日曜のブランチにCinnamon’s Restaurant

wholeサイズのグアバシフォンパンケーキ
harfのアップルシナモン
エッグベネディクト
ロコモコ・ハンバーグ
コールスローサラダ
入口が少し分かりにくいです
シナモンズ・レストランは1985年にハワイ・カイルアで創業のお店です。
我が家ではハワイへ行く度に訪れるレストラン。その「Cinnamon’s Restaurant」の日本1号店が、複数のパンケーキ店で賑わう原宿・表参道のパンケーキ激戦区の中に、8月26日にオープンしました。
さっそく夏休み最後のブランチにと、行列覚悟で行ったのですが、タイミング良くあまり並んでなかったのは、100席近くある広い店内だからでしょうか。
パンケーキをはじめエッグベネディクトやロコモコ、店内で生地から作り上げるシナモンロールなどハワイのメニューを種類豊富に提供してくれます。
同レストランは、ハワイの雑誌「ホノルル・マガジン」が主催する読者投票型のグルメ賞「ハレアイナ賞ベスト朝食賞」で2012年と2013年に金賞を受賞しています。
家族の大好物で、我が家の定番バナナパンケーキを楽しみにしていたのですが、残念ながら日本のメニューにはありません。気を取りなおして、金賞受賞のグァバシフォンパンケーキを注文。
アイスクリームやホイップクリーム等のトッピングもありますが、シンプルに乗せないグァバのソースを味わってみました。それほど酸っぱさがなく食べやすいパンケーキでした。(でもバナナが好き)
wholeとhalfの2サイズのパンケーキがあります。
wholeはパンケーキ4枚、harfは2枚。基本的に4枚を一人で食べるのは無理なので2-4人でのシェア向け。
harfなら一人でも食べられます。
シナモンズのエッグベネディクトはクラブケーキ(蟹のパティ)、マヒマヒ、スモークサーモン、ハムなどを選べます。今回はオーソドックスなオリジナルのハムとターキーで。
あのカイルアの雰囲気と、ハワイの気候のなせる業か、現地で食べたいパンケーキでした。
(Cinnamon’s Restaurant)
•住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1階
 場所がわかりにくい所にあります。事前に調べてから行かれることをお勧めします。
•TEL:03-6418-4295
•営業時間:平日9:00~22:30、土日祝8:00~22:30

奥田透×ESQUISSE 一期一会の食事会

素材を楽しめる"先八寸"
海老と筍真丈 自家製のまぐろ節とトマトのブイヨン
わさびのアイスクリームを添えて お造り
ナッティーな風味の 鰆味噌幽庵焼き 
オレイン牛 三宝柑マリネ・椎茸・筍炭火あぶり焼き
手打ち十割そば 鴨のコンソメと
くずでつないだ柚子のエッセンスとしょうがのラビオリ
成田氏のデセール 小豆のカスレ”米のデクリネゾン”
今日はESQUISSEで素晴らしい夢の競演である食事会。一流の料理人にとって、和洋のジャンルはあまり関係ないのかもしれないと思わせるほど、奥田透氏とLionel BECCAT氏2人の作り出す料理は、垣根を越えてミラクルでした。エスキスで、フォークで食すれば、フレンチ、箸で食べれば、そのまま和食。そう思わせるほど、違和感なく溶け合っていた。
全てのお皿に、メニューが完成するまでの二人のデリケートな心使いを感じる。可能性の広がりを感じさせる、各々のお皿の完成度は、完璧ながら自然体。素材を活かすだけではなく、ツクシやコゴミ、そしてカタクリの花をあしらったりと、ふんだんに季節感を味わえました。今日、この場所でしか食べられない一度限りの「一期一会」の食事会に感動した時間でした。

オイスターバー「先端(SENTAN)」は3月3日までの期間限定店舗

先端(SENTAN)
丸の内のオイスターバーです。先端という名前の牡蠣が世界に発信。「先端」開発のきっかけは、たくさん食べられるという欧米のオイスターバー文化への挑戦があったそうです。そこで提供されるかきは、殻の形状に深みがあり、殻を開けて皿にもるとき、中の海水がこぼれないとう特長があります。しかし、この形状の殻を持つのに適した養殖方法は、商品化率が低い上に、養殖作業の大変さから本格的導入がなかなか行えませんでした。現在は養殖方法の改良により、商品化率を従来の10%から約50%に、育成期間を18ヶ月から3ヶ月まで短縮することに成功したそうです。消費者にとって、どこがやさしいのか。三保社長にお伺いすると、「世界中どこでも2ドルで食べられるように世界共通の値段に設定しました」とのこと。今までの高価で消費者が手を出し難い物ではなく、最高の品質と美味しさを提供しながらも、誰もが食べやすい価格設定にしたそうです。この値段なら何個でも気兼ねなく食べることができます。新丸ビル。(marunouchi)HOUSEの8店舗では各店舗オリジナルのかきメニューもあります。ちなみに、牡蠣のシャンパングラタンを食べたい。

Vagenende(Paris)

