タラソテラピーでのトリートメント

死海の海泥
ブーマリンのトリートメント
海のミネラルで呼吸器の殺菌
タラソテラピーは、海水、海藻など、海の資源を用いて身体の内側から活性化させ機能を高めていきます。以前はリウマチや関節炎、気管支炎などの呼吸器疾患、高血圧、肥満、糖尿病などの治療やリハビリテーションを中心としていましたが、近年ではストレス解消や美容、生活習慣病の予防やスポーツ後のコンディショニングなど幅広い目的で親しまれています。
今回のコースでは、一足早く、乾燥や寒さ対策も含めて、温熱の刺激や運動、ハーブによる代謝アップ、血流も促進して、免疫力を高めるトリートメントをお願いしました。中でも注目なのが、死海の泥を使ったボディーパック「ブーマリン」です。芯から身体を温めて、体温が上がり、血液循環もよくなりました。冷えやむくみや肩こり、筋肉痛、そして睡眠不足の気になる人にも、「海泥パック」がおすすめです。海泥成分の働きでミネラルバランスや疲労を回復し、発汗を促しながら代謝促進を早めるためにデトックス作用をもたらします。同時にストレスで、バランスが悪くなった自律神経を整えるため、不眠、精神的疲労などにも効果的です。実際にフランスのブルターニュのテルムマランでも、筋肉痛や骨折、そして心身のバランスを調整するために海泥パックが盛んに使用されています。首筋から肩、肩甲骨に海泥パックをたっぷりと塗布して、ラップをして15分~20分置いて、シャワーで洗い流します。代謝が促進されるので早く改善されるといわれています。そして、身体が温まったところで、海藻成分の入ったアロマセアンでマッサージ。全身の筋肉が解れていくのが分かります。
最後にクールダウンとリラクゼーションの為に、アロマゾルで、アロマの香りと、海水や海のミネラルをたっぷり含んだエアゾールは、殺菌効果もあり、咽喉の炎症も緩和して、体内の細胞の働きを活性化してくれます。

タルゴ ラグーナ予約センター(10:00~20:00)年中無休 0533-58-2888

バジルエッセンスでグリーンスムージー

今日からフランスとモナコへ。旅立ち前の今朝のグリーンスムージーは、アロマオイルのバジル入り。旅行中、食事が重くなり、消化が悪くなった時など、私のレスキューオイルとして活躍してくれるのが、ヴァルネ博士のバジルです。腸の調子が悪いときにも、かかせない精油です。グリーンスムージーにも1滴入れて私流。バジルは草丈がおおよそ30cmで、茎をまっすぐに伸ばし、ハート形をしたおいしそうな葉は日の光を浴びています。インド産のバジルは南仏の風土に順化して無視できない香草になりました。精油はとても手軽に、香りと効果を与えてくれるのです。これは、フランス式のアロマテラピーです。夏野菜のモロヘイヤとピーマンを加えて、キウイフルーツにレモン。少し飲みにくいスムージーも、バジルでとてもさっぱりと頂けます。明日からの旅で、ホテルでも是非、グリーンスムージーにトライしてみます。(※日本では、精油が食品として認められておりません。全てのオイルが経口出来るわけではありませんので、お気をつけ下さい)

旅のアロマ

アロマリフレッシュを作りました。これは、友人から男性用に、お誕生日プレゼントとして頼まれたオリジナル・ルームスプレーです。
オイルは全て最高のオーガニックで、1本だけの依頼です。かなり贅沢。
ラベルは、手作りです。(1本だけですから)しかし、要望が大変。リラックス(これには、マジョラムとラベンダーで鎮静効果)そしてストレスフリー(サイプレスでストレスホルモン軽減、自律神経バランスを整える)空気浄化(これには、スコッチパインとジュニパーで森林浴みたいに)ホテルの空調による鼻炎を防ぐ(ペパーミントで抗アレルギー作用)さらに、柑橘系の香り(ベルガモットで鎮静効果と気分の高揚に)
旅のお供になるらしい。どのような方が旅にこのスプレーを連れて行くのでしょう。喜んで下さるといい。
どんな旅になるのでしょう。Bon Voyage!

