南京雨花茶

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中国のお土産に南京雨花茶を頂きました。中国十大名茶と言われて、評価が高いだけに美味しいお茶です。
歴史は古く、4世紀ごろの東晋時代に飲む習慣があったそうです。当時の江南豪族も飲んでいたお茶だと想うと、中国の歴史の深さを改めて感じます。
南京市民は飲早茶(モーニングティー)を飲む習慣があったと、 陸羽の《茶経》の中の“広陵耆老伝”に記述があります。 内容は、「晋元帝の時代に、ある老婦人は毎日早くから一壷(ワンポット)の茶を持ち売っていた。 百姓は競って彼女の雨花茶の茶湯を買った。 不思議なことに、この老婦人は朝早くから夜遅くまで茶を売り、その売上を貧乏な人達に配った。 貧乏な人たちからは大変感謝されたが、これを知った役人は老婦人を捕らえ牢屋に入れた。 なぜ捕らえたのかははっきりないが、翌日朝老婦人は牢屋から消えていた」という話です。
香りが素晴らしく、上品な香りです。茶葉は黒に近い色をしていますが、実際に入れてみると透明感のある黄緑色をしています。 素晴らしいこのお茶の効能は、癌の予防、老化防止、ダイエット
利尿効果、美肌効果があると言われています。ちなみに名前の由来は、中華人民共和国江蘇省南京市の中華門の南、雨花台区に位置している標高60メートルの丘にある革命烈士の陵園「雨花台」にちなんでこの名称になったそうです。

フィンランドから野生のスーパーベリー

DSC03185DSC03192白夜の魔法 フィンランドの森で取れたbiokiaの自然栽培のワイルドフード、ホワイトチョコリンゴンベリーとドライビルベリーは疲れた時のおやつに最高です。リンゴンベリーにはプロアントシアニジンとレスベラトロールが豊富に含まれています。プロアントシアニジンとは非常に生理活性が高く、人体の弱アルカリ環境においても毛細血管の保護作用や活性酸素の除去にも優れた能力を発揮します。飲む化粧品と呼ばれていて、皮膚老化の予防をサポートしてくれます。また、プロアントシアニジンには尿路への細菌の付着を防ぐ作用があると期待されています。レスべラロールは強力な抗酸化作用を持つことで最近注目されています。 アルブチンもふくまれており、シミ予防効果が期待できます。さらに、有機酸・ビタミンC・βカロテン・ビタミンB類の他・カリウム・カルシウム等を含んでいます。適度な酸味とチョコの甘さが上品にマッチしています。
ビルベリーは乾燥したもの。小粒の干しブドウといった感じです。フィンランド産のワイルドフードの一つでもっとも人気のあるビルベリーは、白夜による紫外線から身を守るため、栽培種のブルーベリーの約6倍のアントシアニンが含まれています。アントシアニンは目の健康をサポートしてくれる栄養素の一つです。 フィンランドのビルベリーは抗酸化力が高く、ビタミンEとKと同様に食物繊維、銅、マンガンも豊富です。ヨーグルトやシリアルに混ぜてもさらに美味しく頂けます。

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タンカンで美肌作り

タンカン - コピー

元気が出る美味しい本物を見つけ出すのが上手な友人から、タンカンが送られてきました。屋久島産、勿論オーガニックです。見た目は悪いのですが、ともかく美味しいのです。口の中に含む味と香はトリプルAで、癒されながら頂いています。タンカンには「桶柑」(タンカン)の字があてられており、中国で行商人が木桶で持ち歩いたがこの由来とされるそうです。タンカンは、お肌に嬉しい成分が沢山含まれています。みかんの2倍のビタミンCが含まれ、ビタミンCが体内に留まるのを助けてくれる、“ビタミンP”も含まれているので、春の紫外線ダメージを内側から美肌に導いてくれます。みかんに含まれているオレンジ色の色素である“βクリプトキサンチン”は、カロテノイドの一種です。β-クリプトキサンチンの含有量が高いのので、1日に必要なβ-クリプトキサンチンを摂取することができます。β-クリプトキサンチンは柑橘系の果物の皮に多く含まれていますが、特に皮に多く含まれています。メラニン色素の合成を阻害するので、美白効果に優れているだけではなく、ヒアルロン酸の量を増やすことが分かっています。さらに、発ガン物質や活性酸素などの有害物質が体内の健康な細胞を傷つけるのを防ぐのだそうです。血中インスリンを低下させ、脂肪細胞の肥大化を抑制する効果があるので、内臓脂肪の低減にも有効だそうです。ダイエットにも効果大。

