レモンたっぷり グリーンスムージー

少し風邪気味の週末には、薬の変わりにレモンたっぷりの家庭菜園で取れたお野菜のグリーンスムージー。レモンのビタミンC含有量は、100g中50mg(ビタミンCの、1日の推奨量は、100mg)と、柑橘類中トップクラス。毎日のレモンで、風邪の予防になります。クエン酸を多く含んでいる事から、新陳代謝がさかんになり、老廃物を排泄し、血液を新しくします。代謝が活発になると、内臓器管も元気になりますので、疲労回復効果があります。クエン酸は体内でエネルギーとなる成分のひとつです。クエン酸の酸味が苦手な方には蜂蜜を加えてみて下さい。蜂蜜も沢山の栄養素が一杯の疲労回復のサプリメントです。(ハチミツに含有されているビタミン類には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンなどがあり、ミネラル類としてはカリウムを多く含んでいる他、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンなどが含有されています。)

Fernando Pensatoのオリーブオイル

Fernando Pensatoのオリーブオイルをフランスの友人からいただきました。
ペランツアーナ種という、フランス南部原産の珍しい種類だけから、採られたオイルだそうです。手摘みされた実を、花崗岩の石臼でひいた、フレッシュな感じのエクストラヴァージンオリーブオイルです。早速、使ってみると、どんなお料理にも合います。フランスの有名レストランで使用されている位の味もさることながら、ユニークなデザインのパッケージも素敵です。
オリーブオイルは、脂肪酸、ミネラル、ビタミンと大きくは3種類の成分を含んでいますが、脂肪酸の中でもオレイン酸の含有量はどの植物油より豊富です。
オイルが酸化すると体に有害な過酸化脂質となりますが、オレイン酸は最も酸化しにくいオイルで、しかも脂質代謝(脂質をエネルギーに代える)、糖代謝を活性化させますので、皮下脂肪の主成分である中性脂肪がつきにくくなり、整腸作用や胃健作用もあるので健康的に効果あるダイエットをするのに最適です。地中海沿岸では不老長寿の秘薬として古くから使用されているそうです。

ウニ・・・

築地から雲丹が送られてきました。これぞ、築地と言わんばかりの新鮮なもの、色が鮮やかで、形がしっかりしています。 本当に美味しい、、、 ただただ、美味い。しかし、美味しいばかりではなく、ウニのホルモン成分は、滋養強壮、血行促進効果があります。消化吸収が大変よいので、食べるとすぐに体が温まるのです。またビタミンB2とB12を含みます。βーカロテンを豊富に含んでいるのでビタミンAの補給に最適。ビタミンAはお肌の味方。皮膚の新陳代謝を活発にしてくれ、うるおいのあるプルプルなお肌を保ちます。又、パソコンなどで疲れた目の疲労回復にも効果があります。

元気・キレイになるキンカン

我が家の小さな庭になっているキンカンです。優れた発汗作用がありますので、かぜのときの発汗を促し、咳やのどの痛みの改善や解消に効果があります。また、キンカンの煎じ液は胃痛や慢性胃炎にも効果があるといわれます。苺と同じぐらいのビタミンCが含まれ、フラボノイドの1種でヘスピリジンが含まれ、ビタミンCなどの吸収を高め血管を丈夫にしてくれます。果物では、カルシウムも多くダイエットに中にも。抗酸化作用のあるβカロチンや食物繊維もたっぷり。
材料:金柑1キロに対し レモンの絞り汁1.5個分 砂糖600g 水800ccヌカか米のとぎ汁適宜 
作り方:金柑は水洗いし 気になる方は竹串を使いヘタを取る包丁で切れ目を入れます。種を取るには 頭からお尻にかけて長い切れ目を4本位入れ竹串を使い種を出します。 ヌカを入れた水か コメのとぎ汁に金柑を入れて下茹でします。煮立って3~4分したら火から外し20分ぐらい水にさらします。ヌカと金柑の苦みを抜きます1個1個丁寧に布巾で拭き水気を取ります。鍋に(ホーローが良いです)金柑と砂糖を入れて軽く混ぜしばらく置いておきます砂糖が溶けかかってきたら分量の水を入れよく混ぜます。火にかけてアクを取りながら約20分弱火で煮含めます。レモンの絞り汁を入れてひと煮立ちしたら火を止めます。このまま常温で一晩放置。翌朝、広口蓋びんにいれシロップごと冷蔵庫で保存します。 
  

