テキスタイル展始まりました。

完成した布です。

外苑前のTEPIAホールにて、今日から、織物産地、桐生のテキスタイル展が始まりました。着物から洋服地まで、幅広く、クリエイティブな布が展示されています。私のデザインの布もディスプレイされていますが、思いのほか好評で、うれしい一日でした。

2012 桐生テキスタイルプロモーションショー

最初のイメージラフデザイン
夏のヴァカンスをイメージして
[/caption織物の町、]群馬県桐生市のメーカーによる新商品展示会が3月7日、8日に神宮外苑のTEPIA3階エクジビションホール(港区北青山2丁目8番44号)にて始まります。テキスタイル・きもの・刺繍などの新しいデザインが発表されます。私も昨年からテキスタイルの勉強を始めたので、オリジナルデザインを発表することになりました。今年のテキスタイル展では、テーマがHUMANITY。そのテーマにそって各企業ではHEART(ハート)のデザインを発表します。私も5点ほどデザインをしました。ラフなデザインから、テキスタイルデザイン専門のコンピューターで手直しをして、実際に糸や色を選んで織りました。初めての作品ですが、テーマは自分なりに、LOVE HEARTとして完成させました。この布をどのようにクリエイトするか楽しみですが、素敵に出来上がったらELLEの読者プレゼントに出します。是非、ご興味のある方は遊びにいらしてください。

芭蕉

桐生の『芭蕉』という洋食屋です。このお店は昔、ビルマ大使館で料理を作っていたと言われる小池魚心さんが1937年に開店した洋食屋です。これまで多くの文化人や若き日のイッセイミヤケ、山本寛斎などのファッションリーダーも好んで来たと言われています。店内に入ると、ひと目で棟方志功とわかる壁一面の巨大な壁画が目を奪います。創業者の小池魚心さんが、縁あって、棟方志功に壁画を依頼しました。ところが、出来上がった壁画は魚心さんの美意識にあわず、壁の中にぬりこめられてしまい以来、この壁画、確かめる事すらできない伝説となってしまったそうです。当時、この壁画を観たのは魚心、志功、そして、塗り込めた左官屋さんの3人のみであり、その存在すら疑わしい、幻の棟方壁画伝説となっていたのです。ところが近年、写真により実在が確認されたことなどから、漆喰の下から再び日の目を見ることとなりました。

クリスティーズ

マンダリンオリエンタルホテルで、オークションのクリスティーズ主催のテイラーの遺した、数々の宝石、彼女のコレクションのプレビューが行われました。
ブルガリやカルティエ、ティファニーなどのジュエリーが含まれ1億5,000万ドルにのぼる価値があると推定されているそうです。
その大部分が彼女を敬愛した男性達からの贈り物でああると言う。(かなりうらやましい)
伝説とともに、銀幕に輝きを残した宝石だけでなく、彼女の素顔が垣間見られるような、かわいらしいものまで。
ため息も止まるほど、そう、驚きと共に息をすいこんだまま、吐き出すのも忘れてしまうほど、すばらしい!ブルガリの大ファンだったエリザベス・テーラーにリチャード・バートンが贈ったダイヤと16個の巨大なエメラルドがあしらわれたネックレスもありました。シャンパン片手に、どれにしようかしらなどと、ケースの中をのぞきこむのは、大富豪にでもなったようでとても楽しい。以外に手が届きそうな物もあるので、気に入ったものあれば、あきらめずにぜひ、オークションへ。海外に行かなくても、テレホンビットなどもあるのでぜひお試しを。世界中を相手にするオークションに参加するのは、それだけで心躍る体験です。ただし、セリ落とした場合はすぐに送金をしなければならないので、あまり我を忘れないように。