美容に嬉しい菜の花

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立春が過ぎるとほろ苦い菜の花が懐かしくなります。菜の花には、独特の香りがあります。季節感がたっぷりのお野菜です。
免疫力向上、感染症の予防、疲労回復、生活習慣病の予防、美肌効果、老化防止、貧血の予防改善、がん予防に良いとされています。そんな菜の花にはシミやアンチエイジングに効く、素晴らしい美肌効果があります。春になると紫外線が強く感じられますが、紫外線を浴びることで、一重項酸素が活性化し、これがシミやしわの元となってしまいます。
この一重項酸素を消去する為に必要な抗酸化作用のあるビタミンA(βカロチン)の含有量や、不溶性の食物繊維等も、その含有量は野菜の中でもトップクラス!栄養素のバランスが非常に良く、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含み、特にビタミンCはホウレンソウの4倍近く含まれまるそうです。
さらに、美しい肌や髪の毛を作る葉酸、糖の代謝を助ける働きがあるため、血糖値を下げる効果を期待できるビオチン、鉄の含有量も豊富です。
美肌や健康にいいとわかっていても、癖もあって苦手な方も多いので、我が家の体内から綺麗を作るベジテラピーレシピをご紹介します。
菜の花に含まれるβカロチンは、 脂溶性なので、油と一緒に取るのが吸収率がアップしておすすめです。
オリーブオイルを入れたフライパンを熱して、ベーコンの細切りと一緒に、菜の花をさっと入れて炒めます。仕上げにアーリオオーリオをお好みで。
次に我が家で一番人気なレシピは、良く洗った菜の花を薄いかつお出汁でサッと茹でます。
良く水気を切って食べやすく切り、細切りにした塩昆布を和えて出来上り。これが、簡単で、とても後を引く美味しさ、そして、癖になります。おかずの一品に、酒の肴に。

天日干し自然栽培のお米

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「天日干し自然乾燥米」昨年友人から頂いて我が家のお取り寄せに。
残念ながら、やっと手に入れたこのお米、これが最後の袋です。収穫したてのお米は水分を含んでいますので、乾燥させなくてはいけないのですが、その乾燥方法には、乾燥機で火力乾燥させる方法(機械乾燥)に対して、刈り取った稲を束ねて、田んぼでお日様の力で乾燥させる方法(天日干し)があります。
手間暇かかる天日乾燥ではなく、現在流通されているのは、殆どが数時間で乾燥させる効率的な機械乾燥です。「天日干し自然乾燥米」昨年友人から送ってもらい、とても気に入っています。
残念ながら、やっと手に入れたこのお米、これが最後の袋です。
こだわりのお米は炊き上がりも違います。口に入ったときに「やっぱり違う!」と味と香りに実感します。
天日干し「あきたこまち」 自然栽培・玄米:奇跡のりんごで有名な木村秋則・自然栽培の仲間たち http://store.shopping.yahoo.co.jp/ak-friend/83-g10.html

ベジテラピー にんにく

にんにくにんにくは、大昔から知られている植物調味料です。それは古代ギリシアの医学者ガレノスによれば「農民のテリアカ」であった。エジプト人はそれを崇拝物の域にまで高めた。ピラミッドを建てた労働者たちは毎日、その強壮・消毒効果のため、にんにくを1片ずつもらっていたそうです。ヘブライ人、ギリシア人、ローマ人のあいだでは、にんにくは万能薬とみなされていました。それは自然発生的にスペイン、シチリア、エジプト、アルジェリアへと広まり、フランスでも栽培されました。ヴァルネ博士の治療ではにんにくは下記のように使われていました。
内用
‐腸や肺の殺菌効果(エキスは部分的には肺で取り除かれる)。
‐静菌・殺菌効果
‐強壮効果(キナノキと比較される)。
‐一般的な覚醒効果(強心剤)および消化器官の覚醒効果。
‐刺激作用。
‐高血圧の場合、血圧低下作用
‐脈拍の減速。
‐鎮痙剤。
‐腺のバランス回復。
‐抗硬化症(尿酸の溶解、血液流動化)。
‐利尿効果。
‐抗痛風、抗関節炎。
‐食欲増進。
‐健胃薬(粘液質の食物の昇華を活性化する)。
‐駆風薬。
‐駆虫効果(ヒポクラテス、ディオスコリデス、ガレノス…)
‐解熱効果。
‐がんの予防