春の山菜でアンチエイジング

摘みたてのコゴミ
クサソテツ、コゴミです。水はけのよい、湿った庭の片隅に、渦巻状に丸まった幼葉を収穫。おひたし、サラダ、ゴマ和えなどの和え物、天ぷらなどにして食べれます。ワラビほアク抜きが面倒ですが、ココミは、アクがなく、独特の「ぬめり」があり、調理しやすいのが特徴です。少量でしたら、サラダ感覚で、生で食べられます。
ビタミンやミネラルが豊富でβカロチンは緑黄色野菜並み。若返りのビタミンと云われているビタミンEもたっぷり含まれ、血行を良くし体の隅々に酸素や栄養素を運び老化を防ぐ作用があります。またビタミンCが27mg含まれていますがビタミンCはビタミンEと一緒に摂るとビタミンEの持つ抗酸化作用を高め、皮膚や粘膜を正常に保つ作用があります。

筍の季節

筍のオーブン焼
春の味覚の筍は、我が家で大人気。この時期になると週に1度は筍を食卓が賑わいます。今日は旬の焼筍。筍は、美と健康の食材です。食物繊維がたっぷりの上に満腹感を与え、低カロリーでダイエットにも効果的です。大腸がんや糖尿病、高血圧、動脈硬化を予防する効果もあるのでとてもヘルシー。成分に含まれるカリウムは、塩分の排泄をスムーズに、身体の水分バランスを整えますから、むくみやすい体質の私にはとても助かる食材です。ビタミンやミネラル等、美容に良い成分も含んでいます。
新鮮なたけのこは生でも食べられますが、お店で買ったものは収穫から時間がたっているので、アク抜きが必要です。時間とともにえぐみが強くなり、香りが抜け、固くなってしまうので、早めにアク抜きをしましょう。
筍は外側の皮を2~3枚取り、あとは皮のまま水洗いし汚れを落とします。次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りと唐辛子2本程度を入れ、たけのこが浮かないように落とし蓋をして1時間ほどゆでます。皮にはたけのこを柔らかくしてくれる成分が含まれているので、皮ごとゆでるのがポイント。米ぬかを入れるのは、たけのこのえぐみの成分を取るためで、米ぬかがない時は米のとぎ汁にします。ゆで具合を串で確かめ火を止めてそのまま自然に冷まします。京都、塚原の筍などは、あくがないのが特徴です。

春の野菜を楽しむ

スナップえんどうのシャキシャキ感とグリンピースの豆の甘みをいっしょに味わえるのがスナップえんどう。今年も早い時期に庭で収穫。豆が熟しても、さやが固くならずやわらかいので、さやごとそのまま食べることができるので、軽く塩ゆでをするだけでも十分おいしいです。あっという間に食べてしまう我が家の人気春野菜です。サラダに入れても、炒め物にしてもおいしいです。我が家のレシピは、むき海老と帆立とスナップエンドウをごま油で炒める中華風が大人気。ヘルシーに鳥のささみと卵白で炒めたり、スープに入れても美味しいです。β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなど、栄養のバランスもよいお野菜。さやごと食べることで、食物繊維もしっかりとることができます。ビタミンCは、熱に弱いので、加熱はなるべく短く。ゆですぎず、さやのシャキシャキ感を楽しみます。

