ゴッホ展

国立新美術館のゴッホ展に行きました。私の知るゴッホにどうやって彼がなったのか、没後120年の歳月が経ちどうやって、ゴッホが努力し、模索し、全ての軌跡が知る事が出来る展覧会だと思います。私がとても印象に残っているのは、1889年に描かれたサン・レミの療養院の庭です。以前この地を訪れた時に見た風景を覚えているのですが、この絵は現実の風景よりもリアルな描き方のような気がしています。又、ゴーギャンとの黄色い家での共同生活が、破たんした後に描いてその家から立ち去った花瓶に挿された花の絵は印象的でした。きれいなタッチの花瓶と花が描かれています。しかし、ゴーギャンが立ち去った後のもの悲しいゴッホの心境が表現されているような気がしました。展覧会へ行く事は、大切な私の癒される時間。世界の美術館へ行けなくとも、コレクションをこの場で見れる事は幸せな時間です。ヴァカンスを兼ねて、アムステルダムのゴッホ美術館へ行きたい。
ゴッホ展http://www.gogh-ten.jp/index.html
「国立新美術館」http://www.nact.jp/