美食同源 周中菜房

フカヒレの姿煮
ツバメの巣のデザート
桃の中から生まれた桃饅頭
連休3日目。本場香港でも有名な、周中料理長が総料理長を務める白金亭で中華三昧。ヌーベル・シノアと言う彼の食べて美しくなるコンセプトがしっかり備わったお料理に、今日も至福の時を感じます。周中氏のお料理で美肌をと、早速フカヒレを頂きました。フカヒレは古来中国で不老長寿の食材として重宝されてきましたが、コンドロイチンやコラーゲンが豊富に含まれており、美肌効果が強い食材です。また、滋養強壮にも効果があります。そして、お肉料理は油を控え、あっさりとした仕上げ。コースでは、季節のお野菜もたっぷりと頂けます。最後に、私の大好きな美容の食材、燕窩(ツバメの巣)のデザート。そして、大きな桃の中から現れた小さい桃のお饅頭に一同感激でした。
住所 〒108-0071 東京都港区白金台4-19-13 ・TEL 03-3280-1237

    

浅草で牛鍋

特の牛鍋
連休二日目は、浅草にある老舗の牛鍋屋、米久本店へ。浅草寺と旧吉原を結ぶひさご通りに店を構える100年の歴史を誇る老舗牛鍋屋です。店構えは古いだけと言ったイメージもあり、この店のことを知らなければ、かなり入るのをためらってしまうかもしれません。しかし、この店を推薦して下さった方は、新橋のグルメな寿司屋の親方。店内に入った瞬間、歴史を感じさせる雰囲気です。店の中に入ると、人数に応じた回数の大太鼓が打たれます。家族4人で、4回の太鼓で迎えられます。靴を預け下足札を受け取ります。(この札は会計の時に必要)鯉のいる池がある坪庭が見れる奥のお座敷に案内されました。メニューは牛鍋のみ。肉は「上」と「特」の二種類。親方からは、特を頼むようにアドヴァイスを受ける。ガスコンロとガスストーブは昭和の面影。小さくて浅い鉄鍋に牛脂をのせて葱と春菊としらたきと焼き豆腐、最後に肉を並べ、その上に濃厚甘口の割し下をサッと回して出来上がり。ランチで、4人ビール2本含めて、20,000円、とかなりコストパフォーマンスは良かったと思います。
住所 東京都台東区浅草2-17-10  電話 03-3841-6416
営業時間 12:00~21:00(L.O.20:00)
ランチ営業、日曜営業 定休日 水曜日

江戸料理 なべ家

なべ家
前菜のたまご焼き、めざし、青柳のぬた
挽きたて、打立て、茹でたての江戸蕎麦
本マグロと芹、山ウド
ねぎま
黒蜜をかけた、玲瓏豆腐(こおりどうふ)
連休初日は、豆腐百珍で有名な江戸料理研究の重鎮・福田浩氏のなべ家へ行ってきました。創業は1935年のお店です。京料理は、誰でも知っていますが、江戸料理と言ってもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。
江戸は、武士の町・職人の町である事から、塩味がはっきりと効いた味付けが好まれて、素材の味を生かしたあっさりした料理。料理職人の調理方法は、素材の味を引き出すことを重視しているそうです。このなべ家では、季節毎に月替わりの鍋が楽しめます。今月のメニューは、ねぎま鍋でした。本マグロの美味しさを引き立てるしっかりした出汁に、大トロとウドや芹をいれてあっさりと、黒胡椒をかけて頂くお鍋は格別。締めのお雑炊は、格別なる美味しさ、家人は、幕末の志士のようだ。と食べていました。(笑)
デザートには、天明二年(1782年)に出版された豆腐に関する料理書「豆腐百珍」の中にも登場する「玲瓏豆腐」。さて、次回は郡上八幡の鮎を楽しみに行きたいと思います。
お店の場所は、JR大塚駅南口から、徒歩5分。

