Restaurant Hiramatsu (Paris)

パリでのバレンタインディナー。夫が友人達を招待してくれたスペシャルディナーはRestaurant Hiramatsu。
バレンタインのこの時期パリのレストランの席はほぼ満席です。
伊藤シェフにキャンセル待ちを入れておいたのですが、前日にやっと連絡があり、胸をなで下ろしたようです。軽いフレンチが食べたいと言っていた友人達も満足してくれました。話に花が咲いて、気付いたらもう12時。パリの夜は長い。
ここフランスで、プレゼントを贈るのは、男性から女性にです。今年の夫のプレゼントは、素敵な香水と可愛いらしいペンダントでした。
Adresse: 52, rue de Longchamp 75116 Paris France
TEL: 01 56 81 08 80
FAX: 01 56 81 08 81
Au déjeuner, de 12h30 à 13h30 heures
Au dîner, de 19h30 à 21h30 heures
Fermé samedi et dimanche

LES MILLE ET UNE NUITS(千夜一夜)

眺望の良いカフェ
雨が降っていたので、空き時間にちょっと変わった、展覧会に行きました。会場はアラブ世界研究所(Institut du Monde Arabe)。東洋の神話世界が生んだ千夜一夜物語がテーマです。
「終わりのない物語」であると同時に「千通りの終わりがある物語」でもある、この不思議な文学作品は、私達が抱くアラブ世界のイメージの源泉です。シェヘラザード、アラジン、シンドバッドなど、この千夜一夜物語に登場する人物たちから、造形作家、音楽家、文学者など多くの芸術家たちがインスピレーションを受けてきました。300点余りの展示作品より、この魔法に満ちたアラブの物語世界へ観客を誘う、大人だけでなく、子供も楽しめる展覧会でした。
そして、ここは建物もとても素晴らしいのです。フランス人建築家のジャン・ヌーヴェルが設計し、カメラの絞りのように開閉する金属製の幾何学模様が、窓からの日差しを調整する仕組みになっているのです。最上階にはカフェもありますが、訪れる人は少ないようで、ゆっくり出来ます。セーヌ河沿いの比較的高層のビルなので遮るものがなく、素晴らしい眺望を楽しめます。美味しいペパーミントティーに中東のお菓子を楽しめます。
アラブ世界研究所
Institut du Monde Arabe
住所
1 rue des Fosses Saint Bernard – 75005 Paris
Metro
10番線:Cardinal Lemoine
7・10番線:Jussieu
Phone 01 40 51 38 38
開館時間 10:00~18:00
閉館日 月曜・5月1日
HP http://www.imarabe.org/

Breuer(ブリュワー)Parisでのお買い物

デザイナー自ら選んでくれました
遊び心ある質感に思わず購入
アラン(現社長)の兄弟でもあるデザイナーのウォルター氏
ブリュワーのフラッグシップショップでのお買い物は、夫の楽しみの一つ。エレガントでカジュアル、色だけではなく、遊び心のある布の質感がたまらないとか。パンツやジャケットの繊細なその作りは世界のラグジュアリーを経験した者なら肌で感じられ、シーズン毎に戻って来る熱烈なファンがいるのもうなずけます。スーツ、ジャケットや、歴史の深いネクタイ、スカーフを始め、パンツ、ジャケット、ブルゾン、Tシャツ、ポロシャツ、セーター、カーディガン、シャツ各種、下着、水着等沢山のアイテムがあります。南フランスの太陽の光の元で厳選された素材を、デザイナーのウォルターが、パリの世界観の中でデザインし、イタリアのテキスタイルの工場だけでの生産を続けています。
スペインのマドリッドにもフラッグシップショップ、そしてニューヨークのサックスフィフスアベニュー(Sak’s Fifth Avenue) にもショップがあります。
日本国内お取り扱い店
*ネクタイ スカーフ 小物
伊勢丹メンズ(新宿)、三越(日本橋、銀座)、ユナイテッドアローズ、ビームス、シップス、エディフィス、阪急(東京、大阪、博多)、バーニーズニューヨーク(銀座)、ノーリーズ、英國屋、ナノユニバース、ドレステリア、バタク
*ネクタイ、スカーフ、 セーター、水着等
アダム エ ロペ
Paris プラスヴァンドームのすぐ近く
14 Rue de la Paix Paris 75002  http://www.breuer.fr/site.html

