フローラルボトル ツリー

帝国ホテルプラザのロビーでこんなものを見つけました。フローラルボトル ツリー
ロビーや宴会で飾ったあと、廃棄してしまう花を水を注いだボトルに生け、クリスマスツリーのように積み上げたもの。再利用RECYCLE、再創造RECREST、新たな価値REVALUEと、なかなか、すばらしいアイデアだとおもいます。世界的に活躍しているフラワーアーティスト 東 信(あずま まこと) 氏 の作品

花梨(カリン)

晩秋をイメージさせる香の一つに花梨があります。
1、2個おいてあるだけで、金木犀を思わせるような素晴らしい芳醇な香りが部屋の中に漂います。
カリンはバラ科に属する落葉小灌木の果実です。早春に朱紅色の花をつけます。
実は固く、渋味が強いので生食には向きませんが、咳止め、痰、ぜんそくに効果があるとされ、お酒やハチミツに付け込んで、利用します。 果実同様、とてもよい香りがします。
ジャム、ゼリー、砂糖漬、カリン酒などに出来ますが、今年は蜂蜜に漬け込みます。
成分として、ビタミンCやリンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含有しています。
果実の中にある褐色の種子に含まれる成分が、アルコールに漬けたり、熱を加えると加水分解してアーモンドや杏の種などの香りと同じ成分に変化し、咳止めとしてすぐれた効果を発揮します。漢方にも利用されていますので、これからの季節に最適な植物の薬です。

キレイになるフランボワーズ

今年もフランボワーズが出来ました。ビタミンCが豊富で、美容に良いベリーです。フランボワーズに含まれているラズベリーケトンという成分に脂肪燃焼の効果があると言われており、唐辛子に含まれている同じような成分カプサイシンの約3倍の効果があると言われています。この時期は3週間ぐらい食べ放題なので、毎朝ヨーグルトやサラダにいれたり、ゼリーやジャムに、フランボワーズ酒にしたり、楽しみです。この時期に、毎年フランスからはフランボワーズのお酢や、オイルが届きます。オイルは、お料理だけではなく、夏の紫外線防止になるため朝のお化粧前にしっかりと下地の代わりに付けます。早速フランボワーズオイルで、夏用リップも作りました。フランボワーズ美容皆様も試してみて下さいね。そういえば、森永からも前に「美ドルチェ ローズ&フランボワーズ」というアンチエイジング効果のある女性に嬉しいスイーツもあったはず。フランボワーズでキレイと元気を。

梅の収穫

小さな庭で、今年も小梅が収穫出来ました。木で良く熟したせいか、意外に良い香りがします。
ブランデーで漬けるかホワイトリカーで漬けるかは好みによって違いますが、梅本来の風味を味わうなら定番のホワイトリカー。
我が家では、青梅を水洗いし、ガーゼで水分を優しくふき取ります。青梅のヘタの部分をツマヨウジ等でかぎ取り、少し太陽の下で干します。
氷砂糖とホワイトリカーを準備し、青梅は瓶に入れる前に爪楊枝の先で3から4カ所、突き刺して、青梅と氷砂糖を交互に入れて、ホワイトリカーを瓶に注ぎます。梅のエキスが早く溶け込みまろやかな梅酒となります。漬け込んだまま密栓して冷暗所で保存し、来年のこの時期から飲み頃です。ちなみに、昨年は、ブランディーに漬け込みました。ケーキを作る時等にも使えるので、便利です。

「スルタン・カブース・ローズ」

オマーン大使館の中に素晴らしいバラの花が咲いていました。
大使にお伺いしたら、「スルタン・カブース・ローズ」(フロリバンダ系,ローザメティシア)という薔薇だそうです。1990年、アルゼンチンを拠点とする世界バラ会連合により、オマーン国民に進歩と安寧をもたらした功績を讃えて、カブース国王陛下の名を採って命名されたそうです。
同年4月、大阪の世界花博覧会で正式にお披露目されたスルタン・カブース・ローズは、その深紅の色とほのかな香りと、寒冷温暖どちらの気候にも元気に育つバラとして、愛好家の注目を集めました。美しさ、情熱、勇気と力強さのみならず、尊敬と感謝の気持ちをも象徴するバラです。
日本とオマーンは1972年5月7日に国交樹立し、昨年は40周年を迎えました。