お店の名物クネル(これで、1人前)
パリの街にはいたるところにレストランがありますが、今日は伝統的なブラッスリーをご紹介します。サンジェルマン大通り沿い、メトロのオデオンから歩いて数分、昔ながらのフレンチを味わえるクラシックなお店がここ、ヴァジュナンド(VAGENENDE)。1904年創業らしく当時からほとんど変わらないというアール・ヌーボー調の内装が重厚で、ノスタルジックな雰囲気。料理はボリュームのある伝統的なブラッセリーです。この季節、ここでの前菜はもちろん牡蠣をオードブルに頼み、メインとデザートのコースで十分。牡蠣を選ばなければ、オードブルとメインにデザートが付いたコースで30ユーロから選べます。
ワインとコーヒーを注文すると約50ユーロといったところでしょうか。デザート一もかなりのボリュウムに圧倒されます。グルマン(大食漢)なパリの料理ですので、お腹をペコペコにして行って下さい。ホスピタリティの行き届いた店で、真のパリの雰囲気を楽しむ為のブラッスリーです。

Restaurant VAGENENDE
住所:142, Bd.Saint-German 75006 Paris France
電話: 0143266818
Metro: Odéon, Saint-Germain-des-Prés (4番線)/Mabillon (10番線)

caviar kaspi(Paris)

マドレーヌ広場でお勧めのお店は、キャビア・カスピア(caviar kaspi)。カスピ海でとれる高級キャビアを販売しています。キャビアはトリュフ、フォアグラと並び世界の三大珍味と称されるだけあって、本当に美味しかった。
ディアギレフのロシア・バレエで、パリ中がロシアブームだった時期、1927年に、ロシア移民アルカディ・フィクソンが創立したキャビア専門店です。
2階にはキャビア・レストラン。私は大のキャビア好き。お値段は、もちろん気になるところですが、Beluga(ベルーガ)が最高。キャビア”を生むチョウザメは、カスピ海周辺に生息する魚です。最大のベルーガ(シロチョウザメ)は体長6メートルに達し、産卵するのに約20年かかり、100年以上生きるともいわれます。長い間吸収した海の滋養分が卵に凝縮されるため、強い味と香りを味わえるのでしょうが、近年は漁獲量が激減していることから、2006年にカスピ海産のキャビアの国際取り引きが、ワシントン条約事務局によって当面禁止され、まさに“海の宝石”です。
Oscietra(オシェトラ)の粒は中サイズで、色は茶色がかったものからゴールドまであります。Sevruga(セヴルーガ)は小粒でダークグレー。 プチプチとした食感と口当たり、そして濃厚な旨味とその後味は、他の食べ物には真似することのできない満足感を得ることができます。

Caviar Kaspia
17 Place Madeleine 75008 Paris
01 42 65 33 32
http://www.caviarkaspia.com/

Restaurant Hiramatsu (Paris)

パリでのバレンタインディナー。夫が友人達を招待してくれたスペシャルディナーはRestaurant Hiramatsu。
バレンタインのこの時期パリのレストランの席はほぼ満席です。
伊藤シェフにキャンセル待ちを入れておいたのですが、前日にやっと連絡があり、胸をなで下ろしたようです。軽いフレンチが食べたいと言っていた友人達も満足してくれました。話に花が咲いて、気付いたらもう12時。パリの夜は長い。
ここフランスで、プレゼントを贈るのは、男性から女性にです。今年の夫のプレゼントは、素敵な香水と可愛いらしいペンダントでした。
Adresse: 52, rue de Longchamp 75116 Paris France
TEL: 01 56 81 08 80
FAX: 01 56 81 08 81
Au déjeuner, de 12h30 à 13h30 heures
Au dîner, de 19h30 à 21h30 heures
Fermé samedi et dimanche

季節のグルメ越前蟹

お気に入りの冬の旅は、福井。気持ちの良い寒さを感じながら、我が家は毎年、福井へ行っていた。旅の宿はもちろん、料理屋旅館。
明治時代栄えた、北前船の寄港地、三國には、本格的な蟹料理を食べさせてくれる宿が何件かある。その中でも、日本海を見晴らす高台に「望洋楼」があります。今日、偶然、三國で馴染みの、その料理屋の看板が目に留まった。早速、家族を呼び出す。
入口の水槽には、水揚げした港の名前が記されたタグを付けた蟹が、、、甲羅に散らばる黒真珠のような小さい粒は、最高品質の越前蟹の証。脱皮後の時間が長い事を証明する自然の保証。肉質が良いのです。福井で育った蟹が、ここ青山の地で贅沢に食べられるのは、何と嬉しい事か。
蟹は大きければ大きい程美味しい。今日は予約も無で行ったので、水槽に入っている中で一番大きいのをお願いした。1キロの蟹でした。
三國で食べる1.5キロの蟹は、3日前に注文をしなければ食べられないし、蟹の漁がないと送ってもらえません。
今年は、何だか忙しく福井への旅は行けなかった。もちろん、現地に行くのが一番。
でも、偶然見つけたこの店は、望洋楼の東京店。福井まで行かなくても、蟹が食べられる。

