シャングリ・ラ バールアルジサ リゾート&スパ  SPA CHI「氣」

シャングリ・ラ バールアルジサ リゾート&スパ オマーンは首都マスカットの空港から車で45分、町から15分程の郊外にあります。
岩山を貫くトンネルの向こうに、砂漠のサンクチュアリ、アル・ワハホテルが広がります。「オアシス」を意味する「アル・ワハ」はアラビア風のオマーン南部に伝わる建築デザインで、いくつものプールがまるで砂漠のオアシスのような空間を作り出だしています。リゾートの中心に位置するアル・バンダールホテルは「街」を意味し、ショップやレストランがあります。3つのホテルの中で最も格調高いのがアル・フスンホテル。「キャッスル」を意味し、その名にふさわしくアラブの王宮を彷彿とさせる上質な空間です。ゆったりとした、広い部屋でラグジュアリーなひとときを過ごせます。
又、CHI「氣」スパは、心の平穏と身体の健康を促す地上の楽園「シャングリ・ラ」にインスピレーションを得た究極の癒し空間です。
「氣」は、中国の伝統的な哲学において心身の健康と活力を司る生命力の源と考えられています。健康を維持するためには、「氣」がスムーズに体内を流れることが重要とされ、その流れが滞ると不調や病気を引き起こすと考えられています。CHI「氣」スパでは、「氣」の流れを促し自然治癒力を高めるボディマッサージ、エクササイズ、ストレッチ、ハイドロセラピー、心を解放するメディテーションなど、さまざまなメニューがあります。
究極のリラックスを体験出来るラスール&ハマムも本格的な施設。至福の時を刻めます。

世界遺産 乳香の地 Land of Frankincense

ホール・ルーリー(スムハラム遺跡)
乳香公園
オマーンの世界遺産のひとつに「乳香の地」があります。古代の乳香交易の様子や中世の要塞の様子を今に伝える、文化的景観です。
古来、高級な乳香が採れる地域として知られるのが、ワーディ・ダウカです。
砂漠の中の約5 km²のワーディ(涸れ谷)に乳香の木が点在しているのですが、天然の物は、政府の管理のもと、フェンスに囲まれています。今回、鍵を開けて中にいれていただきましたが、強風と乾燥に耐えた、荒々しい樹皮が印象的でした。一帯は現在、ワーディ・ダウカ乳香公園として整備され5000本もの乳香の木が植えられています。その昔、ここで採取した乳香をラクダの背に乗せたキャラバンは、北に位置する砂漠の隊商都市シスルや南のサラーラ近郊の海辺のホール・ルーリやアル・バリードをめざしたのです。
素人目にも天然の良港に思える、ホール・ルーリには紀元1~2世紀に乳香貿易によって栄えた都市スムハラム(Sumharam)の遺跡があり、「月の神」の神殿や乳香の貯蔵庫、深井戸などの他、「シバの女王の宮殿」とも言われるれる遺跡があります。イエメンからこの地方までを治めていた女王は、良質の乳香を得るためにしばしばここを訪れて、宮殿に滞在したと伝えられています。
その他、広大なアル・バリード遺跡など、古代から中世まで何世紀にもわたって繁栄した乳香交易の栄華がしのばれます。

乳香・FRANKINSENCEを訪ねて

15年ほど前から研究していた香料の一つ、FRANKINSENCE(乳香)を訪ねて、アラビア半島の南端に位置するオマーンのドファール地方へ行って来ました。
乳香とはアラビア半島原産の香料で、原料はカンラン科の木の樹脂。古代エジプト人やユダヤ人の間で、乳香は「神への貢物」として知られ、聖書に登場する東方の三博士がイエス・キリストの誕生の際に贈った品物(金、没薬、乳香)の一つだったといわれているのは有名な話。
南アラビアを統治したという伝説のシバの女王(BC10世紀頃?)は、ソロモン王への贈物として乳香を持参したと伝えられています。
とくに古代ギリシアやローマ帝国で乳香は、宗教儀式だけではなく、医薬品、軟膏、香料としてたいへん珍重されました。
原料になるかん木が多い地域や、香料の加工施設、古代からの交易拠点など、オマーン南西部ドファール地方の一帯が、2000年、「乳香の道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。昔から、良質な乳香の産地として知られる、このドファール地方は、ローマ帝国への通商路が確立した紀元1~2世紀に乳香交易で最大の栄華を誇った海と陸の通商路として栄えて、古代からイスラム王朝期まで、つねに南アラビア文明の中心地だったそうです。
乳香は、とくに湾岸アラブ諸国を中心に、宗教儀式やもてなしには欠かせない最高級な香煙として実生活の中で用いられたり、高級な香水の原料として使用されたりするなど現在に至るまで大変貴重な物として扱われています。

Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton Hotel

薔薇の花とバスケットはお菓子で出来ています
オマーンの首都マスカット市内から少し離れた海沿いに位置する、Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton Hotel(アル・ブスタン・パレス、リッツ・カールトンホテル)はオマーン国王がアラブサミットのために作ったという、中近東を代表するすばらしいホテルです。エントランスを入ると、高貴な乳香が炊かれた、38メートルの巨大なドーム型吹き抜けロビーが迎えてくれます。あちこちに複雑な手細工の壁や独特の彫刻を施し、現地の伝統と、アラビア文化やアートが調和した建物は、ただただ豪華で美しく「オマーン・スルタン国の宝石」と称えられています。手入れがゆきとどき、花が咲き乱れる広大な庭園の向こうには1キロに及ぶプライベートビーチ。部屋から見えるオマーン湾、ハジャール山の眺めもすばらしく、心から贅沢な気分になれます。
ホテルスタッフのホスピタリティときめ細やかな行き届いたサービスは、さすがリッツカールトン。まるで、家に帰ったような寛ぎと安心感があります。
メッセージカードやシャンパンと共に、部屋に置かれていた薔薇の花のバスケットは、お菓子で出来ていました。宝箱には私の大好きなマンゴスチンが沢山入っていて、感激でした。(持って帰りたかったです。残念)
新鮮な本場中国料理が味わえる「China Mood」はファインダイニングにも選ばれています。その他、終日ビュッフェを楽しめる「Al Khiran Terrace Restaurant」、カジュアルな海辺の「Beach Pavilion Restaurant & Bar」や敷地内のレストラン「Al Bustan」 など、多彩です。
最上階のスペシャルスイートは大きな会議室や執務室まで併設され、サミットに参加する王様や大統領の滞在用。本当に豪華です。

Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton Hotel
PO Box 1998 | Quron Beach, Muscat 114, Oman
TEL: +968 24 799666

オマーンを旅する・マトラ・スーク

マスカットのマトラ地区は、荒々しい岩山と海に挟まれたエキゾチックな町です。岩山の頂上には、土壁で造られた古い砦がそびえ中東のイメージそのもの。迷路のような細い路地からなる大きなスークには、衣類や雑貨、カシミアショールの店、古物商、宝石商、金細工などが軒を連ねています。香水のお店がたくさんあるところがアラビア的でしょうか。こちらでは女性だけでなく、男性も香りが大好きなようです。 アラブ人男性が皆着ている民族衣装ディスターシャの襟元には10cm位の房が付いているのですが、この房には香水をふりかけて楽しむのだそうです。とてもお洒落です。
昼間はミーティング続きで、ぐったりしていたはずなのに、気温45℃の中、やっぱりマトラスークに行かなかったらオマーンに来たとは言えないと、通訳をして頂いた方からアドヴァイスを頂き、つかの間の時間を楽しみました。たまには値段の駆け引きをしながらの買い物も楽しいもの。夕方6時ごろになると少し気温も下がり、マトラスークも歩きやすくなります。

The Chedi Muscat SPA

ChediMuscatのSpaは、トリートメント用のバス付きのスパスイートルームが13部屋もありオマーンで最大級。心と体を満たしてくれるシンプルモダンで心地よい空間です。アロマテラピーやアユールヴェーダ等をカスタマイズした贅沢で多彩なメニューを楽しめ、滞在するゲストを飽きさせません。
又、出張中や旅行中に十分なエクササイズを行う事は難しいものですが、希望があれば、パーソナルトレーナーがストレッチやトレーニングをしてくれます。
Visio Web 、Power Plates、Kinesis Wall、で軽いエクササイズも可能。運動後は、サウナやスチームバスでゆったりと。
世界初の海藻をベースにしたオリジナルコスメ「VOYA」を使ったアイルランドの海藻風呂(SEAWEED BATH)の体験も楽しい。

The Chedi Muscat
North Ghubra 232, Way No. 3215, Street No. 46, Muscat, Sultanate of Oman
シーブ国際空港から10分

