シャングリ・ラホテル


シャングリ・ラホテル東京の知人よりご案内を頂いていたので、今日はIenaの近くに住む友人との食事にシャングリ・ラを予約しました。1896年に建設されたナポレオン・ボナパルトの弟の孫であるローラン・ボナパルト王子の邸宅が、パリ屈指のラグジュアリーホテル、シャングリ・ラ ホテル パリとして昨年オープン。パリメロロ9号線に位置するこの駅のすぐそば、パリ16区に位置するこのホテルからは、エッフェル塔やセーヌ川など、パリを象徴する美しい眺望が楽しめます。

著名な建築家リチャード・マーティネー、インテリアデザイナーのピエール・イブ・ロション、景観デザイナーのルイス・ベネシュにより、エレガントな外観、内装、庭園がパリ屈指の広さと歴史的邸宅ならではの独創的な空間になっています。次回の滞在では是非泊まりたいホテルです。スパのオープンも待ち遠しい

Sensing (Guy Martin)

2012021900400000.jpg

昨日打ち合わせの後,少しパレロワイヤルをブラブラしていたら、久しぶりにGuy Martin氏と会った。
同氏は、1782年からの由緒ある歴史的建造物のグラン・ヴェフール(Grand Vefour)三つ星レストランのシェフです。懐かしい会話に花が咲かせていた所、パリ左岸のリュクサンブール公園界隈に出した彼のセカンドのレストランを紹介してくれた。噂には聞いていましたが、行く機会がなかったので、早速予約をしてもらいました。センシング(sensing)は、グラン・ヴェフールの対極にあるようなモダニズムを極めた内装にしたいとシェフ・ギーマルタン氏が構想1年をかけた空間デザイン。雪花石膏で作られたカウンター,クリスタルの透明感漂うバールームには、紫色のガラスケースになっています。ガラスケースの中には、今まで門外不出だったバカラ美術館のカラフ(水差し)が飾られていて、二階には彼の所蔵の19世紀の野菜の絵が飾られています。マルタン氏のエスプリを深く理解するシェフのお料理も素晴らしく、味も見た目も研ぎすまされ、素敵なお料理を味わいました。
Sensing (Guy Martin)
19,rue brea, Paris
01 43 27 08 80
http://www.restaurantsensing.com/cuisine.htm

メトロなら駅はVAVINから歩いてすぐ。

Restaurant Kei Paris

友人がグラフィックをお手伝いしたというパリのまもなくミュシュランの星をとるだろう話題のレストラン、Kei。オテル・プラザ・アテネのレストラン「アラン・デュカス」で7年間働いた小林圭さんが、パリの名店「ジェラール・ベッソン」のあとにレストランをオープンしました。Restaurant Kei はのお料理はよい素材を長年の経験から培ったテクニックで、最高に作り上げられています。香りや素材に日本のテイストをかなり洗練された味に表現。
レストラン・ケイでは、昼,夜ともにメニューはおまかせのコース。
ランチ・メニューは4品のコースと、ムニュデギュスタシオン。(肉料理のチョイス)
ディナー・メニューは2コース。(肉料理のチョイス)
私はジュラール・ベッソンを懐かしんでジビエを。こんなにおいしくジューシーな鹿のお肉を食べさせてくれるKeiさんのお料理に酔いしれた会食でした。

Restaurant Kei – 5 rue Coq Héron 75001 Paris – tel. 01 42 33 14 74

バレンタインディナーはParisで

今夜は出張先のパリでバレンタインディナーへ。ミシュランの星があるロアンヌのミッシェルトロアグロは私の好きなオーベルジュですが、今夜はパリのHotel Lancasterに入っているセカンドラインのトロアグロのRestaurantで素敵なバレンタインディナーを楽しみました。赤と白のバラの花びらを散らしたテーブルで、スタートはロゼのシャンパン。男性と女性のための別々な二種類のメニューが用意された、パリらしい演出です。美味しいお料理と素晴らしいワインに時間が経つのも忘れてしまいました。 私のパリのおすすめRestaurantリストに早速入れたい。
Hotel Lancaster
7, rue de Berri, 75008, Paris Restaurant “La Table du Lancaster”
TEL:01 40 76 40 18 
コンコルド広場より凱旋門に近いシャンゼリゼ通りから始まるベリ通り(Berri)の7番地です。

素敵なコラボ

image_2.jpg

今日は夫に誘われ、原宿のレストランIへ。イタリアワインと松嶋啓介のフランス料理の食事会。どちらもミシュランの星付きのレストランのシェフとソムリエのマリアージュ。料理も楽しく、ワインも素晴らしい。最初のワイン、ピエモンテのBaroloはゆっくり熟成したしっかりしたワインで、Amuse boucheのニースの代表的なバルバジュアン(ラビオリ)やピエモンテのお料理ヴィッテロ・トンナートのお肉にピッタリマッチ。香も立ち上がりがすごくて葡萄の香がとても好きです。次にBarbrescoは2007年、少し北の地域なのでエレガントな味。口当たりも強く果実味がしっかり出ていました。クリュ違いをティスティング出来る良い機会でした。鱒のコンフィや鳩のパテにそれぞれ合うワインに感動。久しぶりに日本で松嶋さんとお目にかかり、懐かしい話に花が咲きました。最近のパリのお勧めレストラン情報も。さあ、胃袋を整えて来月のパリへの出張を楽しみに

