グルヌイユ grenouille

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フランス人がカタツムリだけでなく、カエルを食べる事はよく知られています。グルヌイユgrenouilleと呼び、フランス料理では一般に緑色のヨーロッパトノサマガエルが使われます。カエルを丸ごといただくのではなく、皮をむいた骨付きもも肉だけを使用します。
鮮度のよいことが必要です。身は淡白で、低脂肪、低カロリー、低コレストロールで、アミノ酸、カルシウム、燐、鉄分が豊富な栄養の高い食材。 何と言っても、鶏肉のような味で美味です。ブルゴーニュ地方の代表的な食材とも言えます。
初めて頂いたグルヌイユ料理は「蛙のもも肉のニンニクのピュレとパセリソース添え」。これは、フランスのオーヴェルジュでもあるラ・コート・ドールのシェフ、Bernard Loiseauさんのお料理。今でも懐かしく、あの味を忘れられない。

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