歌舞伎座初日

歌舞伎座

今日は歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎 十一世市川團十郎五十年祭」が初日の幕を開けました。勿論、歌舞伎好きな私は、昼の部、夜の部と楽しみました。「芝居国のお正月」といわれる「顔見世」興行となる今月は、歌舞伎座正面に櫓が揚げられています。
さらに、今月は、十一世市川團十郎の五十年祭。十一世は、七世松本幸四郎の長男として生まれ、昭和37(1962)年に團十郎を襲名するまで、花のある風姿で“海老さま”と呼ばれて多くの人々を魅了した、戦後歌舞伎を代表する名優だったそうです。
昼の部で『実盛物語』『若き日の信長』『御所五郎蔵』、夜の部で『江戸花成田面影』『仙石屋敷』『勧進帳』『河内山』と、十一世にゆかりの演目が上演されました。夜の部の一幕目『江戸花成田面影』では、海老蔵に手を引かれて舞台に現れた長男、堀越勸玄ちゃんが 2歳8カ月で初お目見得。「堀越勸玄でござります」とご挨拶もはっきりとして、とても癒されました。今月の歌舞伎座夜の部、お薦めです。
十一世市川團十郎五十年祭
2015年11月1日(日)~25日(水)