胃もすっきり、グリーンスムージー

昨夜の食べすぎで、胃がもたれていますので、今日は肉や魚の消化吸収を助けてくれるキウイフルーツ入りスムージー。キウイは、たんぱく質を分解してくれる成分も入っていると言われています。又、老廃物の排出、むくみ改善、にも良いそうです。又レモンと並ぶほどビタミンCが多く含まれているキウイフルーツは美肌ケアに最高です。そして、スムージーに甘さをプラスする為に、バナナも入れてみました。食物繊維がたっぷりと含まれているだけではなく、消化液の分泌をよくするなど食欲増進に有効です。ほうれん草に含まれているビタミンAは、体の粘膜を丈夫にするので胃もすっきり。アロマテックグリーンスムージーの今日の精油は、ペパーミントオイル。1滴加える事で、リフレッシュして、健胃作用UP。(※日本では、精油が食品として認められておりません。全てのオイルが経口出来るわけではありませんので、お気をつけ下さい)

アロマテック グリーンスムージー 

1日目のグリーンスムージーは、こんな感じ。青梗菜、ほうれん草、キウイ入り。青梗菜は、淡白な味ですが、カロテン、カルシウム、カリウム、ビタミンCなどが豊富に含まれています。カロテンは、ほうれんそうの半分ぐらいですが、緑黄色野菜の仲間では多いほうとされます。カロテンには抗酸化性があり、抗ガンや老化防止に役立つと言われています。ほうれん草は、硝酸塩が含まれていますので、筋肉に対して強壮作用があるので、ポパイのように筋肉増強、アスリートにもお勧めのスムージーです。消化を助け、腹部膨満感を取り去るオレガノのエッセンシャルオイルで、香りを加えて、私流アロマテックグリーンスムージーにしてみました。
香りのオイル:500mlの亜麻仁油にDr.VALNETのオレガノ精油を10滴加えます。このオイルを数滴振りかけます。とても素晴らしい香辛料となりました。
(※日本では、精油が食品として認められておりません。全てのオイルが経口出来るわけではありませんので、お気をつけ下さい)

旅のアロマ

ヴァカンスにはかかせないオーガニックの精油7種類が入ったアロマリフレッシュ。旅のアロマとして、私の定番です。ルームスプレーとしてだけではなく、ホテルや乗り物、人ごみなど空気の悪い場所などで、一吹きすると空気を浄化します。もちろん、オフィスでリフレッシュしたい時にも欠かせません。花粉症の予防にマスクの外から一吹きするととても鼻の通りが良くなります。
入っている精油は、・ペパーミント・ユーカリラジアタ・ラビントサラ・スコッチパイン・ラベンダー・タイム・ローズマリーです。
夏のギフトのお返しに、男性に喜んで頂ける物を見つけるのが難しく、考えたオリジナルギフトです。このアロマブリーズを差し上げる為に毎年少し香りを変えて作っています。友人の男性は、ルームスプレーとしてではなく、夏のオードトワレで使っているそうです。今年の香りは、少し花粉症や感染予防を意識して作りました。
 

ひまわりの効果

この時期になるとヒマワリは南フランスで、香りを楽しみ、種を天日干しにして、炒って、食べます。 その成分は、細胞の老化を防いだり、貧血や冷え性、味覚の働きを保つのを改善する作用があるとされます。また、感染症や胃潰瘍、動脈硬化の予防にも有用とされます。含有される成分では、リノール酸や葉酸、ビタミンEなどがあります。少しのリノール酸は、コレステロールの低下作用から動脈硬化の予防に有用とされています。葉酸は発育促進の働きがあることから妊娠中や授乳中の女性には、その摂取が推奨されます。また、免疫を強化する働きがあると考えられていることから、風邪をはじめとする感染症の予防になります。更に胃潰瘍や貧血などを防ぎます。種実の中ではヒマワリの種が含む葉酸の量は非常に多いと言われています。ビタミンEは抗酸化物質であり、活性酸素を抑制し、癌の予防に期待されています。また、血行改善の作用があると言われているため、細胞の老化を防いで肌の健康を維持するものと考えられています。

プチアトリエ(子供のためのアロマテラピー)

