人に、本格的な鴨も焼いてあげよう。
本当に素敵な週末の午後となりました。ちなみに下村シェフは、今度JALのファーストクラスのお料理も担当するそうです。ビジネスクラスではなく残念。