オマーンを旅する・マトラ・スーク

マスカットのマトラ地区は、荒々しい岩山と海に挟まれたエキゾチックな町です。岩山の頂上には、土壁で造られた古い砦がそびえ中東のイメージそのもの。迷路のような細い路地からなる大きなスークには、衣類や雑貨、カシミアショールの店、古物商、宝石商、金細工などが軒を連ねています。香水のお店がたくさんあるところがアラビア的でしょうか。こちらでは女性だけでなく、男性も香りが大好きなようです。 アラブ人男性が皆着ている民族衣装ディスターシャの襟元には10cm位の房が付いているのですが、この房には香水をふりかけて楽しむのだそうです。とてもお洒落です。
昼間はミーティング続きで、ぐったりしていたはずなのに、気温45℃の中、やっぱりマトラスークに行かなかったらオマーンに来たとは言えないと、通訳をして頂いた方からアドヴァイスを頂き、つかの間の時間を楽しみました。たまには値段の駆け引きをしながらの買い物も楽しいもの。夕方6時ごろになると少し気温も下がり、マトラスークも歩きやすくなります。