熱海 多賀の蕎麦

桜海老のかき揚蕎麦
蕎麦がき

私の好きな多賀のお蕎麦屋さんです。
江戸末期に建築された豪商の建物を移築した店舗は、かなり大きな造りです。入り口の右側に広がる座敷の手前側だけでも、8畳、6畳、8畳の部屋を通しで使っています。庭の梅の木や百年以上は経とうかと思われるかなりの古木も、縁側の席に座ると窓から見渡すことができます。
桜海老のかき揚がおすすめでした。バリッとしてごま油の香りが香ばしくて、美味しかったです。そして、ここの蕎麦がきもとても美味しく上品なお味です。
熱海から、国道135号を約5キロ南下し、赤根トンネルを過ぎて、緩やかな右カーブを過ぎて、右側にあります。少し奥まっています。

多賀
住所:静岡県熱海市上多賀798
JR伊豆多賀駅から徒歩15分くらい港を目指して/車なら多賀の漁港の前
電話:0557-68-1012
営業時間 11:00~16:00(L.O.15:50)
     おそば 11:00~15:00
     甘味 14:00~16:00
http://www.tagasobajp.com/

奥田透×ESQUISSE 一期一会の食事会

素材を楽しめる"先八寸"
海老と筍真丈 自家製のまぐろ節とトマトのブイヨン
わさびのアイスクリームを添えて お造り
ナッティーな風味の 鰆味噌幽庵焼き 
オレイン牛 三宝柑マリネ・椎茸・筍炭火あぶり焼き
手打ち十割そば 鴨のコンソメと
くずでつないだ柚子のエッセンスとしょうがのラビオリ
成田氏のデセール 小豆のカスレ”米のデクリネゾン”
今日はESQUISSEで素晴らしい夢の競演である食事会。一流の料理人にとって、和洋のジャンルはあまり関係ないのかもしれないと思わせるほど、奥田透氏とLionel BECCAT氏2人の作り出す料理は、垣根を越えてミラクルでした。エスキスで、フォークで食すれば、フレンチ、箸で食べれば、そのまま和食。そう思わせるほど、違和感なく溶け合っていた。
全てのお皿に、メニューが完成するまでの二人のデリケートな心使いを感じる。可能性の広がりを感じさせる、各々のお皿の完成度は、完璧ながら自然体。素材を活かすだけではなく、ツクシやコゴミ、そしてカタクリの花をあしらったりと、ふんだんに季節感を味わえました。今日、この場所でしか食べられない一度限りの「一期一会」の食事会に感動した時間でした。

季節のグルメ越前蟹

お気に入りの冬の旅は、福井。気持ちの良い寒さを感じながら、我が家は毎年、福井へ行っていた。旅の宿はもちろん、料理屋旅館。
明治時代栄えた、北前船の寄港地、三國には、本格的な蟹料理を食べさせてくれる宿が何件かある。その中でも、日本海を見晴らす高台に「望洋楼」があります。今日、偶然、三國で馴染みの、その料理屋の看板が目に留まった。早速、家族を呼び出す。
入口の水槽には、水揚げした港の名前が記されたタグを付けた蟹が、、、甲羅に散らばる黒真珠のような小さい粒は、最高品質の越前蟹の証。脱皮後の時間が長い事を証明する自然の保証。肉質が良いのです。福井で育った蟹が、ここ青山の地で贅沢に食べられるのは、何と嬉しい事か。
蟹は大きければ大きい程美味しい。今日は予約も無で行ったので、水槽に入っている中で一番大きいのをお願いした。1キロの蟹でした。
三國で食べる1.5キロの蟹は、3日前に注文をしなければ食べられないし、蟹の漁がないと送ってもらえません。
今年は、何だか忙しく福井への旅は行けなかった。もちろん、現地に行くのが一番。
でも、偶然見つけたこの店は、望洋楼の東京店。福井まで行かなくても、蟹が食べられる。

望洋楼
東京都港区南青山4-4-41
ふくい南青山291隣
電話03(6427)2918
お盆、年末年始以外無休

贅沢な時間を三谷で

蛤のスープの中に雲丹の浮き身で
鮟鱇の肝を鮪の油で
自家製唐墨
鯛しゃぶ、白子焼きと共に
手渡しのにぎり
海苔の香り豊かなとろの巻物
絶品の穴子
さっぱりと最後のかんぴょう巻きとお稲荷さん
三谷は最近増々、予約が取りにくくなった鮨の名店です。鮨屋というよりは、季節に合う肴の数々を地酒やワインに合わせ楽しませてくれるお料理屋さん、と言われる方も多いお店。シャンパンで喉を潤しているうちに肴類が次々と出てきます。全国の漁師から直接仕入れた海の幸の数々、全てご紹介出来ないのが残念なのですが、(手渡しのお鮨の為、限られた写真しか撮れませんでした)本当に質の高い贅沢な逸品です。 お酒もまた楽しみの一つです。三谷さんが自らお勧めして下さるワイン、シャンパン、日本酒。お酒に弱い私はグラス半分づつでしたが、肴や鮨に合わせてくださいました。「握りの手渡し」もタイミングが絶妙。間合いが素晴らしい。
 残念ながら、今や予約が1年後らしい(笑)。これだけ人気なのは、これらの質の高い食材や、手間をかけたきめ細かい仕事だけではなく、三谷さんのホスピタリティもあるのだと思う。料理への愛情も行きわたっている。
TV等メディア取材一切お断り、というのも、とても理解出来る。9席のお客様へ、全身全霊を傾けての手仕事だからでしょう。