イチゴの美容

かつくら のデザート・イチゴミルク
今日は打ち合わせの帰りにランチを「かつくら」汐留店で。京都三条が本店の名代とんかつ かつくらの一押しデザートがいちごミルクです。この季節ならではのスイーツ。シャーベットのようなイチゴにミルクをかけて、口の中で、シュワワーと凍った本物のイチゴが解けていくゴージャス感がたまりません。
イチゴは美容効果の高い食べ物だと言う事はご存知ですか? 今回は、イチゴの美容効果についてご紹介します。イチゴの中には、ビタミンCが非常に豊富に含まれています。ビタミンCといえば、レモンを連想される方がかなり多いと思いますが、実はイチゴのほうがレモンよりもビタミンCが多いのです。 7~10粒ほど食べれば、一日に必要なビタミンCが補給できるほどです。
この季節、毎日美肌の為にいちごを食べる私です。コラーゲン生成の作用を助け、皮膚を丈夫にするので、美肌効果に高い効果を発揮します。 又、抗酸化作用や免疫力を高める効能もあるので、健康面にも良いフルーツです。虫歯予防のキシリトールも含まれています。
※かつくら→http://www.fukunaga-tf.com/katsukura/

ショコラトリーJOHN KANAYA  新たな伝説

ジョン金谷鮮治氏
こだわりのショコラ
坂井シェフと金谷社長
今夜は、鬼怒川金谷ホテルによる、ショコラトリー JOHN KANAYAのブランドプレビューのご招待を受け、夫婦でLa Rochelle  ラ・ロシェル南青山へ行ってきました。
初代、鬼怒川金谷ホテルのオーナーでもあった現社長の祖父でもある金谷鮮治氏が、葉巻とワインとともに愛したものの一つがショコラ。そして、当時世界最高峰のパティシエが腕を振るったパリで、最新のスィーツを体験し、ヨーロッパ旅行の際、愛する家族の為に持ち帰った手土産が高級ショコラだったそうです。
今回の会場となったラ・ロシェルの坂井宏之シェフが、かつて腕を磨いていたのが、伝説のレストラン西洋膳所ジョン・カナヤ。オーナーの「ジョン金谷鮮治氏」は坂井さんを初代シェフとしてかわいがり、後に彼が料理の鉄人として活躍することができたのは、鮮治氏の引立てがあればこそ。と言う坂井さんと鮮治氏のエピソードと、グルマン鮮治氏の好きだった懐かしいお料理で、おもてなしをして頂きました。今日坂井シェフは誕生日、その記念すべき日に、鮮治氏ゆかりのブランドのお披露目に感無量だと語っていました。昔から、フレンチ好きの私は、麻布のジョン・カナヤで、随分と舌を鍛えられ、今日のお料理も当時を思い出しながら、楽しみました。
ドレスコードはカジュアル・エレガンス。古き良き時代のダンディズムを象徴するJOHN KANAYAのお披露目にふさわしく、小粋で、華やか、そして品格を感じさせるパーティーでした。   一足先に頂いた和モダンなショコラは、伝統とモダンの融合、と言うコンセプトのもと、鮮治氏の思いを詰めたお味に、魅了されてしまいました。ブティックのオープンが楽しみです。
新たな伝説の幕開け、ショコラトリー JOHN KANAYA

築地で貝三昧・和光

天然のハマグリ
伊藤深水 黒の着物がお母さま
立春も過ぎ、やっとお花見だとスタッフと計画を立てたら、なんと春の嵐。そこで、今夜は築地の友人「徳ちゃん」の貝焼き屋台、会員制「和光」へ。ELLEブログの読者の皆さんならば、きっとこの店の良さを分かって下さるに違いない!と、今夜は貝三昧の築地からのレポートです。築地本願寺の裏手に徳ちゃんのお店、「和光」があります。徳ちゃんのお母さまは、築地の名料亭の女将にして、著名な日本画家伊藤深水のモデルでした。(写真の芸者さんは徳ちゃんのお母様、等身大は前歌舞伎座の2階に飾られていました)さて、今日のメインは、勝山産の7キロもある鯛のお刺身と、千葉の天然ハマグリ。天然ハマグリは、貝の模様がはっきりしています。今が旬のハマグリをこんなに沢山食べられるなんて、何て幸せ。天然のサプリメントと言われる程のヘルシー食材です。そんなハマグリの成分は、タウリン、たんぱく質、ビタミンB2、鉄、グリコーゲン、が多く含まれています。高血圧予防、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、又、タウリンは肝機能を高め、ビタミンB2は皮膚細胞の再生を促し、美肌効果があると言われています。高タンパク、低カロリーで、美容にも健康にもよいハマグリを、今夜は、一人あたり1キロの大盤振る舞い。
和光は、築地ならではの知る人ぞ知る迷店ですが、要予約でなかなか取れないのが難点です。