Breuer(ブリュワー)Paris

フランスのメンズファッションブランドのBreuer(ブリュワー)は今年で創業120年を迎えました。パリのプラスヴァンドーム広場近くにあるフラッグショップへ行って来ました。オーストリアのウィーンの文化が華やかであった1892年にマーカス ブリュワーによって創業された老舗ブランドです。
その後、ベルギーでネクタイの生産を始め、1951年には太陽の注ぐ南フランスのニースにおいて息子エリックによって、リヨンの自社工場で製造された新たな時代を先取りしたカラフルな色も含めたネクタイのコレクションを発表しました。生地のカッティングやカンヌキ止めなども丁寧な手仕事で行われ、伝統的な作りが堪能できます。そしてなんといっても〈BREUER/ブリューワー〉の魅力は、その発色の美しさ。フランスブランドには色の綺麗なものが多い中で、特にこの〈BREUER/ブリューワー〉は秀逸。イメージコンセプトは、 50−60年代のフレンチリビエラスタイル。南仏特有の果実の色や地中海の鮮やかなブルーなどを基調としたネクタイは、着こなしにエレガントさを加えてくれるでしょう。14 Rue de la Paix Paris 75002
http://www.breuer.fr/site.html

大好きビストロ Terroir Parisiena

5区モベール・ミュチュアリテ駅「メゾン・ド・ミュチュアリテ」にあります
ヴァカンスで、パリに行く友人から、今おすすめのレストランを聞かれました。
まづは、テルワール・パリジャン。私は、5月のパリ滞在の最終日に行ってきました。
パリのホテル・ムーリスのスターシェフ、ヤニック アレノがロカヴォール(ローカルな食材を食べる)パリの地産地消にこだわって、パリ近郊の伝統的な料理を出そうというコンセプトの店です。メニューには、パリ(と近郊)ならではという料理が並んでます。しかも、3つ星のル・ムーリスではランチメニューとしてテロワール・パリジャンメニューを設けて、提供されていた物を出しているというのです。以前ヤニックから、実家は昔からビストロだと聞いた事があります。いつかビストロを開店してほしいと、願っていました。
気軽なお店で、ヤニックのお料理が食べられるとなれば、最高です。本当にル・ムーリスと同じメニューが….しかも、前菜だって10€ぐらいの驚きの低価格で。そして、ワインもグラス2.9ユーロから。夫なんて、ムーリスは年に1回だが、ここなら毎週でも来られると大はしゃぎ。
シックでモダンな店内は、オープンキッチンで、ニューヨークにありそうな雰囲気です。
(※写真はお料理の一部、食べてから写真をとっていない事に気が付きました。笑)
・Terroir Parisiena
La Maison de la Mutualite
20 rue Saint Victor75005
01 44 31 54 54

ショコラ…..ドゥボーヴ・エ・ガレDebauve et Gallais

ドゥボーヴ・エ・ガレは、1800年創業のフランスの老舗チョコレート店。創業者Debauveはルイ16世のお抱え薬剤師で、唯一のフランス王族御用達チョコレート店に指定されました。顧客にはマリー・アントワネットや、ボードレール、ブリヤ・サヴァラン、バルザック、プルーストやアナトール・フランスなどの作家がいたそうです。 1823年に、Debauveは、甥オーギュストGallais(化学者)をパートナーに招き入れます。Gallaisは、ココアを科学的見地から研究することにより、ココアの占める割合が99%にもなる、多種多様なチョコレートを作ります。そして、このショコラは、アーモンド・ミルクやバニラ、そしてオレンジフラワー水で作られている事から、「健康的なチョコレート」としても知られています。
Debauve & Gallais  30, Rue des Saints-Peres 75007 Paris

