バレンタインディナーはParisで

今夜は出張先のパリでバレンタインディナーへ。ミシュランの星があるロアンヌのミッシェルトロアグロは私の好きなオーベルジュですが、今夜はパリのHotel Lancasterに入っているセカンドラインのトロアグロのRestaurantで素敵なバレンタインディナーを楽しみました。赤と白のバラの花びらを散らしたテーブルで、スタートはロゼのシャンパン。男性と女性のための別々な二種類のメニューが用意された、パリらしい演出です。美味しいお料理と素晴らしいワインに時間が経つのも忘れてしまいました。 私のパリのおすすめRestaurantリストに早速入れたい。
Hotel Lancaster
7, rue de Berri, 75008, Paris Restaurant “La Table du Lancaster”
TEL:01 40 76 40 18 
コンコルド広場より凱旋門に近いシャンゼリゼ通りから始まるベリ通り(Berri)の7番地です。

パリコレ開幕

3月2日パリコレ開幕。私は、パリまでとは、行かないまでも銀座メゾンでのエルメス春夏コレクションショーで楽しむ。エルメスと言えば、昨年秋、パリコレ最終日を区切りに、ゴルチエは7年間にわたりアーティスティックディレクターを務めてきた「エルメス」を去りました。11/12年秋冬シーズンからは、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が「エルメス」アーティスティックディレクターを務めるそうです。ゴルチエは今後自身のブランドに専念するようですが、パリコレ開幕どんな作品を披露しているのだろう。今日は仲良しのK夫人と帰りに、エルメスで頂いたシャンパンに少し酔って、ヒロソフィーの山田シェフのところで、女子会さながら、久しぶりに楽しくファッションの話しに盛り上がった。K夫人が気に入った今年のジャケット、かなり、いけてる。パリからお取りよせかしら。でも、私達はやはり、いつもどおりにファッションから、もうリゾットにすっかり酔いしれていた。最近、山田さんのお店が銀座に出来てとても便利になりました。

YAM Nouveau magazine

パリで仲の良いホテルムーリスのシェフYannickが刊行した、初の雑誌YAMが発売されました! 一般の雑誌とは違い、プロに向けた内容で、月二回発行されます。数々のレシピや商品の紹介、または今注目されるレストランをクローズアップした記事が掲載されるそうです。キオスクで9、50ユーロ、定期購入もできます。以下のアドレスで1月25日発売の表紙とプレスの記事が御覧いただけます。YAM n’est pas un magazine ordinaire , c’est un bimensuel destin・ aux professionnels dans lequel vous trouverez de nombreuses recettes mais aussi des zooms sur des produits ou encore une ouverture sur les m・tiers qui font notre cuisine d’aujourd’hui.
Ce magazine est vendu en kiosque au tarif de 9,50 Euros mais vous pouvez ・galement vous abonner.
Je vous propose de retrouver YAM sur www.y-a-m.fr <http://www.y-a-m.fr>  et de prendre connaissance de la couverture du premier YAM (sortie le 25 janvier) ainsi que du communiqu・ de presse, en pi・ces jointes.
http://www.dorchestercollection.com/

リストランテ・ヒロソフィー

今夜はイタリアンです。麻布から銀座に移った山田シェフのヒロソフィーでのディナーです。前回頂いたトリフのリゾットも美味しかったですが、今夜のこのリゾットは味わい深いです。なんと言っても山田さんのお料理は楽しくて、美味しい。こだわりの食材を一工夫して、彼がクリエートしてくれるお料理は最高です。銀座のお店では、ヒロさんがカウンター越しに、食材の話をしながら楽しくお料理を作って下さるのが又、格別なのです。
東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル4F
tel:03-5537-5855
fax:03-5537-5856

レストラン タテル ヨシノ

今日は久しぶりに、芝のタテル ヨシノにランチを食べに行った。月日が経つのは早いものです。吉野さんご夫妻に始めてお目にかかったのは、89年に小田原でステラ・マリスを開店した時、久しぶりの再会はパリにお店をオープンした年。吉野さんがオーナーシェフを務める「ステラ・マリス」は、私のパリ出張の時には必ず行くお店。強豪レストランが軒を並べるパリ8区に1997年開店したばかりの時から、今は亡きマダムの美智子さんにはお世話になった。美智子さんの夢は星を取らせる事でした。パリのステラマリスは、とても素晴らしいお店なのに、毎年星が取れませんでした。でも、“星に最も近い店”と評されてきました。さらに、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションからも「ステラマリスの料理は“星”に値する」と何年も前から太鼓判を押されていました。でも星は取れませんでした。パリで、吉野シェフはミシュランのオフィスに星が取れないから意見しに行った事は有名です。2003年3月、東京・港区の芝パークホテルに「キュイジーヌ フランセーズ タテル ヨシノ」を、続いて9月、汐留のパークホテル東京に「ガストロノミー フランセーズ タテル ヨシノ」をオープン。“大地の料理”というコンセプトを創造し、パリで1ツ星を取りました。そして今年はミシュランの2ツ星を獲得。

エルメスのノエル

今日はエルメスの銀座メゾンへおよばれ。ノエルの日だった。水曜日はいつも、朝一番の定例のクライアントとのミーティングが終わり、お昼から日航ホテルのあるお台場へ。何だか1日があっという間に終わってしまうのですが、今日は新橋近くで短い打ち合わせが終わり、銀座へ直行。すでにシャンパンで出来上がっている二人の友人と合流。今回のテーマは、アリスの世界でした。メゾンのノエルに招待されると毎年、今年もあと僅かだと実感する。