ミシュラン三ツ星の夜景

前回の旅行では、曇りの為に楽しみにしていた夜景を見ることが出来ませんでした。今回の旅行では、一同是非世界三大夜景に挙げられる函館山の夜景を見なくてはと、張り切って向かいました。季節を問わず毎日多くの観光客でにぎわっている夜景スポットですが、夏休み最後という時期で、ロープウェイは長蛇の列。しかし、山頂、標高333mから望む夜景は、湾曲に広がる光と、湾のシルエット、そして函館山の反対にある山々が相重なり合って、言葉に出ない程美しい夜景でした。ミュシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を取った夜景です。美味しいもの三昧の旅行でしたが、友人達も時間を忘れてこの夜景を見ながら、一度幸せな時間を過ごしていました。今日この日の夜景は忘れられない思い出です。すっかり、函館が好きになった私です。
 

La Tortue

吉野シェフのビストロが広尾に出来ました。商店街からすぐのこのお店は、目を引く可愛い建物です。オープンしたばかりのお店に寄ってみました。パリを思わせるような小さなビストロです。きっと、吉野さんの趣味が沢山入っているだろうなあ、と思わせる洒落た物が沢山あります。お食事だって、パリの2ツ星のステラマリスの懐かしいお料理がありました。ステラマリスも銀座も、芝公園のお店もいいけど、ビストロなら通えるから、嬉しいです。お店の名前も可愛いラ・トルチェです。ゆっくり、ゆっくり、お店の名前のように地元の方から愛されるお店にしてほしいです。Restaurant  familiale de Tokyo ****La Tortue 住所 渋谷区広尾5-14-14        電話03(6459)3713 Lunch11:30~15:30(L.O.14:00)   Dinner18:00~23:30(L.O.22:30 HolidayL.O.22:00) *Regularly closed on Wednesday

                    

YAM Nouveau magazine

パリで仲の良いホテルムーリスのシェフYannickが刊行した、初の雑誌YAMが発売されました! 一般の雑誌とは違い、プロに向けた内容で、月二回発行されます。数々のレシピや商品の紹介、または今注目されるレストランをクローズアップした記事が掲載されるそうです。キオスクで9、50ユーロ、定期購入もできます。以下のアドレスで1月25日発売の表紙とプレスの記事が御覧いただけます。YAM n’est pas un magazine ordinaire , c’est un bimensuel destin・ aux professionnels dans lequel vous trouverez de nombreuses recettes mais aussi des zooms sur des produits ou encore une ouverture sur les m・tiers qui font notre cuisine d’aujourd’hui.
Ce magazine est vendu en kiosque au tarif de 9,50 Euros mais vous pouvez ・galement vous abonner.
Je vous propose de retrouver YAM sur www.y-a-m.fr <http://www.y-a-m.fr>  et de prendre connaissance de la couverture du premier YAM (sortie le 25 janvier) ainsi que du communiqu・ de presse, en pi・ces jointes.
http://www.dorchestercollection.com/

レストラン タテル ヨシノ

今日は久しぶりに、芝のタテル ヨシノにランチを食べに行った。月日が経つのは早いものです。吉野さんご夫妻に始めてお目にかかったのは、89年に小田原でステラ・マリスを開店した時、久しぶりの再会はパリにお店をオープンした年。吉野さんがオーナーシェフを務める「ステラ・マリス」は、私のパリ出張の時には必ず行くお店。強豪レストランが軒を並べるパリ8区に1997年開店したばかりの時から、今は亡きマダムの美智子さんにはお世話になった。美智子さんの夢は星を取らせる事でした。パリのステラマリスは、とても素晴らしいお店なのに、毎年星が取れませんでした。でも、“星に最も近い店”と評されてきました。さらに、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションからも「ステラマリスの料理は“星”に値する」と何年も前から太鼓判を押されていました。でも星は取れませんでした。パリで、吉野シェフはミシュランのオフィスに星が取れないから意見しに行った事は有名です。2003年3月、東京・港区の芝パークホテルに「キュイジーヌ フランセーズ タテル ヨシノ」を、続いて9月、汐留のパークホテル東京に「ガストロノミー フランセーズ タテル ヨシノ」をオープン。“大地の料理”というコンセプトを創造し、パリで1ツ星を取りました。そして今年はミシュランの2ツ星を獲得。

パブロ・シーグレル

アルゼンチン大使館の名プロデューサーである、文化担当の志和さんから、素晴らしいコンサートのお誘いを受けました。あのグラミー賞アーティスト、パブロシーグレルのプライベートコンサートだと聞いて、楽しみにメゾン・ポール・ポギュースズへ。一夜限りのこのコンサートに実はサプライズがありました。なんと、バンドネオンのワルテル・カストロがジョイント。何だか夢を見ているような感動のコンサートでした。久しぶりにマエストロ二人のコンサートに、心躍る記念すべき一夜でした。パブロ・シーグレルは、素晴らしい。やはり、なんと言ってもピアソラの曲も心にしみる。最近タンゴを聞く機会に恵まれて、少しづつですが良さが分かってきたので、とてもコンサートを楽しめる余裕が出てきたのでしょうか。そして今夜は、私にとって特別に思い出深い夜でした。