七草

 

今日は七草(ななくさ)。1月7日は、3月3日の「桃の節句」などと並ぶ「五節句」のひとつ、「人の日」の節句。我が家では人日の節句の朝に七草粥を食べます。芹(せり)薺(なずな)御形(ごぎょう)繁縷(はこべら)仏の座(ほとけのざ)菘(すずな)蘿蔔(すずしろ)、この7種の野菜を刻んで入れたお粥は、邪気を払い万病を除くのです。お正月の食べすぎで疲れた胃を休め、昔は、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあったそうです。古来、中国では吉凶を占い、1年間の無病息災を祈る日だったといいます。そのための特別な椀、野草を入れたお吸い物をこしらえる風習がありました。

今年もあと数時間

今年の最後の晩餐は、友人の計らいで大好物の河豚でした。にこごり、河豚刺し、白子、ちり、白子と一緒のしゃぶしゃぶ、お雑炊、と本当に素晴らしい河豚三昧でした。1年間美味しい物を食べ続けました。やはり、それに伴ってやや最近はポッチャリしてきたような気がします。今年はダイエットが出来ない1年間でしたが、明日からは、1年頑張って健康的に痩せて見せよう。そして、美味しい物を食べるために、運動もしよう。と心に誓った年の瀬でした。来年は、大きな目標を立ててみよう。その目標は、計り知れない物でしょうが、紙に書いて部屋に貼ってみよう。そうすれば、きっと目標に近くなる気がします。皆様、慣れないブログ〈個人的な事の多いブログで皆様のお役に立てていないような気がしますが)にお付き合いして下さってありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。皆様におかれましても、素晴らしい2011年になりますようにお祈りしております。

忘年会

今年も沢山の忘年会がありました。友人や仕事関係の方とのお付き合いの多い12月でした。最後の忘年会は、クリエーターの皆さんとの楽しい会でした。左の写真に写っている私の隣が、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫さん。橋本さんが手がけた「ザ・ペニンシュラ東京」は、日本の文化・美意識のエッセンスを調和させています。ペニンシュラの正面ティーラウンジの左右の椅子は、斉藤上太郎さんの作品。(私の後方)祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍されている。六本木ヒルズのお店を是非覗いてみて下さい。彼がきっと素敵な着物を選んでくださいます。http://ameblo.jp/jo-taro/entrylist.html右の集合写真には、建築家の西森陸雄さん、今村創平さん、グラフィックデザイナーの松下計さん、ファッションデザイナーの皆川明さん、今年2月に新宿のギャラリーで行なった香りのかたち展をご一緒させて頂いたメンバーとの久しぶりの嬉しい再会でした。


レストラン タテル ヨシノ

今日は久しぶりに、芝のタテル ヨシノにランチを食べに行った。月日が経つのは早いものです。吉野さんご夫妻に始めてお目にかかったのは、89年に小田原でステラ・マリスを開店した時、久しぶりの再会はパリにお店をオープンした年。吉野さんがオーナーシェフを務める「ステラ・マリス」は、私のパリ出張の時には必ず行くお店。強豪レストランが軒を並べるパリ8区に1997年開店したばかりの時から、今は亡きマダムの美智子さんにはお世話になった。美智子さんの夢は星を取らせる事でした。パリのステラマリスは、とても素晴らしいお店なのに、毎年星が取れませんでした。でも、“星に最も近い店”と評されてきました。さらに、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションからも「ステラマリスの料理は“星”に値する」と何年も前から太鼓判を押されていました。でも星は取れませんでした。パリで、吉野シェフはミシュランのオフィスに星が取れないから意見しに行った事は有名です。2003年3月、東京・港区の芝パークホテルに「キュイジーヌ フランセーズ タテル ヨシノ」を、続いて9月、汐留のパークホテル東京に「ガストロノミー フランセーズ タテル ヨシノ」をオープン。“大地の料理”というコンセプトを創造し、パリで1ツ星を取りました。そして今年はミシュランの2ツ星を獲得。

蜜柑

今日は、湯河原みかん(ゆがわらみかん)を作っている高野さんのみかん畑へ行ってきました。湯河原みかんは神奈川県足柄下郡湯河原町を産地とする柑橘類の総称です。温泉地でもある湯河原は温暖で、柑橘の産地でもあり消費地としても盛んな為、一年中小売できるように一つの畑で数十品種を栽培している農家も多いのです。高野さんのみかんは、除草剤も使わず、自然のまま無農薬のオーガニック蜜柑です。今日はお正月用に高野さんにみかんの山に連れて行って頂き、私は早生みかんのジューシーなもぎたてを沢山頂きました。みかんは、免疫力を高めるビタミンCが沢山含まれています。又、みかんの皮は、漢方薬の陳皮の有効成分の一つです。又袋の部分には、食物繊維とみかんの白いすじには、袋と同じ位、ビタミンPが多く含まれ、コレステロールを減らして、血管の壁を丈夫にし、動脈硬化を予防してくれるそうです。



