秋の香り

松茸

秋の香りと言えば、松茸。松茸といえば、香りが命です。日本では古来よりその香りの良さから、「万葉集」などの和歌に詠まれています。
『万葉集』巻十:「高松の この峰も狭に 笠立てて満ち盛りたる 秋の香のよさ」というその香は、疲労回復や精神安定にも効果があると言われています。
夏が終わり、走りの松茸を食べると身体の冷えを予防してくれます。気になる美容効果は、『ビタミンB群』 が豊富に含まれていますので、脂質がエネルギーとして燃やす時に大切な役割をします。特にダイエット中は腸内環境を整え、体内の不要物質を排出する働きがアップし、脂肪の代謝を助けコレステロール値が下がると言われています。
夏の紫外線を浴びたお肌の再生能力の低下が気になったら、お肌の細胞の生まれ変わりを促進する『ナイアシン』が松茸から取れるのです。
ナイアシンを摂ることにより、細胞の生まれ変わりを意識的にサポートし、ターンオーバー能力を増強。美味しい松茸で、肌トラブルだけでなく、エイジングケアに。
皮膚だけでなく粘膜も同様なので、髪・爪などの細胞の再生に働き、口角炎や口内炎も予防も粘膜を保護する効果があります。パソコン・スマホでの目の充血や、疲れ目の改善にも効果大。
コラーゲン生成を助ける働きのある『パントテン酸』、新陳代謝を活発にして、タンパク質の生成や合成で、お肌の細胞の成長を促す『葉酸』等も含み秋の香は美容食と言えるでしょう。