香港と言えば、中環の広東料理店、Mott 32。モダンチャイニーズ。味、サービス、そしてインテリアを含めた店の醸し出す雰囲気。全てがいい。香港の高級店に多い、高層ビルからの夜景で魅惑するタイプの店では決してない。しかし香港の金融街のど真中、しかも、スタンダード・チャータード銀行本店地下という意外な場所ながら、レトロな雰囲気を醸しつつモダンで洗練された感じがいい。もちろん安い店ではないけれど、満足感は余りあるものがある。今回はお店の方のお勧めメニューを中心にオーダーしましたが、ロブスターとユンナンハムを使った蒸し餃子の美味しさ、焼売は、中にうずらの卵が入って、口一杯に広がる美味しさ、イベリコ豚の柔らかい首の後ろの肉のみを使った叉焼豚に感動する。深みを感じさせる味です。
そして、他のテーブルに運ばれるコンガリと艶やかに焼けた北京ダックのおいしそうな事! 急な訪問だったため、予約が出来なかったのですが、聞けば、総シェフは馮文業(ファン・マンイプ)氏。この方は、ルネッサンス・ハーバービューの名店ダイナスティー(満福楼)で、叉焼豚や北京ダックなどの焼き物名人として知られた有名シェフなのです。次回は何か何でも是非にと思う。夢に出てもきてもおかしくない位。出張と言えども、素晴らしい名店で過ごす年の瀬でした。口実を設けてまで香港に来たいと思わせるお店です。
ELLE BLOGは1月末をもって終了となりますので、2月1日からの私、日下部知世子の情報発信はこちらです。これからもよろしくお願いいたします。











薬剤師でもある劉淑恵先生の薬膳料理教室へ行って来ました。先生は台北生まれの日本育ち。日本で薬科大学を卒業した後、漢方に精通しているご主人のクリニックで仕事をしながら、趣味の料理を極める為に年に何度も台湾へ、薬膳料理の修業に出られていらっしゃいます。薬膳料理の専門家周延俊先生、中国料理は、傳培梅先生 台湾小吃の林美慧先生等の著名な料理家に師事されています。今日は先生のお宅で友人達を誘って、初級の薬膳料理の基礎を学びました。先生の指導は実践的で、日常生活にすぐに取り入れることができます。食材の性質や効能、季節と体の関係を学べます。中医学理論に基づいた薬膳料理で、食物が持つ薬理作用で心と体を元気にしてくれます。又未病を防ぐ為の知恵がいっぱい入っています。材料は生薬だけでなく、日常的な食材も沢山活用します。今日のお料理は前菜に蓮根の甘酢漬け、薬膳鳥スープ(5種類の生薬で煮込みます)五色(緑・赤・黄・白・黒)の肉包子(これは初めての経験で肉まんが自分で作れるなんて、とても楽しかった)五色の台湾式ビーフン炒め、そして、最後は先生が作って下さった龍眼と白木耳のコラーゲンたっぷりのデザートを楽しみました。人生楽しく、健康で。という考え方をモットーにしている淑恵先生を見習って、人生楽しく、美と健康に、これから、お教室へ行くのが楽しみになりました。







今日は、友人夫妻と家の近くの白金亭でディナー。コースのメインは鱶鰭のスープ。サメのヒレの部分であるフカヒレは、美肌の元になるコラーゲンが豊富に含まれていて、その上低カロリー・低コレステロール・低脂肪。肌や体内の水分量を多く保ってくれますので、食べる美容成分。また滋養強壮や骨の強化、腰痛やリウマチの緩和などにいいのだそうです。フカヒレは昔から、不老長寿の百薬でもあり、美肌のほか新陳代謝を活発にしてくれますので、最近代謝が落ちている私には、嬉しい食材です。世界三大美女のひとりである楊貴妃も、美貌を保つためにフカヒレを好んで食べたと言われています。白金亭は、香港の有名料理人でヌーベルシノワの第一人者 周中氏が手がける中華料理店。



夕方から寒くなり、今夜は久々に芝大門の新亜飯店へ。独特の香りを含んだ蒸篭から立ち昇る湯気の中の熱々の小龍を頬張ると、火傷しそうに熱いスープが弾けて幸せ。猫舌の方は要注意。何処のテーブルも小籠包。この火傷しそうな熱さと、具と醤油のきいたスープの程良い味がじんわりと広がって、生姜の千切りと黒酢に浸して薄い皮が口の中を弾ける。美味しい。結局、お野菜たっぷりのスープと小龍包だけで、お腹一杯。上海の「南翔小籠包」が懐かしくなる。