ベジテラピー にんにく

にんにくにんにくは、大昔から知られている植物調味料です。それは古代ギリシアの医学者ガレノスによれば「農民のテリアカ」であった。エジプト人はそれを崇拝物の域にまで高めた。ピラミッドを建てた労働者たちは毎日、その強壮・消毒効果のため、にんにくを1片ずつもらっていたそうです。ヘブライ人、ギリシア人、ローマ人のあいだでは、にんにくは万能薬とみなされていました。それは自然発生的にスペイン、シチリア、エジプト、アルジェリアへと広まり、フランスでも栽培されました。ヴァルネ博士の治療ではにんにくは下記のように使われていました。
内用
‐腸や肺の殺菌効果(エキスは部分的には肺で取り除かれる)。
‐静菌・殺菌効果
‐強壮効果(キナノキと比較される)。
‐一般的な覚醒効果(強心剤)および消化器官の覚醒効果。
‐刺激作用。
‐高血圧の場合、血圧低下作用
‐脈拍の減速。
‐鎮痙剤。
‐腺のバランス回復。
‐抗硬化症(尿酸の溶解、血液流動化)。
‐利尿効果。
‐抗痛風、抗関節炎。
‐食欲増進。
‐健胃薬(粘液質の食物の昇華を活性化する)。
‐駆風薬。
‐駆虫効果(ヒポクラテス、ディオスコリデス、ガレノス…)
‐解熱効果。
‐がんの予防

ヴァルネ博士のレシピ
‐サラダなど通常の食事ににんにくを入れる(生の方が良い)。
‐毎朝1~2片(痛風、全般的な健康に)、そして毎日の食事に習慣的に取り入れる。
‐推奨される方法:夜、2片のにんにくを数束のパセリと一緒につぶして、数滴のオリーブオイルを加える。翌朝、パンに塗って朝食にする(ライ麦パンの方が好ましい)。
‐にんにくを1/50に薄めてチンキ剤として:1日2回、10~15滴(1日最大30滴)、数日間断続的に与える。
‐生の球根のチンキ剤:1日2回、20~30滴(慢性気管支炎、肺気腫、百日咳、高血圧に)。
‐腸の寄生虫に:沸騰したお湯か牛乳1杯にすりおろしたにんにく3~4片を入れる。一晩漬けておく。翌朝、何も食べないうちに飲む。3週間続ける。
‐あるいは:お湯か牛乳に25gのにんにくを入れて20分間煎じる。下弦の月の間に3~4日間、1日2杯飲む。毎月行う(3か月間)。
‐テニアに:大きなにんにくの鱗片をいくつかすりおろし、牛乳に入れて20分間煮る。寄生虫が消滅するまで毎朝、何も食べないうちに飲む(昼までは何も食べないこと)。
‐にんにくの汁:ぬるめの牛乳200gに20gを入れて、すき腹に入れる(駆虫剤として)。
‐駆虫剤シロップ:
 ・つぶしたにんにく 500g
 ・熱湯    1リットル
 にんにくを熱湯に入れて1時間煎じる。砂糖を1g加える。朝、何も食べないうちに30~60g飲む(大さじ2~3杯)。
*にんにくの臭いを中和するには、2~3粒のコーヒー豆、数粒のアニスあるいはクミン、カルダモン(H. Leclercによる)、あるいはじゃがいもかつぶしたパセリ一束。

寒ブリ

サバ寒ブリです。お湯に通してサラッと食べます。良質なたんぱく質補給。ビタミンの中では、ブリには特にビタミンDが多く含まれ、体内でカルシウムが吸収するのを助ける働きをします。 鉄分も豊富に含まれていて、貧血に効果があるようです。
和モダンな店内、テーブルやカウンター、個室など色々なシチュエーションで使えます。
友人に紹介したい、ちょっとコジャレタ居酒屋といったところでしょうか。

味のなかむら
東京都港区西麻布4-7-10
麻布笄町Aハウス
TEL/FAX03-6434-1007

Odacitéの美容セミナー

CAR画像カリフォルニアからOdacité創始者が来日、ヴァレリー本人による美容セミナーがあります。
フランスの小さな村で手絞りで採取された天然ノラニンジンオイルは、何世紀までの間、美容の秘薬とされていました。抗酸化物質やビタミンA,C,Eがたっぷりと含まれるため、驚くほどにお肌に活力を与えます。パリで出会ったこのオイルを日本に持ってきて1年が経ちました。創始者ヴァレリーの来日で実現致しました。
無料でお土産付。
【ご予約・お問い合わせ】
伊勢丹新宿店本館地下2階=ビューティアポセカリー
電話:03(3352)1111(大代表)
1月21日土曜日 1回目13:00~14:002回目 16:00~17:00

