MERCI Paris

入口
入口のカフェ
WA×MERCI
今パリで一番話題のセレクトショップMERCI(メルシー)。高級子供服ブランドBonpoint(ボンポワン)のオーナーが、今年の3月にオープンしました。もとはインテリアのショールームとして使われていた倉庫を改装しているので、地下、1階、2階とある3フロアはかなりの広さ。入口両脇には、コンセプトの違うカフェ、入ってすぐのフロアーには、クッション、インテリア小物、香水、ファッション小物、ヴィンテージの洋服が、その奥にはメンズとレディースそれぞれのセレクトコーナー。一つ上の階にはインテリア家具、手芸コーナー、子供服とあらゆるジャンル。地下には日本製のアイテムも数あるキッチン雑貨コーナーと、その奥には中庭に隣接するオーガニックな食事が出来る食堂があります。
オーナー夫妻が、世の中のために自分たちができることはないかと考え、自らセレクトしたブランドに協力を得て実現したそうです。フラワーデザイン界の巨匠Christien Tortu(クリスチャン・トルチュ)やパリの香水ブランドAnnich Goutal(アニック・グタル)など有名店が名を連ね、定価より割安で商品を提供しています。同時に、利益を貧しい国や恵まれない子供たちのための援助金として寄付される仕組みにもなっています。実は、このメルシーでは、宮城県・雄勝半島の船越で採れる黒い石に、パリ・メルシーの小さな金のメダルを組み合わせたアクセサリー「WA×merci A medal of solidarity」が、2012.3.11に発売されました。津波で流され壊れてしまった家々から、屋根に使われていた石(スレート)を集めてきては洗い、乾かし、作りました。雄勝といえば硯(すずり)で有名ですが、硯と同じ石が昔から屋根の瓦のように使われてきたのです。”WA”というネーミングには、”輪”(円形/人とのつながり)、”和”(互いを大切にし、協力し合うこと/日本)の意味が込められています。メルシーで販売されたこの収益は、船越の町の復興活動を行う「船越レディース」に寄付されます。消費すると同時に社会貢献もできる。とても素敵なセレクトショップです。
111, boulevard Beaumarchais 75003 Paris マレとバスティーユの間のボーマルシェ大通り

刺繍のアクセサリー

最近のお気に入り、世界一軽いアクセサリーです。私はブラウスの襟にブローチとして付けています。布製でとても軽いので便利。ブラウスに重いブローチですと襟に付けにくいので、付けている感覚がないこの刺繍のブローチがお気に入りです。ピアスも耳に負担がありません。ポリエステルのフィルムで純銀をサンドイッチし、テープ状にカットしたものを撚って使用しています。1月末のニューヨークのギフトフェアで、音楽モチーフのシリーズが話題になったそうです。この詩集のアクセサリーを作った笠盛は織物の産地 “ 桐生 ” にあるノコギリ屋根の刺繍工場です。 最先端の技術と、 長い歴史で培われた昔ながらの職人の経験とを組み合わせた刺繍です。http://www.kasamori.co.jp/index.html

パリで開催された世界規模の服飾資材展 ModAmont ( モーダモン ) でも以前、V.I.P. Products に選ばれました。

サンタ・マリア・ノヴェッラ 祇園

京町屋を改装した店
サンタ・マリア・ノヴェラは、創業当初の教えを頑なに守り続ける「香りの芸術」と称されるフレグランスや、秘伝のレシピで作られる「癒しの芸術品」のプロダクトの数々。ハーブティーは、豊かな自然を持つフィレンツェの野草やハーブ、その薬効や香りの効能を処方として生まれた自然治癒や予防医学という考え方から生まれました。京都の祇園切り通し(きりとおし)の角に祇園店が昨年オープンしました。早速旅行中に、ホテルで使うバスオイルやバームを購入。20年前から愛用している品や香水の数々がフィレンツェの姉妹都市でもある京都で立ち寄れる嬉しさ。
京都市東山区祇園末吉町切り通し角 075-533-7716