旅アロマ編 1

Geranium rosat

ローズゼラニウムはペラルゴニウムの熱帯性の変種です。非常に香りが強く、その精油を採取するために特別に栽培されています。ローズゼラニウムの精油は多くの化粧品の調合のベースとなります。開花の前にほんのひとくち程の有効性分である精油を抽出します。乾燥肌や荒れ性の肌に効くことで知られています。

 肌になめらかさを与える芳香入浴

夏の乾燥したお肌が気になる季節です。肌がきめ細かくなるように、ローズゼラニウムの精油を入れると、微妙な香りが漂い比べるもののない程効き目の高い入浴が出来ますす。カップにキャップ4杯の浴用乳化剤を入れ、これにローズゼラニウムの精油15滴、マンダリンの精油を5滴加えます。これを浴槽のお湯の蛇口のすぐ下に置いてお湯を出し均一に拡散するようにします。この心地よいお風呂にゆっくりと20分ほど浸かるとお肌に輝きを与えます。機内では特に乾燥していますので、月曜からの出張に持って行きます。



シチリアのオレンジ

Orange douce

Orange douce(Sweet orange)は、誰もがこの果実とその香りを知っています。消化に効き目を発揮するスウィートオレンジの精油には軽い鎮静効果もあり、デザートに香りをつけ室内に繊細な香りを漂わせるのに理想的な精油です。美容オイルはキャリアオイル50mlに15滴のスウィートオレンジの精油と5滴のローズゼラニウムの精油を加えます。夜、就寝前に顔や首につけてみましょう。皮膚の老化防止効果があります。又、甘美な香りで寝付けない夜にぐっすりです。〔光感受性注意!皮膚に塗ったときは日光に当たらないように。)

 

シチリアを思い出すデザート!デザートの香料としては、スウィートオレンジの精油を少量加えて我が家では、シチリアヴァカンスデザートと名付けて500gの果物のコンポートやフルーツサラダに1滴、ケーキの材料500gには4滴、クレープ生地、アイスクリーム、シャーベットには1ℓあたり2滴加えて楽しんでいます。〔フランスと違って日本では残念ながら、食品としては認められていないのが残念)



癒される花とアロマ

川崎景介さんのマミフラワー表参道のお教室を訪ねました。11月にこの表参道のお教室をお借りして、男性の為のアロマテラピー教室を開催致します。女性の教室に入りずらい男性のためだけに、勉強をする機会を与えてほしいと以前からアートアドミニストレーターの生駒さんから頼まれて、一度夏にイベントをさせて頂き、今回は第二回目です。川崎さんとは、以前、私のイベントに来て頂いたご縁で対談をさせて頂いた事があります。川崎さんの日常の花に対する思いは、アロマテラピーに通じるところも多々あり、すっかり仲良しになりました。とても素敵な方です。本を頂き、マミの世界に私も感銘を受けました。私の生活にも植物がかかせません。日々の生活を花とアロマテラピーで彩るのは素敵な癒しです。

芳香拡散で新鮮な空気を

理想的な芳香拡散器Santessenceサンテッサンスは、精油をそっと温めるイギリス製陶器の電気芳香拡散器で、完全に無音です。適度な温度で加熱しているので、香りが長持ちします。拡散器の中央部に精油を数滴たらします。拡散器が暖まり、数分後には室内に芳香が拡散し始めます。自然な精油には殺菌効果があるため、それを発散させることは、わたしたちが吸っている空気を浄化する単純で有効な方法になります。その芳香は臭覚を刺激し、心地よい気分にさせ、呼吸をゆったりさせます。季節が気分に合わせて精油を選びましょう。今日は、喉が痛いので上鼻腔の感染症を予防するユーカリラジアタのオイルを拡散しています。 

スパジャパンへ行ってきました

スパジャパン

私が初めてヨーロッパのスパを訪れて28年という年月が経ちました。そして、スパのプロデュースを手がけて会社も22年も経ちました。早いものです。最初は、SPAというアルファベットさえ、ご理解頂けなかったこの言葉が日本にも浸透して、嬉しいかぎりです。スパジャパンの第一回目に参加してきました。スパが日本に登場して10年余りが経過したそうです。空前の癒しブームを背景に、多くの個性的なスパが登場しました。いま、日本のスパサービス産業は、7,000億円規模に達し、世界のスパ市場の中でもアメリカに次ぐ大きな規模となっていると聞くと22年前に手がけたプロジェクトが本当に信じられない程の昔のような気がしました。外資のホテルスパの上陸が続く一方で、お台場のホテル日航東京のSPA然TOKYOをプロデュースさせて頂き日本のスパを海外にサプライ出来たらと常に思う事です。昨年からの世界的不況の中にあっても順調に運営が出来ている事も喜ばしい事です。今後も海外に目をむけ、グローバルな展開をしながらも、日本型のビジネスモデルを構築して行きたいと思います。

癒されるペットにもアロマケアー

シナモン

我が家の癒し系男子シナモンです。帰宅すると玄関で必ず私を迎えてくれる息子です。(長男はテレビを見ながら帰ったの?)なんて一言。シナモンは、どんなに、遅く疲れて帰って来ても尻尾を振って、”おかえり”なんて傍をはなれません。やはり、動物は癒されます。何度かお見合いの話があったのですが、シナモンは癒す事は出来るのですが、まったく女子から興味を持たれないのです。以前お見合いをしたトイプーのメロちゃんは、たくましい男子を選んで、シナモンは振られてしまいました。11月で3歳になります。現在体重は、常に5キロ。中々、筋肉質、性格はとても優しいです。草食系だと思いますが。我が家の癒しではあります。そんなシナモンが来てから、犬のアロマテラピーを実践しています。もちろん、デリケートな犬にはオーガニックのヴァルネ博士の精油とアプリコットの一番絞りのオーガニックキャリアオイルです。1パーセントのラベンダーとラビントサラをキャリアオイルで希釈します。どちらの精油も感染予防にもなりますし、リラックスも出来るので、シナモンはシャンプーから帰ると必ず翌日ハイテンションになりますので、このブレンドでのアロママッサージで少し落ち着きを取り戻します。犬にアロママッサージをする時は、犬の皮膚は人間よりもかなりデリケートです。汗腺がなく肉球から汗をかいているので、人間のように強いマッサージではなく毛並みを整えてあげる程度の優しくなでるマッサージが有効です。昨日家の近くのペットマンで、シャンプーをしてきたので、→http://ameblo.jp/petman-trimming/←シナモンのシャンプーの様子が見れます。今朝は、運動の後の全身マッサージをしました。犬もアロママッサージは大好きです。

ヴァカンスがはじまります



"Vacances"
photo:Eriko Kaji


はじめまして、日下部知世子です。今日から私のELLEブログが始まります。タイトルのVacances Beautyは、沢山の意味があります。都会での生活を離れて過ごすヴァカンスの楽しみ方や、特別なヴァカンスへ行かなくても、日常の中で見付けたリラックスで、輝く自分を取り戻すエッセンスをご紹介して行きたいと思います。

この写真は、カメラマンのErikoさんが私のイメージにピッタリな写真を選んでくださいました。エーゲ海に浮かぶカフェテリアです。いつもオフィスのデスクの上で、この写真を見ていると癒されます。いつでもヴァカンスのはじまりは、心も身体もウキウキします。忙しくてヴァカンスに行けない時でも、このブログを通じて楽しんで頂ければ嬉しいです。