フランスの色

パリはウィンドショッピングが素敵。このショーウィンドウも、靴や靴下の商品を見るというよりも、つい、靴紐に目が行ってしまいます。なんともとってもヨーロッパらしい。お洋服の色、バッグの色、インテリア用品の色。そしてまた、そのデザイナー達がデザインした作品も、面白くて、洒落ています。でもやっぱり、色は形以上に美しいのです。
どうして、こんなに美しい色を出すことができるのかと、美しい色の組み合わせを見るたびに、ため息がでるほど感心してしまいます。
フランスにおける色の名前は、とっても楽しい。ラベンダーやリラ、ローズ、イリスなど、お花から採った名前も多いし、フランボワーズ、アプリコットやカシス、シトロン、マンダリン、オリーブにプルーンなど、果物や木の実から採った名前も多いのです。
日本で、虹は七色と決まっていますが、フランスでは六色(赤、橙、黄、緑、青、紫)で表現することが多いそうです。日本とフランス、色についてだけでも、こんな違いがあるのです。
色について、もう一つ、フランス国旗は「トリコロール」と言います。 トリコロールとはフランス語で三色という意味。とり(tri)は三、コロール(colore)は色と言う意味。 ご参考までに、フランスの伝統色をのぞいてみてくださいhttp://www.nicopon.com/iro/france/

大好きな街

Le Loir
Honor de Balzac
ヴァンドームは私が好きなフランスの田舎。パリではなく、のどかな街。パリまで新幹線で45分ぐらい。フランスで済むならパリもいいけど、この街が気に入っている。南フランスのフレンチリビエラもいいけれど、静かで、中世のころから時間が止まってしまっているような感じもいい。人も少ないし、何とも言えない。偉大な小説家、ヴァルザックも好きだったに違いない。

パリのお土産

お土産の続きです。今回はパリのお土産をご紹介します。ラ・デュレのメレンゲ Noix de coco です。 こんなに美味しいメレンゲは食べた事がない。口に入れると、一瞬で溶けてしまう。病みつきになる。 と友人に言われたのを思い出しました。
これは、ルーブルのミュージアムショップのお土産。何度もルーブルへ行っていましたが、ミュージアムショップはひやかすだけの私。ところが、お土産としていただいて、あらためて良く見ると、とても新鮮です。早速明日から使おう。なんと言ってもこのモナリザはモダンで良い。アレンジの仕方が斬新です。バックの中でとても目立つので、便利。

ラヴ・オーガニック LØV Organic

我が家のお気に入りTHE
パリで買ってきたラヴ・オーガニックのお茶。毎日欠かせない我が家のお茶。このブランドは、創業から140周年を迎える人気の紅茶専門店、Kusmi Teaのセカンドラインとして誕生しました。LØV Organic のこの文字は、デンマークやノルウェー語で“葉っぱ”を意味する単語だそうです。北欧のデザインやエコロジーなライフスタイルにインスパイアされており、“日常で気軽に楽しめるオーガニック”をテーマにオーガニックティーやフランスでは、ティザンヌとよばれるハーブティーを数多く取り揃えています。ヴァルネ博士の精油と同じ、全てにフランスのABマークの認証付(アグリカルチャービオロジック、オーガニック認証)。色とりどりのボックスに小鳥のロゴというキュートなパッケージ。ダイニングにいくつか並べて飾っています。私が好きなのは、ピンクの缶のROSE,家族に好まれているのは、ブルーのDETOX.どちらも優しくて美味しいお茶です。フランスへ行かれたら、是非お試しください。お土産にも喜ばれます。

フランス式メディカルアロマテラピー

講座で使用しているヴァルネ博士の精油40種
今日は、フランス式アロマテラピー講座を行いました。ジャンヴァルネ博士の芳香療法が1964年に刊行されて以来、フランスでも自然療法が専門家、又一般の人々が好意的に受け入れ始めました。
博士の言葉をかりれば、流感に関しても、医者も患者も毎年何百時間が奪われて、フランスの膨大な予算が費やされている。しかし、治らない。それは、あてはまる抗生物質剤がないからなのです。しかし、重感染が生じた場合以外流感のウィルスに抗生物質は効果を示さないからという単純な理由からなのです。約1,200種の植物から、また数多くの芳香植物ならびに一部の野菜(例えばガーリックやオニオンなど)から強力な抗生物質が発見されていることはよく知られています。抗菌特性をもっていることで有名な芳香エッセンスといえば地中海の山岳地方、フランスの南部および南東部の広範な地域をおおっている、タイム、ラベンダー、ローズマリーなどほとんど全ての芳香植物の精油が含まれます。多くの殺菌消毒剤は、その抗菌特性がもはや証明を要しないシソ科の各種植物のエッセンスを主成分としているのです。1981年より博士のアロマテラピーを学んで、この療法が医療関係者の知識にとどまらず、予防医学として、広く我々の生活の中に取り入れる事が出来たらと思います。