美と健康に椎茸

庭の片隅に、椎茸が出ていました。少し大きくなりすぎてしまいましたが、今日は暖かな午後、椎茸がり(笑)をしました。アレルギー体質の私ですから、この時期の喘息予防に椎茸を沢山摂ることに事にしています。椎茸は、甲状線炎、関節リウマチ、内分泌系の諸疾患にも効果があると言われています。椎茸菌糸体の免疫賦活作用は、これらの症状に対して直接胸腺に働きかけ、免疫力を高め、風邪、インフルエンザの予防にも良いとされています。
椎茸は血行を良くし、新陳代謝をさかんにするのでカゼを早く治してくれます。さらに、その他にも椎茸の胞子の中に入っているウイルスが、自然と坑体がつくられ、風邪・インフルエンザのウイルスに負けない身体となります。我が家では、干し椎茸を良く使います。風邪をひいた時には、干し椎茸と生姜のスープを薬代わりにたっぷりと頂きます。
椎茸に含まれているビタミンB群の効果が美肌力に効果が抜群です。そして、ビタミンB1は整腸を促して便秘を治し、血液循環をよくして肌をきれいにします。また、ナイアシンという成分が肌荒れを防ぎ、かぶれやすい体質のにもよく効きます。私は、いつもビタミンB12が少ないと言われているので、お肉よりも椎茸の成分で、ビタミンB12の補給を心掛けています。

レモンたっぷり グリーンスムージー

少し風邪気味の週末には、薬の変わりにレモンたっぷりの家庭菜園で取れたお野菜のグリーンスムージー。レモンのビタミンC含有量は、100g中50mg(ビタミンCの、1日の推奨量は、100mg)と、柑橘類中トップクラス。毎日のレモンで、風邪の予防になります。クエン酸を多く含んでいる事から、新陳代謝がさかんになり、老廃物を排泄し、血液を新しくします。代謝が活発になると、内臓器管も元気になりますので、疲労回復効果があります。クエン酸は体内でエネルギーとなる成分のひとつです。クエン酸の酸味が苦手な方には蜂蜜を加えてみて下さい。蜂蜜も沢山の栄養素が一杯の疲労回復のサプリメントです。(ハチミツに含有されているビタミン類には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンなどがあり、ミネラル類としてはカリウムを多く含んでいる他、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンなどが含有されています。)

ビタミン補給は夏のトマトで

我が家の家庭菜園で採れる、大好物のトマトで、毎日のビタミン補給。「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれているほど、トマトにはさまざまな効能があります。ビタミンA、Cが豊富なほか、ビタミンH、Pといったビタミン類を多く含んでいるので、どんなサプリメントより効果的。ビタミンH、Pはあまり聞き慣れないビタミンですが、お互いの相乗効果を発揮し、細胞と細胞をつなぐコラーゲンを作ったり血管を丈夫にしたりと、重要な役割を果たしてくれています。ビタミンAが多いので胃の粘膜の保護にも良いとされています。
その中でも高血圧の予防と治療にトマトなど、野菜に多く含まれるカリウムがあげられます。体内のナトリウムを排泄してくれるので、血圧を下げる効果があります。トマトにはルチンやリコピンが含まれていています。ルチンという物質は血圧を下げる作用がるので、高血圧の方にオススメです。又、リコピンは老化の原因と言われている活性酸素を退治してくれる物質で、熱にも強く、ジュースやソースにすると体内への吸収がアップします。リコピンはカロリーの吸収を抑える効能も持っていますので、ダイエットには欠かせません。トマトは低エネルギーで、生で丸ごと1個たべても約40キロカロリー。血液の流れをよくし、脂肪の消化も助けてくれます。

ひまわりの効果

この時期になるとヒマワリは南フランスで、香りを楽しみ、種を天日干しにして、炒って、食べます。 その成分は、細胞の老化を防いだり、貧血や冷え性、味覚の働きを保つのを改善する作用があるとされます。また、感染症や胃潰瘍、動脈硬化の予防にも有用とされます。含有される成分では、リノール酸や葉酸、ビタミンEなどがあります。少しのリノール酸は、コレステロールの低下作用から動脈硬化の予防に有用とされています。葉酸は発育促進の働きがあることから妊娠中や授乳中の女性には、その摂取が推奨されます。また、免疫を強化する働きがあると考えられていることから、風邪をはじめとする感染症の予防になります。更に胃潰瘍や貧血などを防ぎます。種実の中ではヒマワリの種が含む葉酸の量は非常に多いと言われています。ビタミンEは抗酸化物質であり、活性酸素を抑制し、癌の予防に期待されています。また、血行改善の作用があると言われているため、細胞の老化を防いで肌の健康を維持するものと考えられています。

真夏に咲く金柑の花

庭に金柑の花が咲きました。小さな白い花です。かなりの数のつぼみもついています。今年は金柑の実もたくさん出来そうです。 花の中の、ごく一部が実になります。昔、金柑は、多くの家の庭の片隅に植えられていたようで、祖母の家でも植えていました。のどが痛いと言うと金柑のシロップを出してくれました。金柑は漢方でも風邪薬とされています。家庭での身近な植物の薬だったのでしょう。
金柑は、開花の時期が7月です。真夏の日差しの下でも咲き、実がつくまで、何回も間隔をずらせて花が咲きます。我家の小さな庭でも、9月まで花が楽しめます。