ヴァルネ博士のレシピ
‐サラダなど通常の食事ににんにくを入れる(生の方が良い)。
‐毎朝1~2片(痛風、全般的な健康に)、そして毎日の食事に習慣的に取り入れる。
‐推奨される方法:夜、2片のにんにくを数束のパセリと一緒につぶして、数滴のオリーブオイルを加える。翌朝、パンに塗って朝食にする(ライ麦パンの方が好ましい)。
‐にんにくを1/50に薄めてチンキ剤として:1日2回、10~15滴(1日最大30滴)、数日間断続的に与える。
‐生の球根のチンキ剤:1日2回、20~30滴(慢性気管支炎、肺気腫、百日咳、高血圧に)。
‐腸の寄生虫に:沸騰したお湯か牛乳1杯にすりおろしたにんにく3~4片を入れる。一晩漬けておく。翌朝、何も食べないうちに飲む。3週間続ける。
‐あるいは:お湯か牛乳に25gのにんにくを入れて20分間煎じる。下弦の月の間に3~4日間、1日2杯飲む。毎月行う(3か月間)。
‐テニアに:大きなにんにくの鱗片をいくつかすりおろし、牛乳に入れて20分間煮る。寄生虫が消滅するまで毎朝、何も食べないうちに飲む(昼までは何も食べないこと)。
‐にんにくの汁:ぬるめの牛乳200gに20gを入れて、すき腹に入れる(駆虫剤として)。
‐駆虫剤シロップ:
 ・つぶしたにんにく 500g
 ・熱湯    1リットル
 にんにくを熱湯に入れて1時間煎じる。砂糖を1g加える。朝、何も食べないうちに30~60g飲む(大さじ2~3杯)。
*にんにくの臭いを中和するには、2~3粒のコーヒー豆、数粒のアニスあるいはクミン、カルダモン(H. Leclercによる)、あるいはじゃがいもかつぶしたパセリ一束。

ジャガイモ

じゃがいもじゃがいも料理ELLEオンラインに1年連載させて頂いたベジテラピーですが、最終月はジャガイモでした。
ジャガイモと言えば、フランスではパルマンティエ。少し書ききれなかった歴史をご紹介します。
ジャガイモはかつて、人間にとっては有毒でライ病をもたらすものと考えられており、家畜の餌としてしか使われていませんでした。ドイツの捕虜となったフランス軍のある薬剤師が、そのジャガイモが毎回食事に出てくるのに気づきます。この「軍の薬剤師」こそアントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエ(1737~1813年)です。彼は1763年にフランスに戻ると、食糧難を解決するため自国でもこの野菜を取り入れようと試みました。いくつかの州ではこの「有害な植物」の栽培が禁止されました。しかし、最終的にはパルマンティエはフランクリン、ラヴォワジエ、そして国王を説得するに至り、王はボタンホールにジャガイモの花をつけるまでになったそうです。1771年、パリの医学アカデミーはジャガイモの塊茎が無害であるという結論を出し、その利用を推奨するようになりました。
革命になるとフランスの人々は、自分たちがジャガイモのおかげで餓死せずにすんでいることも忘れ、ルイ16世が大衆的であるところを見せようとしてパルマンティエを支援していたことだけを思い出したのです。これによりパルマンティエは民衆の敵となり、パリから追放されました。その後、農学博士、庭師としてパリに戻る事が出来ました。現在はペール=ラシェーズ墓地で、ラ・フォンテーヌの隣に眠っています。彼の功績を称えフランスの数々のジャガイモ料理には”パルマンティエ風”と彼の名前が付けられています。
フランスの家庭料理”Hachis parmentier”アシ パルマンティエ
我が家のレシピ
材料4人分
•玉ねぎ 1個
•にんにく 1片
•マッシュルーム・ピーマン 3~4個(好みで)
•好みのひき肉 200g
•生クリーム  50ml
•じゃが芋 5個(中)
•バター 50g
•ナツメグパウダー・乾燥バジル 少々
•塩,コショウ,コンソメ 少々
•とけるチーズ 25g
作り方
オリーブオイルで、玉ねぎ、ピーマンのみじん切り、ひき肉、マッシュルームのスライスを炒める。
塩、胡椒、コンソメを入れて味を調える。グラタン皿に炒めた物をひきつめて、ジャガイモを柔らかめに茹でて、その中にバターを入れてマッシュポテトにします。炒めた肉がかくれる位にポテトをひきつめてその上に溶けるチーズを入れてオーブンで焼いて、少しチーズにうっすらと焦げ目が着いたら出来上がりです。お節に飽きたら是非。