森の中のサロン・ド・テ

パリ西方の郊外に位置するブローニュの森の中にあるアミューズメントパーク、アクリマタシオン公園。パーク内には遊園地、動物園、劇場や体験教室のアトリエの他、馬場などもあります。可愛い汽車が園内からポート・マイヨ駅まで、森の中を通って1.6kmの距離を走ります。そして、森の中には、小川が流れ、子供や大人で週末はとても賑わう森です。ここに来ると、小さな子供連れでも入れるカフェやレストランがいくつもあります。森の散策に疲れたらアンジェリーナのサロン・ド・テへ。ここの名物でおなじみのモンブランや、最高級のカカオ豆を使い、生クリームを たっぷり載せたホット・チョコレート「ショコラ・アフリカン」などなど。これらは、100年の伝統のレシピを しっかり守って作られています。
Angelina Jardin d’Acclimatation
Heure d’ouverture : tous les jours de 10h à 18h en hiver et 19h en été
Accès réservé aux visiteurs du jardin
Adresse : Angelina La Magnanerie, Jardin d’Acclimatation-Bois de Boulogne, 75116 Paris
Tel : 07 86 05 25 20

街角の帽子屋 chapeau

カラーが素敵なパナマ帽です。オデオンの近くの道に、休みになると出るパナマだけのの専門店。と言っても露店です。お値段も30ユーロ〜。パリならではです。でも、Chapeauterieシャポトリー(高級手作り帽子店)でみるパナマ帽は、それなりの金額ですが、実に綺麗だし、こんなに種類が!というほど様々な種類があります。フランスでは、みなさん帽子が好き。以前、エルメス杯に行く友人がフルーツ、生花、などで飾られた帽子をオーダーしていたのを思い出します。冬は、最高級の毛皮を用いた帽子など、芸術作品のような一点ものも揃っています。私もパリで、パーティーの為に、カクテルハットのビビとフエルトの帽子を以前作ってもらいました。沢山の型の中から、自分の頭にぴったり合うように調節してくれます。フランス語でいろいろな帽子の呼び名がありますが、一番面白いのは、山高帽:Un chapeau melon アン シャポ ムロン→メロン。確かにメロンのような形かも。笑

私の好きなインテリアショップ 

サンジェルマン・デ・プレ近くのお店
お気に入りのクッション
PIERRE FREYは、私が一番好きなインテリアショップ。もう、10年以上前から、カーテンやクッションカバー、玄関先のスツール、ゲスト用のダイニングの椅子と、様々な物が増えています。飽きる事がない素敵なパリのインテリアショップ。生地のデザインが、プリントも織も、何年たっても新鮮。季節に応じてインテリアの色を変える。そんな時も、パリのピエール・フレイで、相談にのってもらう。スパのインテリアも以前、このファブリックを使って、お客様に好評でした。ピエール・フレイと相談して東京のフランス料理のオープンのインテリアにも使ったぐらい、大好き。又パリへ戻ったら、今年の模様替えのインテリアを考えよう。

メルシーパリで電気自動車を

いまやパリではおなじみのバイクシェアリングサービス「velib’(ヴェリブ)」。街のあちこちで、グレーの自転車が並んでいる光景を見かけるのですが、ヴェリブの仕組みを応用した、電気自動車(EV)のシェアリングサービス「autolib’(オートリブ)もトレンドです。 電気自動車というと、エコな時代の未来の乗り物で、モーターショー等に試乗出来る乗り物のようですが、パリには、電気自動車は存在し、世界中で日常的に使用されているのです。 試乗してみて、気に入ったら購入し、乗って、二酸化炭素を全く排出しなくてあちこち行けるのです。メルシーでも試乗をさせていました。パリでこの自動車を見た夫が、電気自動車はパリだけではなく今やグローバルトレンドだと豪語していました。なんと、スイスでは電気自動車の駐車と充電が無料。
フィレンツェでは、ガソリン車は町の中心部に入れませんが、電気自動車なら入れるそうです。現在、私達が入手できる電気自動車は、日本のジラソーレ、カナダの電気自動車メーカーZENN(ゼロ・エミッション、ノー・ノイズの略称)は廃棄ガスゼロ、騒音ゼロという利点を誇るそうです。また、中国ではマイルズ・カー(米国で設計、中国で製造)、ノルウェーではバディ、インドではレバが市場に出回っています。ロンドンではインド製のG-Wiz電気自動車が注目を集めています。ロンドン渋滞税(ロンドン中心部に車を乗り入れる際に課金される制度)の免除という優遇を受ける事が、普及の要因だそうです。