コリアンダーを栽培しました

葉は、東アジアで薬味として利用さているパクチー。今年連休に種を蒔いたら、こんなにすぐに食べられるぐらいになりました。独特の風味があるため、人によって好き嫌いが大きく分かれ、その風味を嫌う人には(学名の通り)カメムシのような風味であると言われています。さまざまな地域で料理に用いられていますが、中国では、スープや麺類、お粥の薬味に使われ、タイでは、トムヤンクーのようなスープに入れて、ベトナムでは、生春巻きやフォーに入れて食べます。食用以外では、カニやエエビを食べた後に手を洗うフィンガーボールに入れて臭い消しにします。葉の香り成分はドクダミにもにも含まれるモノテルペン類です。コリアンダーは、「気分を落ち着ける」、「体内の毒素を排泄する」等と言われていますので、この季節デトックス料理に最適です。中華風鳥の煮込み野菜スープに沢山のコリアンダーを入れますと、何とも言えない良いお味になります。レシピ:お鍋に半分のお湯とチキンの骨付き300グラム、豚のばら肉(スープのため)200グラム、乾燥しいたけ4枚ぐらい、干しエビ、貝柱を一掴み入れて、1時間煮込み、全ての材料を取り除き、スープを濾します。そのスープに、白菜の千切りとセロリとにんじんの千切りを入れて、塩、黒胡椒をいれて、塩、好みによってお醤油少々、を入れます。野菜が柔らかくなったら、別のお皿に鳥肉を刻み、コリアンダーを混ぜて、ごま油、ラー油を少々かけておき、このスープの中にコリアンダー入りの鶏肉をたっぷり入れて出来上がり。デトックスと免疫力を上げる夏の疲労回復スープです。

セルリ・ブランシュ

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セロリの茎は頻繁に我が家のメニューに登場します。生のままサラダに入れたり、茹でたり、煮たり、クリームスープにしたり、良く使います。鉢植えでも育ちやすいので、便利な野菜です。セロリは中世のヨーロッパの人は関節炎や関節痛の薬として使ったと言われています。カリウム、ビタミンC、B6、葉酸、等が入っていて利尿作用や強壮作用、消化不良に良く効きます。我が家のレシピ:セロリ茎一本、アンディーブ200g、ハム5枚ぐらい、を千切りにして赤ワインビネガー大さじ5杯オリーブ油大さじ3杯でマリネしておく。リンゴ半分の千切りを先にマリネしてあった野菜にマヨネーズ大さじ5杯と一緒に混ぜる。かたゆでしたジャガイモ二個を薄くスライスしてお皿に敷く。その上に混ぜた千切りの野菜を乗せて冷やして出来上がり。食欲が無いときでも、食べられます。

Tomatesトマトは美味しい

美味しい野菜を送って下さる鈴木さんのトマトは、格別。今日のトマトはしっかりした皮のトマト。久しぶりに、家族が好きなトマトサラダを作ろう。これは、フランスの研究所のマダムが好きな一品。簡単なトマトサラダのレシピをお教えします。 トマトには、ビタミンCと、カリウムが入っているので、食欲がない時などにもおすすめです。中は熟していますから皮を剥ぎ、くり貫いて、種と中身を取り除きます。小さく角切りにして、さらした玉ねぎのみじん切りを用意します。マカデミアオイルに、オリーブオイル、亜麻仁油、各小さじ1にバジルの精油を1滴混ぜます。ブレンドオイルと一緒に、赤ワインビネガー小さじ2~3(好みで)、塩、白胡椒、少々を角切りのトマト、オニオンに混ぜて中身の出来上がり。 それを、くり貫いたトマトの中に戻して、四つ切に切り分けて食べて下さい。(マヨネーズを入れるとつばめグリルのトマトサラダと似ていると言って、息子はマヨネーズを入れるのをお気に入りレシピとしています・・・お試し下さい)

ペパーミント

昨年植えたペパーミントが今年は沢山出来ました。清涼感のあるさわやかな味と香りを持つペパーミント。胃壁を刺激し、腸内のガスを減らしてくれるため、消化を促進してくれ、胃痛腹痛を抑えます。ペパーミントは鎮静作用にすぐれているため、ハーブティーを飲むと心が落ち着け、リフレッシュさせてくれる効果もあります。食べすぎ、油っこいものを食べた後は、花粉症のときにハーブティーを飲むと症状を緩和してくれます。
 