小さい子供の為の第2回目の子供の為のプチアトリエを開催しました。夏休みで、5歳から11歳までのお子さんが集まりました。
フランスで子供の為の臭覚教育を習った事があるので、今回はその応用で、楽しく実践してみました。
子供達の感性は素晴らしい。好きな香りを探し、丁寧に一つ一つ、香りを選びブレンドして行く技術は、とても大人顔負け。
アロマテラピーについての話もとても興味深く聞いて、メモを真剣にとり、2時間たっぷりとスプレーの実習まで行い、子供の集中力に驚きました。
次回の講座の約束をして、こちらもとても楽しめました。ちなみに下記がそれぞれ選んで作った精油です。メインの精油はシトロネラで虫よけでした。
5歳男の子(お姉ちゃまと参加)シトロネラ、ペパーミント、レモン、オレンジ
9歳女の子 シトロネラ、ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ
10歳女の子 シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ゼラニウム
10歳女の子 シトロネラ、イランイラン、ゼラニウム、ラベンダー
10歳女の子 シトロネラ、ラベンダー、ユーカリ、ペパーミント
11歳女の子 シトロネラ、ラベンダー、イランイラン、ゼラニウム

私のアロマオイル美容

1年中、すこやかな美肌を育むために私が30年以上実践しているのは、アロマオイル美容法です。お肌の細胞は一般的には35歳で衰え始めまるそうです。
多くの女性のスキンケアは、水分を補給する保湿を重要視していますが、お肌は、水分だけではなく油分のバランスが大切です。
精油の入ったオイルは、精油成分が浸透して、お肌によくなじみ、私たちの皮脂組成に似ている成分が多く含まれている為、保湿しながら肌の皮脂バランスを整える作用があります。
肌の角質層の細胞間脂質は油性のものと親和性が高いので、オイルは細胞の隅々まで浸透します。
又オイルを使う事によって、抗酸化物質や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルといった栄養素を含む有効成分がたっぷり含まれます。
最近友人から頂いたプロヴァンスの美容オイル、DERMOPHYTUM(ダーモファイタム)というフランスのスキンケアー商品です。
ヴァカンスの時期は、ストレスこそありませんが、飛行機の中での乾燥や、日焼けによるお肌のトラブル等は、とても早くお肌を老化させます。
この、可愛いハート型カプセルの中には1回分の美容オイルが入っています。保存料も入っていなく、いつもフレッシュなアロマ美容オイルが使えます。
ヴァカンスの時には、日数分のハートのカプセルを持って行けば、かさばらなくて、とても便利。
説明書を読む限りでは、どうやらこの可愛いカプセルの中のオイルには、細胞の再生を促す作用のあるガンマ・ リノレン酸等の必須脂肪酸を豊富に含んでいるようです。 柑橘系のオレンジの香りで心もリラックス出来て、さらに、アンチエイジング効果も期待出来そうです。

香りの薬

フランスでは、ハーブティ(薬草茶)のことを”Tisane” (ティザンヌ)と呼びます。民間療法である”Phytotherapie”(フィトセラピー)のひとつとして古くから親しまれ、レストランやカフェだけではなく、家庭でも良く飲まれます。
フランスには、ハーブを扱う「エルボリストリー」薬草薬局が沢山あります。私も1980年代から勉強し、新橋のホテルの中でこの薬草薬局、エルボリストリーを開いていました。パリジェンヌも「頭が痛い」「肩がこる」「冷えを改善したい」等の症状があると、まずはオフィスや自宅の近くのエルボリーストリーに行きます。そこで、相談にのってもらいながら個々の症状によって、シングルまたはブレンドの薬草(ハーブ)を購入するなど、日常生活の中に取り入れています。今日は、パリのエルボリストリーで見つけた、オーガニックのラベンダーをご紹介します。缶がとてもかわいらしく、お土産に買いました。このラベンダーのお茶ですが、飲用すれば頭痛緩和やリラックス効果が期待できます。ラベンダーの香りは爽やかなので、私は夏の夜の眠れない時に頂きます。ハーブティーとして香りが強すぎて飲みにくい場合は、レモンを加えます。ブルーのお茶が科学変化を起こして、キレイなピンク色になり、レモンの酸味で、飲みやすくなります。ハチミツで甘味を加えてもよいでしょう。イライラ・不安な気持ちを落ち着かせてくれます。シソ科の植物の代表でもあるラベンダー。Lavandula angustifolia ラテン語の「lavare(洗う)」が語源。 ローマ時代に入浴時の香水として使われていたことに由来しているそうです。 地中海沿岸で採取できるラベンダーは、香り豊かで、プロヴァンスを思い出させてくれます。
L’HERBORISTERIE DU PALAIS ROYAL
11 Rue des Petits Champs 75001 Paris