小龍包の温もり

夕方から寒くなり、今夜は久々に芝大門の新亜飯店へ。独特の香りを含んだ蒸篭から立ち昇る湯気の中の熱々の小龍を頬張ると、火傷しそうに熱いスープが弾けて幸せ。猫舌の方は要注意。何処のテーブルも小籠包。この火傷しそうな熱さと、具と醤油のきいたスープの程良い味がじんわりと広がって、生姜の千切りと黒酢に浸して薄い皮が口の中を弾ける。美味しい。結局、お野菜たっぷりのスープと小龍包だけで、お腹一杯。上海の「南翔小籠包」が懐かしくなる。
新亜飯店 〒105-0000 東京都港区芝大門2-3-2 TEL03-3434-0005

京都の楽しみ

一皿目の帆立と蛍烏賊
末友は八坂通りに面しています

京都の旅の楽しみは何と言っても食。今回は「祇園 末友」へ。「祇園 丸山」にいらして、その後、「祇園 花霞」の初代料理長をされた末友久史氏が開いた店なので、楽しみに。名料亭で腕を磨いた末友久史が、自身の名を店の冠とし2009年にオープン。名店ひしめく祇園界隈で、日本の建築美にこだわり自ら設計した店舗で、京都を感じることのできる料理を供しています。斬新でもある演出の中に季節を感じさせる料理の数々。京都・祇園で、若さが感じられる料理をとても贅沢に頂きました。
「祇園末友」 ぎおんすえとも
京都市東山区大和大路四条下ル4丁目小松町151-73 建仁寺の南門前
電話 075-496-8799  水曜昼夜と木曜の昼休み

ジャッジョーロ 祇園

ハーブの京野菜を使ったサラダ
トリフとさつま芋の甘さがたまらない一品
祇園切り通しの角
「ジャッジョーロ祇園」は、東京銀座のジャッジョーロ銀座の姉妹店として、京都祇園の切通しにオープンした友人のレストラン。こじんまりととした空間がとても落ち着き、静かに楽しくお料理を味わえる。京料理の精神を生かした、新しいフレンチ。また、ハーブを取り入れ、食材に含まれる栄養を最大限にいかしたメニューです。伝統ある京の町屋をリノベーションした大人テイストの空間で、シェフの藤岡さんが作る京の地野菜をふんだんに使った料理をいただく、格別の時間でした京都市東山区祇園末吉町切り通し角 電話075(533)7716
サンタ・マリア・ノヴェラ祇園の2階

農園感覚のレストラン Daichi&Keats


東京駅にほど近い、新丸ビルの裏手にある丸の内永楽ビルのビルの地下に新しいフードエリアiiyoが近久オープンします。旧知の友人である、大地を守る会の藤田氏が、ここに新しくレストランをオープンするというので,今日はそのお披露目に行ってきました。

氏は、今ほど環境問題がクローズUPされる前から、無農薬の野菜を供給しています。その有機野菜のパイオニアである大地と祐天寺の雑穀ライフスタイルカフェ&レストランKeatsがコラボレーションして、新ブランドDaichi&Keats 農園感覚のレストランをオープンします。

農園を訪れると、たっぷりの旬の野菜であたたかなおもてなしをしてくれるように、このレストランもスタッフの優しい笑顔と、おいしい有機野菜で、癒されそうです。丸の内の農園的空気のレストランで、きれいと元気を!

料理は、オーガニックなお野菜&雑穀フード。ワインもオーガニック。
オープンは、3月2日です。

東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディングB1F