たもぎたけ

5月の山菜取りがはじまる時期から7月まで採取できる初夏のきのこです。まぼろしのきのことも言われているだけに、大変めずらしいきのこです。友人の庭先に黄金色に輝いていたのを分けてもらいました。もともと、きのご類は、舞茸でもおなじみの、抗癌作用があるとか、免疫力を高めるとか、さまざまな効能がありますが、この黄金たもぎたけは、普通のきのこの数倍も免疫力を高める食材だと言われています。コレステロールも下げてくれて、カロリーゼロのきのこは、美容と健康に最適な食物繊維たっぷりな食材です。鍋にいれてもいいし、天ぷらにしても美味しいし、私は豚肉といっしょにさっと炒めて食感を楽しみました。ほんとうに珍しいきのこでした。

タンカンの美容

  タテル吉野の吉野さんが鹿児島県の喜界島のダンカンを送って下さった。このフルーツは中国が原産地で、奄美大島をはじめとする南西諸島で移植された果物です。タンカンには「短桶」(タンカン)の字があてられており、中国で行商人の持ち歩いた桶がこの由来とされています。ほどよい甘さと酸味が調和されていて、甘ったるいだけのミカンより少しすっぱい方が好きだという方にはお薦めの一品です。この甘さは、後をひくおいしさで、一つ食べるともう一つ、とついつい食べ過ぎてしまうほどです。たんかんには、カリウムやナトリウムが沢山入っているので、排泄を促進し、高血圧予防やむくみ解消に役立ちます。ビタミンCも沢山含まれていて、風邪や感染症予防のほか、がん予防や老化防止、抗ストレス作用もあるといわれています。 この季節タンカンで美肌になりましょう。




 

 






イベリスブライダルブーケ

とても気に入って買ったイベリスブライダルブーケです。アブラナ科の耐寒性宿根草。スペインのイベリア半島(あのイベリコ豚で有名な)に自生する植物で可愛らしい白い小花が咲きます。名前も、ブライダルブーケと言うぐらいですから花嫁さんが持つブーケのように純白で白い花が一面に咲くイベリスです。夏の暑さには弱いそうですが、耐寒性非常に強く、軒下などで強い霜を避ければ ー15~20℃まで大丈夫です。冬に可憐に咲くこの花を見ているだけで和みます。毎年増やしていきたいと思います。〈ツィート⇒フォローして下さいChiyokoParisです)



七草

 

今日は七草(ななくさ)。1月7日は、3月3日の「桃の節句」などと並ぶ「五節句」のひとつ、「人の日」の節句。我が家では人日の節句の朝に七草粥を食べます。芹(せり)薺(なずな)御形(ごぎょう)繁縷(はこべら)仏の座(ほとけのざ)菘(すずな)蘿蔔(すずしろ)、この7種の野菜を刻んで入れたお粥は、邪気を払い万病を除くのです。お正月の食べすぎで疲れた胃を休め、昔は、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあったそうです。古来、中国では吉凶を占い、1年間の無病息災を祈る日だったといいます。そのための特別な椀、野草を入れたお吸い物をこしらえる風習がありました。

蜜柑

今日は、湯河原みかん(ゆがわらみかん)を作っている高野さんのみかん畑へ行ってきました。湯河原みかんは神奈川県足柄下郡湯河原町を産地とする柑橘類の総称です。温泉地でもある湯河原は温暖で、柑橘の産地でもあり消費地としても盛んな為、一年中小売できるように一つの畑で数十品種を栽培している農家も多いのです。高野さんのみかんは、除草剤も使わず、自然のまま無農薬のオーガニック蜜柑です。今日はお正月用に高野さんにみかんの山に連れて行って頂き、私は早生みかんのジューシーなもぎたてを沢山頂きました。みかんは、免疫力を高めるビタミンCが沢山含まれています。又、みかんの皮は、漢方薬の陳皮の有効成分の一つです。又袋の部分には、食物繊維とみかんの白いすじには、袋と同じ位、ビタミンPが多く含まれ、コレステロールを減らして、血管の壁を丈夫にし、動脈硬化を予防してくれるそうです。



佐野で苺がりをしました。栃木県の美味しい苺「とちおとめ」です。私は果物の中で一番好きなのが、苺なのです。苺は、ビタミンCが豊富で実はレモンより果物の中ではトップレベルです。写真の大きさのいちごを7~8粒食べれば、1日のビタミンC必要量を十分摂れるそうです。(ちなみに私は、元を取れと言われ、なんと36個も食べてしまいました。)今日明治屋で、同じ大きさの苺が12粒で、なんと900円でした。(ホッ)ビタミンCは、肌・皮膚を若々しく保つ美肌効果はよく知られていますが、コラーゲンの生成を促し、しわを予防する作用や、メラニンの生成を抑えシミを予防する働きがあります。また苺には、下痢や便秘を防ぐなど整腸作用を持つ水溶性の食物繊維ペクチン、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)の排泄を促し高血圧を予防するカリウム、虫歯予防効果があるキシリトール、さらにビタミン・ミネラルなどをバランス良く含んでいますので、おすすめの栄養素です。