ELLE ONLINE フランス式ベジテラピー 

ベジテラピー 茄子

490-700x464[1]ナス(Solanum melongerra)
ナスはインド原産で、15世紀にヨーロッパにもたらされました。ナスはほとんどが水分で栄養価の低い食べ物と考えられてきましたが、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維を幅広く含んでいます。また近年はナスニンを始めとしたポリフェノールによる抗酸化作用に優れ、肌のしみ・そばかす、シワなどの肌の老化やガン予防に効果的。なすは皮ごと食べましょう!アクは抗酸化作用のあるポリフェノールのクロロゲン酸で、どちらも水に溶ける性質があるため、長時間水に浸すのは避けましょう。
ナス(もしくはナスのヘタ)を黒くなるまで蒸し焼きにし塩を混ぜて練ったもので歯茎をマッサージすると、歯槽膿漏に効果があると言われています。ナスの黒焼きは口内炎のケアやイボ取りなどにも利用されていますし、イボ取りの場合はナスを生のまま擦り下ろしたものでも良いそうです。
ナスは、前菜に混ぜて生で摂取する方が良いのですが、十分に熟していなければなりません。熟す前のナスには、ジャガイモの芽や緑の部分にあるのと同じ有毒物質、ソラニンが含まれています。冷やしたナスを縦に切りると湿布替わりになって打ち身・ヤケドなどの応急処理ができます。
ナスの葉は、やけど・膿瘍・粃糠(ひこう)疹・痔核の緩和用パップ剤として使えます。

築地ワンダーランド

チラシ

トークショー

グルメの人、必見の映画です。

映画のお席の予約と同時に、鑑賞後のお鮨屋さんの予約も入れておきましょう。それも高級なお店に。
そんな気分にさせる映画です。

世界が注目する、日本の食文化を支えてきた唯一無二の魚市場「築地市場」。銀座というファッションと美食の街から徒歩15分のこの場所に、食の台所がある。その築地も長い歴史に終止符を打つ事になった。豊洲の移転はストップしているものの、このワンダーランドが無くなる前に、本当の築地の魅力が詰まったこのドキュメンタリーに胸が熱くなりました。働く人、なんと14,000人、訪れる買い出し人が28,000人、1日に入場する車両は19,000台、この場所で、魂を受け継がれた仲卸の素晴らしい目利き、誇り、技、そして仲間意識が素晴らしく、美しい映像で描かれている。一方で、食材が命のプロの料理人達とのやり取り、その全てに感動した。本音が無限に溢れている。一流の料理人達と仲卸とのやり取りも大きな見どころでした。美味しい店には料理人の技は当然の事、仲卸との信頼関係があるがゆえ手にこそ手に入る素晴らしい魚。秘密を解き明かす事も含めて食べる楽しみは尽きない。終わった後は、無性にお魚が食べたくなる映画です。日本の魚食文化を支えてきた築地市場の映画だから築地で観ようと東劇にやってきましたが、今日は監督や出演者達とのトークショー付き。築地は本当にすごいと思いました。今起きている、移転にまつわる問題が腹立たしい。

東劇
(中央区築地4-1-1)14日まで先行上映、
15日からは渋谷ユーロスペース(渋谷区丸山町1-5)上映後、アフタートーク/横浜シネマリン(横浜市中区長者町6-95)上映後アフタートーク 15日からは全国ロードショー。

Escargot

エスカルゴフランスのブルゴーニュ地方の郷土料理のひとつとして、古くから親しまれているエスカルゴです。
エスカルゴは、アミノ酸の一種であるベタインが多く含まれているので、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぐ働きがあるため、脂肪肝や肝硬変を予防する効能もあります。タウリンを含有していることで肝細胞の再生を促進して機能も向上させます。その他に、マグネシウム、鉄分、亜鉛も含まれているだけではなく、健康と共に美容効果が期待出来ます。フランスではエキスが化粧品に配合されているものもあります。かたつむりエキスで細胞が活性化するアンチエイジング効果があるそうです。やはり食べる方がいいなあ。
Toursで美味しいロアールのワインと厳選された本場ブルゴーニュ産エスカルゴが食べられるお店です。パリからTJV代を払っても行きたい!!
L’Embellie
 住所:21 rue de la Monnaie, 37000, Tours, France
 電話:33 9 54 61 64 43