鮨 三谷
新宿区四谷1-22-1
03(5366)0132

ミュシュラン3つ星の鮎 銀座小十

今日のお楽しみ、天竜川の天然鮎
夏野菜のすり流し
鮑のお素麺
お椀
お造り
冬瓜と牛ロース
鮎ごはん
デザート
銀座小十の鮎を頂きました。店主奥田透さんのお料理は、若手の日本料理の切れの良い、元気の良さを感じます。8丁目に移転して、今回は家人との二度目の食事でした。昔5丁目の頃、初めて伺った時に、私が大好きな唐津焼の名手、陶芸家の岡小十さんの器で、奥田さんのお料理を頂ける贅沢さ、そして何よりその情熱をかける職人芸に、いつも感動していました。
流石に、ミシュランガイド東京版の初年度2008年から5年連続3つ星を獲得の素晴らしいお料理です。今、最も勢いのあるお店の1つです。
http://www.kojyu.jp/ 中央区銀座5-4-8 カリオカビル4階 電話03(6215)9544

銀座小十で季節を味わう

車海老と夏野菜
牡丹鱧と順才の御椀
6月12日、新店になって、初めての小十。店の坪数が約倍になりスペースに余裕がありゆったりと過ごせます。カウンター8席、個室が3部屋あり収容人数も増え予約も取りやすくなりました。内装も以前と比べて高級感あふれ、隅々までこだわりぬいています。陶芸家、西岡小十の作品を飾ったミニギャラリーもあるので、楽しめます。小十ファンにたまらないでしょう。まづ、付出しに生うにと生湯葉を豆腐のすり流し。そして、海老と季節の夏野菜。次にお楽しみの鱧の御椀。かなりしっかりした味の出汁、力強さが体にしみるて季節を感じる御椀でした。献立の最後のお楽しみの一つは鰻。身が厚く立派な鰻を炭火で直焼きに。皮が香ばしくパリッとしているのが、とても美味な逸品。ワイン好きの私の為に、ソムリエの飛田君のセレクション。やはり、このお料理に、このワインと、センスの良さに至福の時を味わえました。
場所は、銀座奥田と同じカリオカビルの4F。

朝ごはん 築地でパワーアップ

今日のお刺身(鰹)自家製ポテトサラダ
海老フライ
アジフライ
玉ねぎのスライス 鰹節がたっぷり
我が家のおすすめ朝ごはんは築地。早ければ朝4時からお店は開きます。気持ちの良い朝ごはん、しかもパワーアップしたい時には、是非どうぞ。私の行きつけは、小田保。この市場で働く友人のユキちゃんお勧めのお店です。前菜に本日のおすすめのお刺身(ちなみに今日は鰹、油がのっていて香りが良い)メインに主人は、エビフライ、私はお刺身に使われるような新鮮な鯵をフライに。サイドメニューは、手作りのポテトサラダ、オニオンスライス。プリプリの海老、肉厚の鯵は、市場ならではです。かなり、軽く揚げているフライなので、朝でもしっかり食べられます。食後はサッパリと胃にもたれることもないのが、素晴らしい。蟹コロッケもおすすめです。5月のブログでご紹介した海老丼も豪華で美味しいです。朝からフライ?なんて言わずに是非、お試しあれ。
小田保  東京都中央区築地5-2-1 築地市場内6号館.5:00~13:00.日曜・祝日・市場が休みの日.

ワインセレクション

こんなワインを見つけました。気のおけない仲間でワイワイ楽しく飲むテーブルワインです。築地和光においてあるワインです。グレープ・ガンポの勝俣氏のセレクションです。1本はラベルが可愛くて思わず頼んでしまいました。もう1本はオーガニック認証のABマークワイン。ヨーロッパでは、認証ルールにしたがって多くの生産者がオーガニックワインを作っています。葡萄づくりでは有機肥料だけで土をつくり、化学肥料や農薬を一切つかいません。その土地の自然の力を最大限に引き出した美味しい葡萄だけを使います。醸造では香料や着色料、合成酵素などの添加はもちろん禁止。保存料は昔ながらの硫黄を燃やしたガスだけが少量認められています。こうしてワインは葡萄そのものの力を大切にしています。だから、ヨーロッパのオーガニックワインはデイリーユーズながらピュアで 心地よい飲み口で翌日に残らない、体にやさしいワインです。

ウニ・・・

築地から雲丹が送られてきました。これぞ、築地と言わんばかりの新鮮なもの、色が鮮やかで、形がしっかりしています。 本当に美味しい、、、 ただただ、美味い。しかし、美味しいばかりではなく、ウニのホルモン成分は、滋養強壮、血行促進効果があります。消化吸収が大変よいので、食べるとすぐに体が温まるのです。またビタミンB2とB12を含みます。βーカロテンを豊富に含んでいるのでビタミンAの補給に最適。ビタミンAはお肌の味方。皮膚の新陳代謝を活発にしてくれ、うるおいのあるプルプルなお肌を保ちます。又、パソコンなどで疲れた目の疲労回復にも効果があります。

築地でランチ

海老丼
友人の亀本のターレーで
今日は台湾から来たFanFan と築地見学&ランチ。数あるお店の中で、とっておきの店。観光客で賑わう店をしり目に、ここは、築地で働く人の御用達のお店。ここで食べる牡蠣やお刺身も絶品で、味、値段、ボリューム、どれをとっても築地ならでは。近所だったら、毎週来ようと思わせる魅力と活気がここにはある。知る人ぞ知る秘密のお店。この海老丼で、お店が分かった方、、そう、あなたは通です。