クチナシ

昨年末に収穫してから、気が付いたらこんなに残っていたので雪どけの気持ちの良い今日はクチナシの実を収穫。
クチナシはアカネ科の常緑低木で、果実が熟しても口が開かないことからこの名前がついたそうです。果実は熟すと紅黄色となり、染料がとれますが、素晴らしい薬効もあります。煎じ液はのどが痛いときのうがい薬としてもちいたり、我が家では苦いのですが、お茶にして飲んだりします。
昔から、扁桃炎にも効果があるといわれています。歯の手術をした後なので、口をゆすいだり、うがいにも使っています。口内炎が出来た時にも、治りが早く優れています。クチナシの実と市販のはと麦を混ぜたお茶は身体も温め、寝つきが悪い時にぐっすり眠れます。漢方の先生に伺いましたら、煎じ液は胃弱や胃酸過多などを解消するために、ストレスの多い方や胃の弱い方にもよいそうです。
しかし、もっと素晴らしい効果を教えて頂きました。杜仲茶にも入っていると言われている中性脂肪のコントロールや高コレステロールの予防に役立つゲニポサイド酸が入っている事、又小腸内で脂肪の吸収を抑制する作用があると言われているそうです。最近食べ過ぎなので、ウェイトコントロールが気になるので、自家製ダイエットティーを作ろうと思います。
お料理にも、栗きんとんやお芋の発色のためだけではなく、サフランの黄色と同じ水溶性のカロテノイド系の黄色の色素クロチンがを、高価なサフランの代用品として、利用できます。年末に栗きんとん作りで余っている方は是非利用してみて下さい。さあ、今夜はパエリヤを作ろうかしら。