ハイ ホテル エコ スパ&ビーチ

ELLE-DECORATION
今日はNiceのコンテンポラリーなホテルをご紹介します。Niceにあるミュシュラン一つ星レストランの松島シェフに面白いエコホテルがあるから、話の種に一度泊まってみたらと、紹介されて、以前、一度泊まったホテルです。今日はELLEデコレーションをテーマにしたお部屋の案内が来ました。このニースのホテルはディレクターにパトリック エルアギーとフィリップ シャプレの二人、デザイナー、クリエイターには、フランスを代表するプロダクトデザイナーの1人、マタリ・クラッセのプロデュースによる都会派なデザインホテルです。彼女の作品はパリの装飾美術館やNYのMoMAにも所蔵されていますが、ニースでその彼女の作品に触れ、体験することができるスポットです。地中海沿岸プロムナード デザングレから200mの場所に、コンテンポラリーな空間をプレゼンテーションしています。ハイライフは、今までにない、まったく新しいタイプのホテルを各地に建設しています。伝統的な高級ホテルから切り離された、別世界のホテルを提案しています。食事はもちろん、BIO(オーガニック)です。
ハイ ホテル エコ スパ &ビーチ
3 Avenue Des Fleurs , Nice, Alpes-Maritimes 06000
http://www.hi-hotel.net/fr
Météo 
Nice 15°(High: 14° Low: 10°)Wind: E 19.31km/h
Mostly Cloudy 
Paris 11°(High: 16° Low: 12°)Wind:19.31km/h
Light Rain

エルメス2012年春夏コレクション

2012年春夏プレタポルテのコレクションショーに行ってきました。今回の会場はコレドー室町。シャンパンを片手にショーを待つ気分は何度味わっても、わくわくする。
ジャンポール・ゴルチエから引き継いだデザイナークリストフ・ルメールの「エルメス」2度目のコレクション。白の美しさとすっきりしたシルエットで新しい「エルメス」らしさが見えた。細くてシャープなプリーツも繊細な感じ。上質でフェミニンなところが素晴らしい。思わずオーダーシートにチェックをしてしまった。フードつきローブのシルエットは美しく、ヴァカンスにぴったり。シルクのシャツには同じシルクでパジャマ風のパンツ。夏に涼しくブルーのミニドレスはセクシーな片袖。グリーンやパープルの水着も大人かわいい。
ルメールの春夏に心が躍る。さあ、今年の夏のヴァカンスにはこれで決めよう。

boulangerie POUPART PIQUOT Paris

パリ15区のブーランジェリーPOUPART PIQUOT は、美味しいバゲットだけではなく、オーナーのこだわりが感じる素朴なお菓子が並んでいる。何よりも、さりげないサブレやチョコレートケーキがやみつきになる。
「boulangerie ブーランジェリー 」とは、フランス語でパン屋の事を指し、フランスでは認可されたお店のみが、はじめて名乗ることが出来るのです。パリを訪れたのなら、是非一度はフランスパン本場の街で美味しいバケットを食べてほしい。
窯から出されたパリパリのバゲット、香ばしい香りともちもちっとした食感に一度食べたら忘れられないほど。
バゲットコンクールの優勝店や日本の雑誌で紹介される有名店ではありませんが、15区に住むグルメに愛される素朴な美味しさを守っている大好きなお店です。今回は、オーナーに特別にお願いして、裏メニューであるフォアグラをオーダーした。美食のパリ、出張中、どんなに忙しくとも、毎日おいしい物を食べなければ、せっかくのパリだから。

住所 115 Boulevard de Grenelle,7515  paris

シャングリ・ラホテル


シャングリ・ラホテル東京の知人よりご案内を頂いていたので、今日はIenaの近くに住む友人との食事にシャングリ・ラを予約しました。1896年に建設されたナポレオン・ボナパルトの弟の孫であるローラン・ボナパルト王子の邸宅が、パリ屈指のラグジュアリーホテル、シャングリ・ラ ホテル パリとして昨年オープン。パリメロロ9号線に位置するこの駅のすぐそば、パリ16区に位置するこのホテルからは、エッフェル塔やセーヌ川など、パリを象徴する美しい眺望が楽しめます。

著名な建築家リチャード・マーティネー、インテリアデザイナーのピエール・イブ・ロション、景観デザイナーのルイス・ベネシュにより、エレガントな外観、内装、庭園がパリ屈指の広さと歴史的邸宅ならではの独創的な空間になっています。次回の滞在では是非泊まりたいホテルです。スパのオープンも待ち遠しい

Sensing (Guy Martin)

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昨日打ち合わせの後,少しパレロワイヤルをブラブラしていたら、久しぶりにGuy Martin氏と会った。
同氏は、1782年からの由緒ある歴史的建造物のグラン・ヴェフール(Grand Vefour)三つ星レストランのシェフです。懐かしい会話に花が咲かせていた所、パリ左岸のリュクサンブール公園界隈に出した彼のセカンドのレストランを紹介してくれた。噂には聞いていましたが、行く機会がなかったので、早速予約をしてもらいました。センシング(sensing)は、グラン・ヴェフールの対極にあるようなモダニズムを極めた内装にしたいとシェフ・ギーマルタン氏が構想1年をかけた空間デザイン。雪花石膏で作られたカウンター,クリスタルの透明感漂うバールームには、紫色のガラスケースになっています。ガラスケースの中には、今まで門外不出だったバカラ美術館のカラフ(水差し)が飾られていて、二階には彼の所蔵の19世紀の野菜の絵が飾られています。マルタン氏のエスプリを深く理解するシェフのお料理も素晴らしく、味も見た目も研ぎすまされ、素敵なお料理を味わいました。
Sensing (Guy Martin)
19,rue brea, Paris
01 43 27 08 80
http://www.restaurantsensing.com/cuisine.htm

メトロなら駅はVAVINから歩いてすぐ。