祝鯛

IMG_0322お祝い事と言えば鯛。息子の成人式のお祝いに立派な尾頭付、鯛の塩焼きを特別に「乃木坂しん」で焼いて頂きました。とにかく、「乃木坂しん」の鯛料理は絶品です。昨年開店したばかりですが、早くもミシュランの一つ星を獲得した実力派です。大将の石田さんが四国出身という事もあり、特に鯛料理にこだわりがあります。今回は潮流の早い鳴門海峡でもまれた天然マダイ。鳴門では、天然は1本釣りの漁獲も有名です。そんな鯛ですから骨になんと「コブ」がありました。鳴門骨というのですが美味しい天然物の証。初めて見ました。鯛は美肌効果もあり、様々なビタミン、ミネラルも含まれます。今回は自宅でお祝いをしましたが、「乃木坂しん」は、個室もあり、様々なお祝い事のお席にも重宝なお店です。予約の際に、特に鯛料理をリクエストしてみては。ソムリエがいるので、鯛に合わせたワインやシャンパーニュのセレクションが良いのも嬉しいお店です。乃木神社の近く、ジャニーズ事務所の隣です

乃木坂 しん 

TEL 03-6721-0086
東京都港区赤坂8-11-19
エクレール乃木坂1F
• 営業時間:
12:00~15:00 (13:30 L.O.)
18:00~23:00 (21:30 L.O.)
• 定休日:不定休

ジャガイモ

じゃがいもじゃがいも料理ELLEオンラインに1年連載させて頂いたベジテラピーですが、最終月はジャガイモでした。
ジャガイモと言えば、フランスではパルマンティエ。少し書ききれなかった歴史をご紹介します。
ジャガイモはかつて、人間にとっては有毒でライ病をもたらすものと考えられており、家畜の餌としてしか使われていませんでした。ドイツの捕虜となったフランス軍のある薬剤師が、そのジャガイモが毎回食事に出てくるのに気づきます。この「軍の薬剤師」こそアントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエ(1737~1813年)です。彼は1763年にフランスに戻ると、食糧難を解決するため自国でもこの野菜を取り入れようと試みました。いくつかの州ではこの「有害な植物」の栽培が禁止されました。しかし、最終的にはパルマンティエはフランクリン、ラヴォワジエ、そして国王を説得するに至り、王はボタンホールにジャガイモの花をつけるまでになったそうです。1771年、パリの医学アカデミーはジャガイモの塊茎が無害であるという結論を出し、その利用を推奨するようになりました。
革命になるとフランスの人々は、自分たちがジャガイモのおかげで餓死せずにすんでいることも忘れ、ルイ16世が大衆的であるところを見せようとしてパルマンティエを支援していたことだけを思い出したのです。これによりパルマンティエは民衆の敵となり、パリから追放されました。その後、農学博士、庭師としてパリに戻る事が出来ました。現在はペール=ラシェーズ墓地で、ラ・フォンテーヌの隣に眠っています。彼の功績を称えフランスの数々のジャガイモ料理には”パルマンティエ風”と彼の名前が付けられています。
フランスの家庭料理”Hachis parmentier”アシ パルマンティエ
我が家のレシピ
材料4人分
•玉ねぎ 1個
•にんにく 1片
•マッシュルーム・ピーマン 3~4個(好みで)
•好みのひき肉 200g
•生クリーム  50ml
•じゃが芋 5個(中)
•バター 50g
•ナツメグパウダー・乾燥バジル 少々
•塩,コショウ,コンソメ 少々
•とけるチーズ 25g
作り方
オリーブオイルで、玉ねぎ、ピーマンのみじん切り、ひき肉、マッシュルームのスライスを炒める。
塩、胡椒、コンソメを入れて味を調える。グラタン皿に炒めた物をひきつめて、ジャガイモを柔らかめに茹でて、その中にバターを入れてマッシュポテトにします。炒めた肉がかくれる位にポテトをひきつめてその上に溶けるチーズを入れてオーブンで焼いて、少しチーズにうっすらと焦げ目が着いたら出来上がりです。お節に飽きたら是非。

