ワインセレクション

こんなワインを見つけました。気のおけない仲間でワイワイ楽しく飲むテーブルワインです。築地和光においてあるワインです。グレープ・ガンポの勝俣氏のセレクションです。1本はラベルが可愛くて思わず頼んでしまいました。もう1本はオーガニック認証のABマークワイン。ヨーロッパでは、認証ルールにしたがって多くの生産者がオーガニックワインを作っています。葡萄づくりでは有機肥料だけで土をつくり、化学肥料や農薬を一切つかいません。その土地の自然の力を最大限に引き出した美味しい葡萄だけを使います。醸造では香料や着色料、合成酵素などの添加はもちろん禁止。保存料は昔ながらの硫黄を燃やしたガスだけが少量認められています。こうしてワインは葡萄そのものの力を大切にしています。だから、ヨーロッパのオーガニックワインはデイリーユーズながらピュアで 心地よい飲み口で翌日に残らない、体にやさしいワインです。

夏のヴァカンスにボタニカルカクテル

タンカレーナンバーテン
今日はホテル日航東京のキャプテンズバーにて、キリンディアジオ社の シニアブランドアンバサダー「西海枝 毅」氏によるハーブカクテルのトレンドを愉しみながら 実践して頂ける体験型のカクテル講座とジハーブやアロマのコラボレーションイベントがありました。2000年に誕生した、プレミアム・ジン「NO.10(TEN)」。この名前は、1941年のドイツ空軍(ルフトバッフェ)による爆撃で、唯一破壊を免れた蒸留器が「第10番」であったことに由来するそうです。通常のジンは、品質を安定させるために複数の蒸留器を用います。このNO.10(TEN)は、今でも小型の「第10番」蒸留器のみを用いて蒸留されています。お酒に調合されているボタニカルには乾燥品ではなく生のジュニパー・ベリーやカモミール、スパイシーなコリアンダーを使用しています。 他にもホワイト種のグレープフルーツやオレンジ、ライムなどのも用いられており、重厚な風味が素晴らしいお酒です。夏の海辺のヴァカンスで、飲みたいお酒です。今夜は自宅でタンカレーカクテルを作ってみよう。

築地 和光

今日は親しい友人達との食事会。幹事は私。築地和光に予約。看板も出てない、迷店、初めて連れていく友人がビックリ顔をした。しかし、ここは、一応会員制・築地の貝焼きライブハウス。オーナーは元アイドルだった友人の徳ちゃん。味を加えないのが基本。ひたすら、貝を焼いて食べる。今日はある名店の料理人とのコラボ。鯛やウニの茶碗蒸し、最後に鯛茶。こんなに、ての込んだお料理が出されるとは、素晴らしい。残念。写真を撮る前につい、食べてしまった。ワインは安くて美味しいセレクション。貝に合うワインもそろっています。ジャズのフレーズにあわせて、ピアノを弾きながらのパフォーマンスが楽しい。このお店は基本、普通の飲食店ではありません。電話もなく予約はメールのみ。

築地で貝三昧・和光

天然のハマグリ
伊藤深水 黒の着物がお母さま
立春も過ぎ、やっとお花見だとスタッフと計画を立てたら、なんと春の嵐。そこで、今夜は築地の友人「徳ちゃん」の貝焼き屋台、会員制「和光」へ。ELLEブログの読者の皆さんならば、きっとこの店の良さを分かって下さるに違いない!と、今夜は貝三昧の築地からのレポートです。築地本願寺の裏手に徳ちゃんのお店、「和光」があります。徳ちゃんのお母さまは、築地の名料亭の女将にして、著名な日本画家伊藤深水のモデルでした。(写真の芸者さんは徳ちゃんのお母様、等身大は前歌舞伎座の2階に飾られていました)さて、今日のメインは、勝山産の7キロもある鯛のお刺身と、千葉の天然ハマグリ。天然ハマグリは、貝の模様がはっきりしています。今が旬のハマグリをこんなに沢山食べられるなんて、何て幸せ。天然のサプリメントと言われる程のヘルシー食材です。そんなハマグリの成分は、タウリン、たんぱく質、ビタミンB2、鉄、グリコーゲン、が多く含まれています。高血圧予防、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、又、タウリンは肝機能を高め、ビタミンB2は皮膚細胞の再生を促し、美肌効果があると言われています。高タンパク、低カロリーで、美容にも健康にもよいハマグリを、今夜は、一人あたり1キロの大盤振る舞い。
和光は、築地ならではの知る人ぞ知る迷店ですが、要予約でなかなか取れないのが難点です。

素敵なコラボ

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今日は夫に誘われ、原宿のレストランIへ。イタリアワインと松嶋啓介のフランス料理の食事会。どちらもミシュランの星付きのレストランのシェフとソムリエのマリアージュ。料理も楽しく、ワインも素晴らしい。最初のワイン、ピエモンテのBaroloはゆっくり熟成したしっかりしたワインで、Amuse boucheのニースの代表的なバルバジュアン(ラビオリ)やピエモンテのお料理ヴィッテロ・トンナートのお肉にピッタリマッチ。香も立ち上がりがすごくて葡萄の香がとても好きです。次にBarbrescoは2007年、少し北の地域なのでエレガントな味。口当たりも強く果実味がしっかり出ていました。クリュ違いをティスティング出来る良い機会でした。鱒のコンフィや鳩のパテにそれぞれ合うワインに感動。久しぶりに日本で松嶋さんとお目にかかり、懐かしい話に花が咲きました。最近のパリのお勧めレストラン情報も。さあ、胃袋を整えて来月のパリへの出張を楽しみに

ココファーム

1年に一回、この時期になるとココファームを尋ねる。東京から3時間ほどで、この栃木県足利市のワイナリーに到着する。山の斜面が葡萄畑になっている。友人のお父様の川田さんが知的障害者の施設こころみ学園を作り、1950年代、机の前での勉強が苦手な少年たちが、鉛筆を鋤(すき)や鍬(くわ)に持ち替えて、山の急斜面を切り開き600本のぶどうの苗木を植えたそうです。凍てついた土を掘り起こし、平均斜度1980年代、この急斜面のぶどう畑の谷間で、たわわに実ったぶどうをつぶしワインづくりが始まりました。秋、一房一房大切につみ取り、一粒一粒を選び、醸し、ワインを瓶に詰め、ラベルを貼り、自然と共に働く日々は、知的障害者と言われている少年たちを、知らず知らずのうちに寡黙な農夫にかえていきました。一年中、空の下。今日もこころみ学園のワイン醸造場、ココ・ファーム・ワイナリーでは、農夫たちがぶどう畑で、醸造場で、一生懸命働いて美味しいワインをつくっています。 http://www.cocowine.com/美味しいワインはインターネットオンラインシェッピングでも購入できます。