花菖蒲

この季節、あちこちで花菖蒲が見頃を迎えていますが、今日は、ちょっと変わった、鑑賞会に参加いたしました。場所は、群馬県館林市の旧秋元別邸(旧館林藩主だった秋元家所有だった由緒ある建物)。花菖蒲お座敷鑑賞会です。一般的には各地の花菖蒲園で御覧になられる方が多いかと思われますが、熊本では、鉢で作り、室内で鑑賞するのが伝統だとか。すべてを肥後花菖蒲の伝統に則ったこの鑑賞会。白と色、交互に奇数の鉢が正座した時に花が正面に来るように、ふすまの引き手の高さにそろえて陳列してあります。客人は並べた花を前に正座し一礼した後、厳粛な気持ちで鑑賞するというものです。武士のたしなみとして始まった肥後六花のひとつ、肥後花菖蒲。金屏風を背にした花には、豪華さと共に、厳かな品格が漂い、美しいだけでなく、深い精神性を感じさせるものでした。(写真撮影が出来なかったので、外の菖蒲公園の写真です)


La Tortue

吉野シェフのビストロが広尾に出来ました。商店街からすぐのこのお店は、目を引く可愛い建物です。オープンしたばかりのお店に寄ってみました。パリを思わせるような小さなビストロです。きっと、吉野さんの趣味が沢山入っているだろうなあ、と思わせる洒落た物が沢山あります。お食事だって、パリの2ツ星のステラマリスの懐かしいお料理がありました。ステラマリスも銀座も、芝公園のお店もいいけど、ビストロなら通えるから、嬉しいです。お店の名前も可愛いラ・トルチェです。ゆっくり、ゆっくり、お店の名前のように地元の方から愛されるお店にしてほしいです。Restaurant  familiale de Tokyo ****La Tortue 住所 渋谷区広尾5-14-14        電話03(6459)3713 Lunch11:30~15:30(L.O.14:00)   Dinner18:00~23:30(L.O.22:30 HolidayL.O.22:00) *Regularly closed on Wednesday

                    

ひつまぶし

名古屋のタカシマヤでAWAKEのセミナーがありました。前日入りして、用事も早々と済まして、名古屋グルメに走りました。名古屋のレアーな店で、レバーや名古屋コーチンに。当日は朝からバタバタとしていましたが、しっかり、セミナーの合間に、もちろん前からチェックしていたひつまぶしの店へ行きました。ひつまぶしを食べたのはこれで、3回目です。今回の店は、名古屋の友人も絶賛していた【いば昇】さん。夜の繁華街、錦3丁目にありながら、今でも木造2階建ての古きよきたたずまいを残す明治42(1909)年創業のお店。お櫃に入ったご飯にのった細かく刻まれたうなぎは、品質の良さを重視して、鹿児島物など九州産を使用。脂が切れる寸前まで備長炭でじっくり火を通す香ばしいうなぎは、パリッとした食感が楽しめました。こくのある甘辛い上品な特性タレ。1膳目はそのまま、2膳目は薬味をのせて、3膳目は煎茶をかけてお茶漬けにして食べました。

店名 いば昇
地域 栄・矢場町
営業時間 11:00~14:30(L.O) 16:00~20:00(L.O)
定休日 日曜、第2・3月曜
TEL 052-951-1166
所在地 名古屋市中区錦3-13-22
カード 不可
席数 60席
アクセス 地下鉄「栄駅」から徒歩5分
駐車場

元祖という感じがさりげなくて素晴らしい。おだしで食べないで、お茶をかけて食べるひつまぶしが我が家と同じ食べ方で、嬉しくなりました。

週末は北陸

前日から降りだした東京の雪とは違って、北陸の雪は大粒です。金沢に着きましたら、本当に綺麗な青空。金沢の友人に、雪の兼六園が見たいのに、雪がないじゃない。と早速電話。弁当忘れても傘忘れるなだから、じきに見れるよ、と言われて用事をすますと兼六園へ。着いたとたんに、雪がひらひら降ってきて、広さ約3万坪があっという間に雪国になってしまいました。夜は温泉でゆっくり、まったりと思い、金沢駅からサンダーバードに乗り和倉へ。週末のバカンスは温泉と雪と美味しい北陸の幸で堪能!

SPA THE BLUE

瀬戸内海の穏やかな景観を一望できるスパは、日常の喧騒から開放されるような空間です。海と一体となるスパラウンジ〈写真左)では、至福の時を感じます。スパスィートルームでは、極上の景色を体験する事が出来ます。心と身体の磨きをかけて、上質な時間を過ごすのもよいものです。トリートメントの前には、施設内には温泉もあり、ゆっくりと全身の緊張を解きほぐす事ができます。オリジナルメソッドは、オールハンドの心地よいトリートメントで、心も身体も癒されるでしょう。冬の限定割引というのがあります。特別に平日限定で、20パーセントもお安くなります。90分通常19,700円が15,760円です海の恵みを取り入れた厳選されているメニューも割引と、かなりお得です。この季節の冷えや乾燥したお肌のダメージを回復させる上質なトリートメントで、リフレッシュ出来ます。



