La Tortue

吉野シェフのビストロが広尾に出来ました。商店街からすぐのこのお店は、目を引く可愛い建物です。オープンしたばかりのお店に寄ってみました。パリを思わせるような小さなビストロです。きっと、吉野さんの趣味が沢山入っているだろうなあ、と思わせる洒落た物が沢山あります。お食事だって、パリの2ツ星のステラマリスの懐かしいお料理がありました。ステラマリスも銀座も、芝公園のお店もいいけど、ビストロなら通えるから、嬉しいです。お店の名前も可愛いラ・トルチェです。ゆっくり、ゆっくり、お店の名前のように地元の方から愛されるお店にしてほしいです。Restaurant  familiale de Tokyo ****La Tortue 住所 渋谷区広尾5-14-14        電話03(6459)3713 Lunch11:30~15:30(L.O.14:00)   Dinner18:00~23:30(L.O.22:30 HolidayL.O.22:00) *Regularly closed on Wednesday

                    

忘年会

今年も沢山の忘年会がありました。友人や仕事関係の方とのお付き合いの多い12月でした。最後の忘年会は、クリエーターの皆さんとの楽しい会でした。左の写真に写っている私の隣が、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫さん。橋本さんが手がけた「ザ・ペニンシュラ東京」は、日本の文化・美意識のエッセンスを調和させています。ペニンシュラの正面ティーラウンジの左右の椅子は、斉藤上太郎さんの作品。(私の後方)祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍されている。六本木ヒルズのお店を是非覗いてみて下さい。彼がきっと素敵な着物を選んでくださいます。http://ameblo.jp/jo-taro/entrylist.html右の集合写真には、建築家の西森陸雄さん、今村創平さん、グラフィックデザイナーの松下計さん、ファッションデザイナーの皆川明さん、今年2月に新宿のギャラリーで行なった香りのかたち展をご一緒させて頂いたメンバーとの久しぶりの嬉しい再会でした。


レストラン タテル ヨシノ

今日は久しぶりに、芝のタテル ヨシノにランチを食べに行った。月日が経つのは早いものです。吉野さんご夫妻に始めてお目にかかったのは、89年に小田原でステラ・マリスを開店した時、久しぶりの再会はパリにお店をオープンした年。吉野さんがオーナーシェフを務める「ステラ・マリス」は、私のパリ出張の時には必ず行くお店。強豪レストランが軒を並べるパリ8区に1997年開店したばかりの時から、今は亡きマダムの美智子さんにはお世話になった。美智子さんの夢は星を取らせる事でした。パリのステラマリスは、とても素晴らしいお店なのに、毎年星が取れませんでした。でも、“星に最も近い店”と評されてきました。さらに、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションからも「ステラマリスの料理は“星”に値する」と何年も前から太鼓判を押されていました。でも星は取れませんでした。パリで、吉野シェフはミシュランのオフィスに星が取れないから意見しに行った事は有名です。2003年3月、東京・港区の芝パークホテルに「キュイジーヌ フランセーズ タテル ヨシノ」を、続いて9月、汐留のパークホテル東京に「ガストロノミー フランセーズ タテル ヨシノ」をオープン。“大地の料理”というコンセプトを創造し、パリで1ツ星を取りました。そして今年はミシュランの2ツ星を獲得。

パブロ・シーグレル

アルゼンチン大使館の名プロデューサーである、文化担当の志和さんから、素晴らしいコンサートのお誘いを受けました。あのグラミー賞アーティスト、パブロシーグレルのプライベートコンサートだと聞いて、楽しみにメゾン・ポール・ポギュースズへ。一夜限りのこのコンサートに実はサプライズがありました。なんと、バンドネオンのワルテル・カストロがジョイント。何だか夢を見ているような感動のコンサートでした。久しぶりにマエストロ二人のコンサートに、心躍る記念すべき一夜でした。パブロ・シーグレルは、素晴らしい。やはり、なんと言ってもピアソラの曲も心にしみる。最近タンゴを聞く機会に恵まれて、少しづつですが良さが分かってきたので、とてもコンサートを楽しめる余裕が出てきたのでしょうか。そして今夜は、私にとって特別に思い出深い夜でした。

メディカルアロマテラピー

アロマテラピー発祥の地フランスでは植物から抽出したこの療法を使ってさまざまな治寮が行なわれてきました。この療法が家庭の医学として浸透しているフランスでは、単に香りを楽しんでリラックスするだけではなく、精油を日常生活の中へ取り入れ、身体の不調を緩和するテクニックとして利用されています。今年もフランス式メディカルアロマテラピーの基礎を学んで頂く講座を開きます。ヴァルネ博士は、多くの健康上の問題は自然の治療薬によって解決することができると主張していました。何百年も前から経験的に知られている植物の様々な治療効果は、科学的にも根拠があると言うことを示したのです。植物療法を刷新し、すべての精油をテストし分類し体系化し、ヴァルネ博士は三十年以上にわたって植物療法・アロマテラピーで治療を行なってきました。臨床検査はこの医学の有効性を裏づけました。今回開く講座では、今まで公開されていなかったヴァルネ博士のメディカル処方などを日常生活へと取り入れた実践講座を行います。〔11月6日スタートです。問い合わせはメールにて→interbrain@oregano.ocn.ne.jp)


癒される花とアロマ

川崎景介さんのマミフラワー表参道のお教室を訪ねました。11月にこの表参道のお教室をお借りして、男性の為のアロマテラピー教室を開催致します。女性の教室に入りずらい男性のためだけに、勉強をする機会を与えてほしいと以前からアートアドミニストレーターの生駒さんから頼まれて、一度夏にイベントをさせて頂き、今回は第二回目です。川崎さんとは、以前、私のイベントに来て頂いたご縁で対談をさせて頂いた事があります。川崎さんの日常の花に対する思いは、アロマテラピーに通じるところも多々あり、すっかり仲良しになりました。とても素敵な方です。本を頂き、マミの世界に私も感銘を受けました。私の生活にも植物がかかせません。日々の生活を花とアロマテラピーで彩るのは素敵な癒しです。