アラブ諸国の大使夫人達の会が主催した、ファッションショー。多彩な民族衣装の数々。一口にアラブと言っても、国や民族によって大きく異なっていることが分かります。大使館の中での開催だったのですが、大理石の白い壁に、金をあしらった衣装が良く映えました。写真を撮る方が多かったのも印象的。この後は、当然アラブ料理に甘い甘いデザートが続きます。
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「新春浅草歌舞伎」
お正月気分満喫の新春歌舞伎の浅草へ。江戸時代、浅草の町は江戸随一の繁華街として栄え、現在の浅草公会堂のある場所からほど近い猿若町には、天保以来、「江戸三座」と呼ばれる幕府公認の芝居小屋が立ち並び、大変な賑わいであったと伝えられています。その後も、明治、大正、昭和と浅草はショービジネスの中心地として栄えていきます。しかし、第二次世界大戦後、浅草での歌舞伎興行はしばらく途絶えていましたが、昭和55年のお正月に「初春花形歌舞伎」として浅草での歌舞伎興行が復活。それ以来、浅草公会堂にて初芝居の公演を催し、大人気を博してい今回、全演目に出演する海老蔵さんは、新之助を名のっていた平成11(1999)年、14年ぶりとなる事で話題。
お正月の浅草公演ではすっかりお馴染みの愛之助さんと、とても楽しめました。
開幕に先立ち、出演俳優が新年のご挨拶をする恒例の「お年玉〈年始ご挨拶〉」。
そして幕開きは、『寿曽我対面』。江戸歌舞伎では初春に上演することが吉例となっていた曽我兄弟の仇討物語の人気の場面です。様々な役柄が勢揃いする豪華な’歌舞伎絵巻’とてもお正月らしい。
続く河竹黙阿弥作『極付幡随長兵衛』は俠客の元祖といわれる長兵衛のダンディズムが心揺さぶる名作です。海老蔵が見事に演じてくれました。
華やかな雰囲気でお正月気分が満たされる一時でした。
そして、帰りには、スカイツリーを見ながら浅草寺でお参り。
テキスタイルコレクション
ヨットショー2012
今年も、仕事の合間のヴァカンスで、モナコヨットショーへご招待を受けて行ってきました。とても豪華なヨットが世界中から集まり、本当に素晴らしいショーです。私が好きなイタリアのメーカーのヨットは、70メートルもあり、まるで動くホテル、いや、ホテル以上かも。様々なヨットを体験させて頂き、大富豪の気分を味わう事が出来ました(笑)。日本ではあまりに大きなこのクラスのヨットを見ることはありませんが、クルーを1年中雇って、好きな時に好きな場所へヨットを持ってこさせての、フライ&クルーズは、もっとも贅沢な遊びでしょう。
いつか、仲良しの友人夫婦と一緒に、何組かでチャータークルーズなどしてみたいと、ヨット好きな私の夢が膨らみました。
ハートの布
桐生産地の総合繊維展「2012年桐生テキスタイルプロモーションショー」の記事が桐生タイムスに掲載されました。コンセプトは、「ヒューマニティー」(人間らしさ、人間味)に沿った統一モチーフがハートでした。人と人とのつながりの大切さと桐生の元気さをアピールする布を出展各企業が織りました。私は、昨年から桐生の町起こしを少しお手伝いをした事もあり、テキスタイルデザイナーとしての勉強を始めました。今年はそのデザインをフランス出張の折に私の師匠と相談しながら30案もデザインしましたが、今回出展の際に5点が採用されました。ハート柄は、甘くなって、難しいモチーフなので、大人可愛さで、形にこだわりました。ハートの下をとがらせ、少しシャープなハートの柄を織りました。イメージは、今年の南仏のヴァカンスをイメージして制作しました。素敵なデザイナーを見つけて服地のデザインも出来たらと新しい事に挑戦しています。
PremiereVision
UAEの記念式典
アラブ首長国連邦(UAE)の連邦結成記念日の祝賀会にご招待されました。エミレーツが就航した時からスパリゾートへ何度も行っている私の好きなリゾートがある国です。1971年12月2日、イギリスの保護下にあった6つの首長国が独立し、連邦を結成し、翌年もう1つの首長国が加入し、現在の連邦を構成する7首長国、 アブダビ首長国、 ドバイ首長国、 シャールジャ首長国 、アジュマーン首長国、 ウンム・アル=カイワイン首長国、 フジャイラ首長国、 ラアス・アル=ハイマ首長国の体制となったのです。 第2次大戦後、石油が発見され、アラブ首長国連邦が世界の中で特長的なのは石油の富によって成り立つ、つまり国民の労働とその結果である税金に拠らず国家財政を成立させることが出来る国家です。ドバイやアブダビへ行かれた方はきっと感じられるでしょう。
クリスティーズ
パブロシーグレル
河口湖の湖畔の木立の中にある久保田一竹の美術館で、グラミー賞受賞アーティスト、パブロシーグレルの来日コンサートが開かれました。シーグレル氏は、ニューヨークを拠点に世界で活躍するアルゼンチン人のピアニスト。1978年より、クラシック、ジャズ、即興の才から、タンゴの革命児アストル・ピアソラの五重奏団のメンバーとなり、師の引退まで10年余巨匠を支えたそうです。ピアニストとしてヨーロッパ、アメリカ大陸、日本など、世界中での演奏活動に参加しし、ピアソラ五重奏団の音楽的発展に大きな影響を与えたといわれています。シーグレルは、現在もモダン・タンゴ界をリードする存在です。今回は、村中 俊之さんがチェリストとしての共演者。NHK大河ドラマ龍馬伝「龍馬伝紀行」テーマ曲のアレンジを担当された事は有名です。シーグレルとの息も合い、又バンドネオンの北村 聡さんも加わっての素晴らしい演奏に、一竹辻が花の着物が彩をそえました。秋の夜長の本当に素晴らしい週末となりました。