The Chedi Muscat

最高のビーチフロントにあるアラビアモダンなホテル、The Chedi Muscat は空港から車でわずか 15 分。ビジネス街と主要観光アトラクションにも近く、観光旅行者のみならず、ビジネスマンにとっても理想的。ビーチに面した21エーカーの敷地で、シンプルな庭園囲まれた清潔なミニマリスト様式の低層の白い建物は、プールの水とあいまって禅の静けさすら感じさせます。客室はシンプルながら贅沢な気分を味わえます。スイートにはプライベー トテラスがあり、ガーデンとプール、アラブ首長国連邦とオマーンの国境を 跨ぐ壮麗なハジャール山脈とアラビア海を見渡す事が出来ます。
なんと言っても、ホテル併設のスパはマスカット最大級。ウェルネスの専門スタッフによるマッサージ、フェイシャルエステ、ボディトリートメント、および様々なスパサービスを受けることができます。
オマーンの海はとても透明度が高いので、オマーン湾でイルカウォッチングをしたり、海に潜って珊瑚礁や沈没船などを観察したりと、手軽にマリンスポーツも楽しめます。

魅惑の地オマーン 

シンドバッドの時代から、アラビア随一の貿易拠点として栄えた国、オマーン。
中東の絶対君主制国家で首都はマスカット。アラビア半島の東端に位置し、アラビア海とオマーン湾に面し、北西にアラブ首長国連邦、西にサウジアラビア、南西にイエメンと隣接しています。石油ルートとして著名なホルムズ海峡の航路もオマーン領海内にあります。
オマーンは1970年まで鎖国していたためか、少し保守的で、伝統的なものを大切にしている国です。首都マスカットの建物も近代的でありながら、アラブ特有のアーチの連続やアラベスクの幾何学模様などをモダンにあしらったデザインの建築が多く、全体に落ち着いている街です。
「エッセンス・オブ・アラビア」(アラビアの真髄)と呼ばれ、アラビアらしいエキゾチックな魅力に触れる旅が出来そうです。

 

Vagenende(Paris)

お店の名物クネル(これで、1人前)
パリの街にはいたるところにレストランがありますが、今日は伝統的なブラッスリーをご紹介します。サンジェルマン大通り沿い、メトロのオデオンから歩いて数分、昔ながらのフレンチを味わえるクラシックなお店がここ、ヴァジュナンド(VAGENENDE)。1904年創業らしく当時からほとんど変わらないというアール・ヌーボー調の内装が重厚で、ノスタルジックな雰囲気。料理はボリュームのある伝統的なブラッセリーです。この季節、ここでの前菜はもちろん牡蠣をオードブルに頼み、メインとデザートのコースで十分。牡蠣を選ばなければ、オードブルとメインにデザートが付いたコースで30ユーロから選べます。
ワインとコーヒーを注文すると約50ユーロといったところでしょうか。デザート一もかなりのボリュウムに圧倒されます。グルマン(大食漢)なパリの料理ですので、お腹をペコペコにして行って下さい。ホスピタリティの行き届いた店で、真のパリの雰囲気を楽しむ為のブラッスリーです。

Restaurant VAGENENDE
住所:142, Bd.Saint-German 75006 Paris France
電話: 0143266818
Metro: Odéon, Saint-Germain-des-Prés (4番線)/Mabillon (10番線)

caviar kaspi(Paris)

マドレーヌ広場でお勧めのお店は、キャビア・カスピア(caviar kaspi)。カスピ海でとれる高級キャビアを販売しています。キャビアはトリュフ、フォアグラと並び世界の三大珍味と称されるだけあって、本当に美味しかった。
ディアギレフのロシア・バレエで、パリ中がロシアブームだった時期、1927年に、ロシア移民アルカディ・フィクソンが創立したキャビア専門店です。
2階にはキャビア・レストラン。私は大のキャビア好き。お値段は、もちろん気になるところですが、Beluga(ベルーガ)が最高。キャビア”を生むチョウザメは、カスピ海周辺に生息する魚です。最大のベルーガ(シロチョウザメ)は体長6メートルに達し、産卵するのに約20年かかり、100年以上生きるともいわれます。長い間吸収した海の滋養分が卵に凝縮されるため、強い味と香りを味わえるのでしょうが、近年は漁獲量が激減していることから、2006年にカスピ海産のキャビアの国際取り引きが、ワシントン条約事務局によって当面禁止され、まさに“海の宝石”です。
Oscietra(オシェトラ)の粒は中サイズで、色は茶色がかったものからゴールドまであります。Sevruga(セヴルーガ)は小粒でダークグレー。 プチプチとした食感と口当たり、そして濃厚な旨味とその後味は、他の食べ物には真似することのできない満足感を得ることができます。

Caviar Kaspia
17 Place Madeleine 75008 Paris
01 42 65 33 32
http://www.caviarkaspia.com/