ひなまつり

歴史的に「雛祭り」はいつ頃から始まったのでしょうか。江戸時代になり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになったそうです。この遊びである「雛あそび」が節句としての「雛祭り」へと変わったのは天正年間以降のことで、この時代から三月の節句の祓に雛祭りを行うようになったという説があります。もっとも、この時代には飾り物としての古の形式と、一生の災厄をこの人形に身代りさせるという祭礼的意味合いが強くなり、武家子女など身分の高い女性の嫁入り道具の家財のひとつに数えられるようにもなったそうです。私のお雛様は、私が生まれた時に祖母からプレゼントされた物ですが、もうアンティックなお人形になってしまいました。今年は、スタッフと家で作った雛ずしでランチ。白酒、雛あられ、完璧です。12ヶ月オケージョンを楽しむ中で、ひな祭りは華やかでいいなあと。


忘年会

今年も沢山の忘年会がありました。友人や仕事関係の方とのお付き合いの多い12月でした。最後の忘年会は、クリエーターの皆さんとの楽しい会でした。左の写真に写っている私の隣が、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫さん。橋本さんが手がけた「ザ・ペニンシュラ東京」は、日本の文化・美意識のエッセンスを調和させています。ペニンシュラの正面ティーラウンジの左右の椅子は、斉藤上太郎さんの作品。(私の後方)祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍されている。六本木ヒルズのお店を是非覗いてみて下さい。彼がきっと素敵な着物を選んでくださいます。http://ameblo.jp/jo-taro/entrylist.html右の集合写真には、建築家の西森陸雄さん、今村創平さん、グラフィックデザイナーの松下計さん、ファッションデザイナーの皆川明さん、今年2月に新宿のギャラリーで行なった香りのかたち展をご一緒させて頂いたメンバーとの久しぶりの嬉しい再会でした。


イルミネーション

足利へ行ったら、足利フラワーパークのこの光の素晴らしいイルミネーションを見なければ損です。半端ではなく、素晴らしいです。時間が経つのも忘れてすっかり、魅せられてしまいました。130万個の電飾で彩られたイルミネーションはかなりの見ごたえがあります。スノーワールド(上の協会のイルミネーション)は、鐘の音が聞こえると、サンタクロースが見えたり、雪ウサギが出てきたり、サンタクロースのプレゼントが降ってきたり、ストーリーになっていて、とても楽しいのです。お花の公園ですから、藤の花は想像できるのですが、電飾のイルミネーションは想像がつきませんでした。様々な花が光の花に代わり素敵なクリスマスファンタジーでした。恋人達の素敵な時間も過ごせる事を保証します。もちろん、ご家族連れもどうぞ。とても素晴らしいです。

クリスマスイルミネーション

日航ホテル

ホテル日航東京のクリスマスツリーです。このツリーのバックには、レインボーブリッジの景色です。この時期になると、どこのホテルもクリスマスのイルミネーションで綺麗です。私が住んでいる高輪地区は、かなりホテルが密集しているので、町が夜になると綺麗です。突然、台所の窓の外にサンタが見えます。かなり、楽しいイルミネーションです。品川駅の第一京浜からも良く見えます。そんな楽しいイルミネーションを見ながら、夜はホテルの回りを犬と一緒に散歩をしています。このサンタかなり笑えます。下記は元品川パシフィックホテルです。窓に電機を付けて、イルミネーション風になっています。


ゴッホ展

国立新美術館のゴッホ展に行きました。私の知るゴッホにどうやって彼がなったのか、没後120年の歳月が経ちどうやって、ゴッホが努力し、模索し、全ての軌跡が知る事が出来る展覧会だと思います。私がとても印象に残っているのは、1889年に描かれたサン・レミの療養院の庭です。以前この地を訪れた時に見た風景を覚えているのですが、この絵は現実の風景よりもリアルな描き方のような気がしています。又、ゴーギャンとの黄色い家での共同生活が、破たんした後に描いてその家から立ち去った花瓶に挿された花の絵は印象的でした。きれいなタッチの花瓶と花が描かれています。しかし、ゴーギャンが立ち去った後のもの悲しいゴッホの心境が表現されているような気がしました。展覧会へ行く事は、大切な私の癒される時間。世界の美術館へ行けなくとも、コレクションをこの場で見れる事は幸せな時間です。ヴァカンスを兼ねて、アムステルダムのゴッホ美術館へ行きたい。
ゴッホ展http://www.gogh-ten.jp/index.html
「国立新美術館」http://www.nact.jp/