望洋楼
東京都港区南青山4-4-41
ふくい南青山291隣
電話03(6427)2918
お盆、年末年始以外無休

伝説・食の祭典

皆様の料理の数々
こんな物もありました
皆で寄せ書きも
仲間から送られたお祝い
ヒロさんと鎧塚さんの炒飯対決
審査員席(服部先生の解説付き)神田川さん、坂井さんも
山田宏巳シェフの還暦祝いがありました。発起人は、ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合務シェフ、リストランテ アルポルトの片岡護シェフ。執行委員にリストランテ・ヒロの山口一樹さん、そして、何より凄いのが、ヒロさんの応援団のような素晴らしいシェフ軍団によるお料理。還暦祝い、と言うよりまるで食の祭典。日本中どころか、世界中の著名な料理人がイタリアンの粋を越えてヒロさんのお祝いのために集まりました。
PONTE VECCHIO・山根シェフ,リストランテ濱崎・濱崎シェフ,IL GHIOTTONE・坂本シェフ,ACOUA PAZZA・日高シェフ,RISTORANTE CANOVIANO・植竹シェフ
三宿のStile・原田シェフ,世界料理オリンピックで有名な鯖江の藤井シェフ,だけではない。海外は、オーストラリアのとみやさん,NYからかの有名な中村さん,40年前から予約の取れない料理店、今は無き幻の料理人、壷中天の石附さん,開花亭吉田さん,日本料理神谷さん、デザート部門では鎧塚さん、などなど50人のシェフの祭典。坂井シェフや成澤シェフなどゲストで参加されていた有名シェフも多数。先日伺った杉本シェフも。まるで、有名シェフがみんな今夜は不在になってしまったのでは、と思われるくらいの感動の一夜。途中のイベントでは、昨日のアイアンシェフ対決を彷彿させるヒロさんと鎧塚さんの料理対決のジョーク。審査員席も用意され、笑いを誘う場面もあり、本当に美味しくて、楽しい夢のような食の祭典でした。
今回、彼の還暦祝いに今まで一緒に仕事をしたり、料理を作った人達100人のレシピ&イラストを集めて本を作るらしい、、、
しかも100冊限定!らしい?・・・世に出ない本だそうだ。これも素敵な企画です。

天才シェフの美味しい料理

山田シェフの最高の料理が食べられるヒロソフィー。現役で厨房に立ち、美味しい料理を見せてくれるヒロさん。(上の写真の料理は数日前に伺った時の一部)
この店は何度行っても最高の感動を味あわせてくれる。天才シェフと呼ばれる所以が分かる。
かつての、自分が招いた事故による挫折を乗り越え、中華の鉄人・陳健一との「キャベツ対決」を制したことで、「鉄人に勝った男」「イタリア料理界の実力者が復帰」とマスコミに騒がれることとなり、1995年に「リストランテ・ヒロ」をオープン。行列が出来る料理店として一躍有名になったリストランテ・ヒロ。冷たいパスタやパンにオリーブオイルをつける事をトレンドにしたシェフ、山田宏巳さん。その後は順調だったはずなのに、又しても大きな過ちを犯して姿を消してしまう。その山田シェフが起死回生をかけて、明日還暦の誕生日の前日に、50代最後の想いをこめて再度、アイアンシェフに挑戦した。
今日は、山田シェフの応援団の一人として、収録に立会いました。本気で戦う60分1本勝負。誰と、どんな食材での対決なのか。是非御覧下さい。
オンエアー2月15日金曜日20:00~勝負はいかに。

贅沢な時間を三谷で

蛤のスープの中に雲丹の浮き身で
鮟鱇の肝を鮪の油で
自家製唐墨
鯛しゃぶ、白子焼きと共に
手渡しのにぎり
海苔の香り豊かなとろの巻物
絶品の穴子
さっぱりと最後のかんぴょう巻きとお稲荷さん
三谷は最近増々、予約が取りにくくなった鮨の名店です。鮨屋というよりは、季節に合う肴の数々を地酒やワインに合わせ楽しませてくれるお料理屋さん、と言われる方も多いお店。シャンパンで喉を潤しているうちに肴類が次々と出てきます。全国の漁師から直接仕入れた海の幸の数々、全てご紹介出来ないのが残念なのですが、(手渡しのお鮨の為、限られた写真しか撮れませんでした)本当に質の高い贅沢な逸品です。 お酒もまた楽しみの一つです。三谷さんが自らお勧めして下さるワイン、シャンパン、日本酒。お酒に弱い私はグラス半分づつでしたが、肴や鮨に合わせてくださいました。「握りの手渡し」もタイミングが絶妙。間合いが素晴らしい。
 残念ながら、今や予約が1年後らしい(笑)。これだけ人気なのは、これらの質の高い食材や、手間をかけたきめ細かい仕事だけではなく、三谷さんのホスピタリティもあるのだと思う。料理への愛情も行きわたっている。
TV等メディア取材一切お断り、というのも、とても理解出来る。9席のお客様へ、全身全霊を傾けての手仕事だからでしょう。

鮨 三谷
新宿区四谷1-22-1
03(5366)0132