燕の巣でキレイと元気に

燕の巣入りデザート
かの絶世の美女・楊貴妃は、永遠の美しさと若さを保つために、中華の高級食材である燕の巣を好んで食べたと言います。。現在でも中華料理では高級食材として扱われています。燕の巣は断崖絶壁に多く、採取作業は熟練技術を持つ採取人が行いますが、それでも危険が伴う作業です。 高級なのは仕方がないのです。中国でも貴重なツバメの巣は肺機能向上、腎を補い、健胃、と言われています。ツバメの巣の薬効は、滋養強壮、体質改善を含め、肺機能回復、喘息、咳、痰などに効果があり、近年人々の健康食として一部の愛好家に普及してきました。栄養学の分析から、ツバメの巣の成分は水溶性タンパク質が60%、多種のアミノ酸(シアル酸)と水分が10%、他に繊維質、炭水化物と少量の脂質、更にカルシウム、ビタミンB1、カリウム、リン、ヨウ素などのミネラルも含まれているそうです。まさに、美と健康の食材でしょう。
今夜は、燕の巣を使ったデザートを一品ご紹介します。作り方:燕の巣は乾燥していますので、ぬるめのお湯につけておきます。朝付けて夜のデザートに間に合います。10時間ぐらいしますと、ゼリー状になりますので、再度ミネラルウォーターにさらして水気をキッチンペーパーできり、ピンセットなどで丁寧に羽毛などを除去します。お鍋にシロップを作っておき、(我が家では市販のオリゴ糖のシロップを2倍に薄めて使います)燕の巣を入れて1分ほど煮ます。パパイヤのみを少しくりぬき、そこにシロップと燕の巣を入れて、蒸し器で15分蒸して出来上がり。今日のような寒い日には、温かいデザートとなり、免疫力をあげ、疲労回復にもなります。明日の朝は、美肌効果も期待します。

春の使者

庭の片隅に顔を出した蕗の薹は、独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。 この苦みの味は、 冬の間にたまった脂肪を流し、味覚を刺激して気分を引き締めてくれるそうです。冬眠から目覚めた熊は最初にフキノトウを食べます。取れ立ての蕗の薹で、今夜は天麩羅。※蕗の薹の天麩羅の作り方:蕗の薹の花を衣をつけてゆっくり油にくぐらせます。天麩羅は低めの温度で、揚げているうちにツボミが開くと苦味がうすくなります。揚げたてをお塩をふって頂きます。※蕗の薹味噌:フキノトウ5個を熱湯で1分ほどゆでてから水にさらし、みじん切りにして水気を絞ります。 味噌大さじ2、ミリン大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜて鍋で加熱し、 冷ましてからみじん切りにしたフキノトウを3個分をすり鉢ですって2個分のみじん切りと混ぜ合わせます。他にも 煮浸し、油いためなどにも良いです。春の芽吹きを感じるこの苦さを楽しみ、今夜は熱燗かなあ。

農園感覚のレストラン Daichi&Keats


東京駅にほど近い、新丸ビルの裏手にある丸の内永楽ビルのビルの地下に新しいフードエリアiiyoが近久オープンします。旧知の友人である、大地を守る会の藤田氏が、ここに新しくレストランをオープンするというので,今日はそのお披露目に行ってきました。

氏は、今ほど環境問題がクローズUPされる前から、無農薬の野菜を供給しています。その有機野菜のパイオニアである大地と祐天寺の雑穀ライフスタイルカフェ&レストランKeatsがコラボレーションして、新ブランドDaichi&Keats 農園感覚のレストランをオープンします。

農園を訪れると、たっぷりの旬の野菜であたたかなおもてなしをしてくれるように、このレストランもスタッフの優しい笑顔と、おいしい有機野菜で、癒されそうです。丸の内の農園的空気のレストランで、きれいと元気を!

料理は、オーガニックなお野菜&雑穀フード。ワインもオーガニック。
オープンは、3月2日です。

東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディングB1F