ラベンダーでリラックス

Lavande fine
 ラベンダーは先日、TVで話題になったように、リラックスの代表的な精油です。そして、「万能精油」とも呼ばれる程に用途が広い上、作用が穏やかなので、安心して使用できます。
南仏の丘陵地帯に育ちますが、7月から8月にかけて、その青紫の畑は、あたりの空気を良い香りで満たしつつ、目を奪うような美しさを見せます。
昔から多くの効能が知られていますが、消化を助け、頭痛を鎮め、風邪を予防します。虫よけにもなり、殺菌効果までもあります。
ラベンダーはアロマテラピーにおいて最も頻繁に使われるエッセンシャルオイル(精油)なのです。
心地よい穏やかなフローラルの香りは、緊張やストレス、不安感を和らげ、気分をゆったりと鎮静させてくれます。安眠を助ける香りとしても大変優れており、寝室で香らせる他、就寝前のアロマバスでの使用は特におすすめです。ラベンダーの優しい香りが、心身ともに緊張を解きほぐして、深い眠りに入る準備をさせてくれます。なんとなく寝つきが悪いという方は、一度試してみてください。
また、ラベンダーは、他の多くの精油とのブレンドでよく調和する香りです。ラベンダーの香りが苦手という方は、スィートオレンジ、ベルガモットなど柑橘系のエッセンシャルオイル(精油)とブレンドしてみてください。より爽やかで心地よい香りになります。
通常エッセンシャルオイル(精油)は原液のまま肌につける事は避けるべきですが、例外的にラベンダーとティートゥリーのみ、少量であれば直接肌につけて使うことができます。(但し、事前に必ずパッチテストを行ってください)。少量をこめかみに付けると、偏頭痛緩和とも言われています。