ジョージ ジャンセン グランドオープニング

今日はデンマークのジョージ ジャンセンが日本橋に日本最大のパイロットショップをオープンしました。オープニングレセプションでは、社長のウルリック ガーデドゥエ氏も来日し、日本の社長の池内氏ともどもシャンパングラスを片手に我々ゲストとの語らいに楽しんでいらっしゃいました。この日はVERBALと奥様のYOONがジュエリーブランドAMBUSHとのコラボレート・ウォッチのお披露目をしました。DJも大人気。黒のドレスに、もちろんジョージ ジャンセンのジュエリーに岡本夏生さんも会場を盛り上げていました。パーティーもたけなわ、トガッチ事、メンズクラブ編集長戸賀さんにも会いました。我が家にもあるジョージ ジャンセンは好きなブランドの一つです。何と言っても素朴です。フランスの大好きな銀食器のピュイフォルカのカトラリーを大切なお客様用としたら、家族で楽しむのは、ジョージ ジャンセンがいい。あたたかいかんじ。今回1階は、ジュエリーが中心で、2階がライフスタイルの提案をしているフロアーで楽しめました。日本橋が、少し遠いと思っていたら、最近はコーセーのお仕事で良く日本橋へ通っているのですから、ご縁がある場所です。とても可愛い赤ちゃん用のカトラリーは、ギフトに最適。私がほしいのは、デージィの可愛いお花のピアスとペンダントでした。可愛いお値段で、自分の為のクリスマスプレゼントに欲しいなあ。楽しいレセプションでした。

メディカルアロマテラピー

アロマテラピー発祥の地フランスでは植物から抽出したこの療法を使ってさまざまな治寮が行なわれてきました。この療法が家庭の医学として浸透しているフランスでは、単に香りを楽しんでリラックスするだけではなく、精油を日常生活の中へ取り入れ、身体の不調を緩和するテクニックとして利用されています。今年もフランス式メディカルアロマテラピーの基礎を学んで頂く講座を開きます。ヴァルネ博士は、多くの健康上の問題は自然の治療薬によって解決することができると主張していました。何百年も前から経験的に知られている植物の様々な治療効果は、科学的にも根拠があると言うことを示したのです。植物療法を刷新し、すべての精油をテストし分類し体系化し、ヴァルネ博士は三十年以上にわたって植物療法・アロマテラピーで治療を行なってきました。臨床検査はこの医学の有効性を裏づけました。今回開く講座では、今まで公開されていなかったヴァルネ博士のメディカル処方などを日常生活へと取り入れた実践講座を行います。〔11月6日スタートです。問い合わせはメールにて→interbrain@oregano.ocn.ne.jp)


アロマスタディーズ 4〔精油の使い方)

精油の使い方 

Huiles essentielles日本ではフランスのように様々な使い方が出来ないように薬事法や医師法によって規制があります。私がフランスで学んだメディカルアロマテラピーは、医学上の目的の診断を行ない完全にそれに合った治療と薬用量を決めることに習熟している芳香療法医の専門能力のみに属するものだからです。医学的応用以外にも精油は、いくつかの規則を守り、特に精油の希釈に適した溶剤を使うという条件を満たせば、実に様々な方法でしかも危険なく効能をもたらしてくれます。このブログでは、アロマテラピーの実践がはじめての方にも家庭で手軽に使えるフランス式アロマテラピーでの精油の使い方を日々ご紹介して行きたいと思います。

室内の空気に 

全ての精油には呼吸している空気を浄化してくれる強力な殺菌作用があります。よく知られているように精油の特徴として鎮静効果のあるものもあれば、逆に覚醒効果をもつものもあります。今月の私のおススメ精油はMandarine(マンダリン)です。この名前の由来は、この果実が敬意を表するために捧げられた中国清朝末期の高級官吏を示すマンダランという語からついたそうです。この風味のある臭素に富んだ果物の外皮には、神経を鎮静させる効果があることで知られている精油成分が含まれています。そのデリケートな香りは気分に働きかけて季節の変わり目の気分が優れない時や、イライラを鎮めてくれます。穏やかに日々を過ごしたい方におススメです。


アロマスタディーズ 3〔精油)

精油とはどんなものなのでしょう 

精油は、芳香性植物から分泌される揮発性で香りのある油性の液体です。植物によって精油が採れる場所は花、葉、樹皮、根などまちまちです。精油は蒸留法あるいは圧搾法で抽出されます。

蒸留釜
Copyright L.Cosbionat

抽出は最も難しい操作のひとつですが、それは植物の精髄である最も微妙で繊細な生成物をその質を損ねることなく集めることを可能にしなければならないからなのです。

芳香性分を最もよく保つ方法は低圧水蒸気蒸留法です。植物のなかでもエキスに富む部分が圧力をかけ過ぎることなく蒸留されます。この方法は当然揮発性の成分をもたらし、それは凝縮ののち精油となります。

柑橘類(レモン、マンダリン、グレープフルーツ、スウィートオレンジなど)の精油は、動力を使うのであれ人力であれ物理的な方法、低温圧搾で抽出されます。

他の植物性芳香物質は、幹に切り口をつける方法、冷浸法、アルコールでの浸漬(シンシ)など様々なやり方で得られます。例えばバニラの自然な抽出物はアルコールのなかで浸漬されたのちに莢から取り出され、その後蒸留されます。