ELLE ONLINE フランス式ベジテラピー 

スウィートオレンジ Citrus sinensis

Orange douce

スウィートオレンジは、リラックスと消化のオイルです。
誰もがこの果実とその香りを知っています。消化に効き目を発揮するスウィートオレンジの精油には軽い鎮静効果もあり、デザートに香りをつけ室内に繊細な香りを漂わせるのに理想的です。皮膚の老化防止効果もあると言われています。

素敵なデザート:
私はデザートの香料として、スウィートオレンジの精油を少量加えます。500gの果物のコンポートやフルーツサラダには1滴、ケーキの材料500gには4滴、クレープ生地、アイスクリーム、シャーベットには1ℓあたり2滴加えると素敵な香りのデザートになります。
甘美な空気:
芳香拡散器にスウィートオレンジの精油を数滴注いで、うっとりした甘い夢を見たい時に。

美容オイル:
マッサージオイル50mlに15滴のスウィートオレンジの精油と5滴のローズゼラニウムの精油を加えます。夜、就寝前に顔や首につけてみましょう。翌朝はしっとり、なめらかなお回復です。

*スウィートオレンジの精油には光感受性があるので、皮膚に塗ったときは直接日光に当たらないようにしてください。

肌になめらかさを与えるローズゼラニウム

Geranium rosatローズゼラニウムは非常に香りが強く、その精油を採取するために特別に栽培されています。ローズゼラニウムの精油は多くの化粧品の調合のベースとなりますが、開花の前にほんのひとくち程の有効性分である精油を抽出します。乾燥肌や荒れ性の肌に効くことで知られているローズゼラニウムの精油は肌に柔軟性となめらかさを与えます。皮脂分泌のバランスをとる働きがあるので、多くの肌質に使用できます。
ローズと共通の成分を含んでいる為に、香りもローズに似ていると良く言われます。不安や気分の落ち込みを和らげ、精神を明るく高揚させる働きがあると言われており、心のバランスを回復して穏やかな気持ちを蘇らせてくれます。ゼラニウムの香りは、特に更年期の女性には、力強い味方になってくれます。マッサージやアロマバス、腹部の温湿布などで使ってみてください。
これからの季節には、寒さで手や顔が荒れたら、朝晩、50mlの植物オイルにローズゼラニウムの精油を30滴、レモンの精油を20滴加えます。すべすべになります。
皮脂の分泌を調整し毛穴を引きしめたり、皮膚の弾力を回復させたり、細胞の再生を促すなど、スキンケアには多くの嬉しい効果を発揮してくれます。

ベジテラピー 茄子

490-700x464[1]ナス(Solanum melongerra)
ナスはインド原産で、15世紀にヨーロッパにもたらされました。ナスはほとんどが水分で栄養価の低い食べ物と考えられてきましたが、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維を幅広く含んでいます。また近年はナスニンを始めとしたポリフェノールによる抗酸化作用に優れ、肌のしみ・そばかす、シワなどの肌の老化やガン予防に効果的。なすは皮ごと食べましょう!アクは抗酸化作用のあるポリフェノールのクロロゲン酸で、どちらも水に溶ける性質があるため、長時間水に浸すのは避けましょう。
ナス(もしくはナスのヘタ)を黒くなるまで蒸し焼きにし塩を混ぜて練ったもので歯茎をマッサージすると、歯槽膿漏に効果があると言われています。ナスの黒焼きは口内炎のケアやイボ取りなどにも利用されていますし、イボ取りの場合はナスを生のまま擦り下ろしたものでも良いそうです。
ナスは、前菜に混ぜて生で摂取する方が良いのですが、十分に熟していなければなりません。熟す前のナスには、ジャガイモの芽や緑の部分にあるのと同じ有毒物質、ソラニンが含まれています。冷やしたナスを縦に切りると湿布替わりになって打ち身・ヤケドなどの応急処理ができます。
ナスの葉は、やけど・膿瘍・粃糠(ひこう)疹・痔核の緩和用パップ剤として使えます。

幸せになれる”MAILLE”のマスタード

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黒トリュフの香りが口の中に広がります。シャブリにつけた絶品なマスタードです。
小さなパンフレットには、魚介以外にお肉に美味しいと書いてありました。我が家では、胸肉に合わせて。美味しい!の一言です。
パリにあるMAILLEの本店では、陶器製の可愛い容器にフレッシュマスタードをその場で詰めてくれます。毎年、秋冬のトリュフの収穫が始まるとペリゴール産限定、黒トリュフ入りのマスタードを販売開始しています。この時期パリへ行く方はお土産に最適です。

パリのマイユ本店(MAILLE)
住所:6 Place de la Madeleine, 75008 Paris