青森りんご

青森りんごを食べ比べました。手前は、金星と言って綺麗な金色で、さわやかな、香りと味がとても良い林檎です。奥はそばかす美人と言われている王林です。あまりにも美味しいりんごの中の王様からの由来があるのです。皮が薄くて口に残りません。食感がサクサクでジューシーです。昔からりんごは、りんごの皮の部分には、沈静作用のあるタンニンとペクチンが多く含まれています。下痢をしたり腸炎をおこした時には、大腸が炎症をおこし、その部分の粘膜の働きがなくなるために食物がそのまま吸収されず、通過してしまいます。ペクチンはゼリ-状で、その粘膜をカバ-してくれる働きがあります。また、便秘の時も正常な腸作用にしてくれます。りんごに含まれている酸は、疲労を回復させる働きがあります。ビタミンCの補給に役立ちます。ビタミンCが安定した酸化型ビタミンCの形で含まれています。みかんは放置すると、どんどんビタミンCが破壊されますがりんごは褐変しても破壊されません。アメリカのバ-モント州では、90歳上.の長寿者がたくさんいます。お料理に『りんご酢とはちみつ』をあわせたものを使用されているということが分かりました。はちみつ2さじにりんご酢1さじを入れ、コップ1杯の水で薄めて飲む『バ-モント療法』を是非おためし下さい。


佐野で苺がりをしました。栃木県の美味しい苺「とちおとめ」です。私は果物の中で一番好きなのが、苺なのです。苺は、ビタミンCが豊富で実はレモンより果物の中ではトップレベルです。写真の大きさのいちごを7~8粒食べれば、1日のビタミンC必要量を十分摂れるそうです。(ちなみに私は、元を取れと言われ、なんと36個も食べてしまいました。)今日明治屋で、同じ大きさの苺が12粒で、なんと900円でした。(ホッ)ビタミンCは、肌・皮膚を若々しく保つ美肌効果はよく知られていますが、コラーゲンの生成を促し、しわを予防する作用や、メラニンの生成を抑えシミを予防する働きがあります。また苺には、下痢や便秘を防ぐなど整腸作用を持つ水溶性の食物繊維ペクチン、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)の排泄を促し高血圧を予防するカリウム、虫歯予防効果があるキシリトール、さらにビタミン・ミネラルなどをバランス良く含んでいますので、おすすめの栄養素です。


日本一しょうゆ

国産の有機丸大豆と有機小麦、天日塩を原料に昔ながらの木製大桶で仕込み、じっくりと発酵熟成させたお醤油です。このお醤油は、群馬県の赤城山麓のわたらせ渓谷が脇を流れる風光明媚な大間々の地で、豊かな自然のもと、職人さんが丹精こめて作り上げる味です。伝承の製法で天然醸造の醤油作りにこだわったさすがのお味でした。創業が天明7年(1487年)ですから、日本一の名前にふさわしい風味でした。香りが良いのが、お料理の味を引き立たせます。一番しぼりと贅沢な旨みの再仕込み醤油の二段仕込み、どちらも美味しいです。これからの季節に美味しいお醤油はかかせません。岡直三商店http://nihonnichi-syoyu.co.jp

蜂蜜

アロマテラピーの専門家たちは1滴か2滴の精油を砂糖にたらして食べるように勧めてきました。ヴァルネ博士は、その事を改善したいと思っていたのです。ひとつには「砂糖の採りすぎは望ましくない」し、胃の不調を引き起こす恐れがあるという理由で、このやり方で処方することをすぐにやめました。そこで博士は砂糖の代わりに蜂蜜を使い、これをコーヒースプーンで2杯ないし5杯、コップに半分のぬるま湯で溶かし日に1回から3回飲むように勧めていました。もちろん白湯ではなくハーブティーにしてもいいのです。


香りの松茸

                    マツタケオールによる独特の強い香りが何とも言えない。この素敵な香りを心から楽しめるのは日本人だけではないでしょうか。日本においては食用きのこの最高級品。きのこの王様。松茸で様々なお料理が出来る日本だからではないかと思います。発生時期には地域差があるようです。高緯度の冷涼な地域での発生は、8月末頃から始まり九州などの比較的温暖な地域では、11月末頃まで発生するようです。梅雨頃に生える季節外れのマツタケはサマツ(早松)と呼ばれています。