忘年会

今年も沢山の忘年会がありました。友人や仕事関係の方とのお付き合いの多い12月でした。最後の忘年会は、クリエーターの皆さんとの楽しい会でした。左の写真に写っている私の隣が、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫さん。橋本さんが手がけた「ザ・ペニンシュラ東京」は、日本の文化・美意識のエッセンスを調和させています。ペニンシュラの正面ティーラウンジの左右の椅子は、斉藤上太郎さんの作品。(私の後方)祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍されている。六本木ヒルズのお店を是非覗いてみて下さい。彼がきっと素敵な着物を選んでくださいます。http://ameblo.jp/jo-taro/entrylist.html右の集合写真には、建築家の西森陸雄さん、今村創平さん、グラフィックデザイナーの松下計さん、ファッションデザイナーの皆川明さん、今年2月に新宿のギャラリーで行なった香りのかたち展をご一緒させて頂いたメンバーとの久しぶりの嬉しい再会でした。


レストラン タテル ヨシノ

今日は久しぶりに、芝のタテル ヨシノにランチを食べに行った。月日が経つのは早いものです。吉野さんご夫妻に始めてお目にかかったのは、89年に小田原でステラ・マリスを開店した時、久しぶりの再会はパリにお店をオープンした年。吉野さんがオーナーシェフを務める「ステラ・マリス」は、私のパリ出張の時には必ず行くお店。強豪レストランが軒を並べるパリ8区に1997年開店したばかりの時から、今は亡きマダムの美智子さんにはお世話になった。美智子さんの夢は星を取らせる事でした。パリのステラマリスは、とても素晴らしいお店なのに、毎年星が取れませんでした。でも、“星に最も近い店”と評されてきました。さらに、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションからも「ステラマリスの料理は“星”に値する」と何年も前から太鼓判を押されていました。でも星は取れませんでした。パリで、吉野シェフはミシュランのオフィスに星が取れないから意見しに行った事は有名です。2003年3月、東京・港区の芝パークホテルに「キュイジーヌ フランセーズ タテル ヨシノ」を、続いて9月、汐留のパークホテル東京に「ガストロノミー フランセーズ タテル ヨシノ」をオープン。“大地の料理”というコンセプトを創造し、パリで1ツ星を取りました。そして今年はミシュランの2ツ星を獲得。

パブロ・シーグレル

アルゼンチン大使館の名プロデューサーである、文化担当の志和さんから、素晴らしいコンサートのお誘いを受けました。あのグラミー賞アーティスト、パブロシーグレルのプライベートコンサートだと聞いて、楽しみにメゾン・ポール・ポギュースズへ。一夜限りのこのコンサートに実はサプライズがありました。なんと、バンドネオンのワルテル・カストロがジョイント。何だか夢を見ているような感動のコンサートでした。久しぶりにマエストロ二人のコンサートに、心躍る記念すべき一夜でした。パブロ・シーグレルは、素晴らしい。やはり、なんと言ってもピアソラの曲も心にしみる。最近タンゴを聞く機会に恵まれて、少しづつですが良さが分かってきたので、とてもコンサートを楽しめる余裕が出てきたのでしょうか。そして今夜は、私にとって特別に思い出深い夜でした。

メディカルアロマテラピー

アロマテラピー発祥の地フランスでは植物から抽出したこの療法を使ってさまざまな治寮が行なわれてきました。この療法が家庭の医学として浸透しているフランスでは、単に香りを楽しんでリラックスするだけではなく、精油を日常生活の中へ取り入れ、身体の不調を緩和するテクニックとして利用されています。今年もフランス式メディカルアロマテラピーの基礎を学んで頂く講座を開きます。ヴァルネ博士は、多くの健康上の問題は自然の治療薬によって解決することができると主張していました。何百年も前から経験的に知られている植物の様々な治療効果は、科学的にも根拠があると言うことを示したのです。植物療法を刷新し、すべての精油をテストし分類し体系化し、ヴァルネ博士は三十年以上にわたって植物療法・アロマテラピーで治療を行なってきました。臨床検査はこの医学の有効性を裏づけました。今回開く講座では、今まで公開されていなかったヴァルネ博士のメディカル処方などを日常生活へと取り入れた実践講座を行います。〔11月6日スタートです。問い合わせはメールにて→interbrain@oregano.ocn.ne.jp)


癒される花とアロマ

川崎景介さんのマミフラワー表参道のお教室を訪ねました。11月にこの表参道のお教室をお借りして、男性の為のアロマテラピー教室を開催致します。女性の教室に入りずらい男性のためだけに、勉強をする機会を与えてほしいと以前からアートアドミニストレーターの生駒さんから頼まれて、一度夏にイベントをさせて頂き、今回は第二回目です。川崎さんとは、以前、私のイベントに来て頂いたご縁で対談をさせて頂いた事があります。川崎さんの日常の花に対する思いは、アロマテラピーに通じるところも多々あり、すっかり仲良しになりました。とても素敵な方です。本を頂き、マミの世界に私も感銘を受けました。私の生活にも植物がかかせません。日々の生活を花とアロマテラピーで彩るのは素敵な癒しです。